羽田空港・新ルートの「超遠回り」は必要でしょうか?
お世話になります。
1)羽田空港の新ルートのうち、「南風時:C滑走路到着(好天時)」の実際の飛行経路を時々、Flightradar24で見ています。
※「南風時:C滑走路到着(好天時)」は国土交通省作成の飛行経路図においてピンク色のゾーンで記載している経路。
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/new.html
2)その結果、次のことがわかりました。
a)このC滑走路に到着する国内線の飛行機は、基本的に関西、中国、四国、九州、沖縄方面等から来る飛行機である。
b)これら飛行機は、基本的に羽田空港南側の東京湾上または君津付近の上空を通過し、反時計回りに船橋市付近(千葉県)→川口市付近(埼玉県)→小竹向原駅付近(練馬区)→中井駅東側付近(新宿区)→新宿駅西口→渋谷区→港区→品川区→羽田空港を飛行している。
添付の図は、7月上旬のある日の実際の経路を示したFlightradar24の画像の一部。
c)国交省では15時から19時の間、南風で晴天時に飛行すると説明しているが、南風でない時、強風や降雨の時でもしばしばこのルートを飛行している。
3)この新ルートでは、添付図でも分かるように、関西方面等から飛行してきた飛行機は、羽田空港の近くを飛行していながら、わざわざ埼玉県の川口付近まで行き、そこで大きく南西に旋回し、さらに小竹向原駅付近(練馬区)で南側に旋回しまた新宿駅西口付近で南東へ旋回し北参道駅上空付近から羽田空港に向かってほぼ直線的に飛行しています。
この川口市から羽田空港に至るルートは、国交省作成の各エリアの飛行経路図でも記載されています。
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/new.html
4)この経路は、飛行可能な範囲に制限があるとはいえ、極めて遠回りすぎるのでないかと思います。
また、すでに指摘されているように、住宅地を長時間飛行するために騒音や落下物、飛行機事故の危険があります。
さらに燃料費は安いとはいえ、燃料の無駄であり地球環境を悪化させるものです。
5)ついては、次の事について教えて下さい。
a) 関西や九州等から飛行している飛行機が、羽田空港近くを飛行しながら、埼玉県の川口市まで飛行して戻ってくる現在の「超遠回り」は必要なのでしょうか?
b)この「超遠回り」は安全や環境上、どの程度の問題があるのでしょうか?
c)南風時、北側から羽田空港に着陸するにしても、もっと狭い範囲で旋回、飛行して着陸することは、できないのしょうか?
それとも、飛行機の安全や環境面等の点から難しいのでしょうか?
お手数ですが、教えて下さい。
お礼
ありがとうございました。