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ドア交換
よろしくお願いします。 14クラウンの助手席ドアを交換しようと思うんですが、調整が難しいと聞いたのですが、素人が自分でやるには厳しいでしょうか? また、調整とは具体的にどのようなことをするのでしょうか? 道具はそろいます。複数人で作業もできます。 あと、修理工場に頼んだらドア交換は工賃いくらくらいかかりますか? 「そんなのあなたのレベルが分からないからわかりません」的な回答は承知しておりますのでのでご遠慮下さい。 どうぞよろしくお願いします。
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- m_aqimoto
- ベストアンサー率36% (4/11)
私は自動車の板金塗装をしているものですが、ドア交換の難しいところは、やはり調整かと思います。 ・まず、ドアの内張りを外してドアの内部部品を取り外していきます。 (この時、闇雲に取るのではなく、外した部品の順番や、特にハードトップの車ではどこをどのように調整したらガラスの位置が調整できるのか良く観察することをお勧めします。ハードトップ車はガラスの調整がいい加減ですと水漏れやドアのしまりが悪くなる原因となります。) ・次に上下2つのドアヒンジの間にあるストッパーを取り外します。 (ピラー側のピンをハンマーで下から叩くと抜けます。高級車ですと10mmのボルトでとまっている場合もあります。) ・次にドアをあけた状態でドアヒンジ部分のボルトを外します。4本ありますが一番上の1本だけ抜き取らなければドアは落ちません。 (この時、ドアのふちや、隣接しているフェンダーのふちにテープ等を張っておくことをお勧めします。交換作業で一番怖いのはパネル同士のカジリです。あと、決してヒンジとピラーをとめているボルトは緩めてはいけません。ヒンジとドアをとめているボルトを外してください) ・次に新品ドアを内部部品が入っていない状態で取り付けます。 (トヨタのドアは調整がききませんのでとりあえず付けてみます。) ・そーっとドアを閉めてみます。気をつけるのはドアとフェンダーのカジリです。 (カジってしまいそうとか閉まったもののドアとフェンダーの段差ができてしまったという場合はドアをとめているボルトを位置決め式の純正品から位置決め無しのボルトに差し替えることで位置の調整ができるようになります) ・フェンダーとの位置関係が良くなったら今度はリヤドアとの位置関係が正しいか見てみます。リヤドアとフロントドアとの隙間は、よほどの事故車で無い限り変化はしません。閉めた時にフロントドアがリアドアよりも少し高いぐらいがちょうどいいです。こうしておけば内部部品を取り付けた際に部品の重みでドアが下がり、つじつまが合うからです。 (調整方法はドアの高さの差が1センチ程度ならドアを半開きにし、上から体重をかけたり下から持ち上げたりすることで容易に調整できます。強引なやり方と思われるかもしれませんが板金屋では常識です) ・ドア調整が大体終わったら外しておいた内部部品を外した順序とは逆の順番で取り付けていきます。 ・最後にガラスの調整です。ガラスを全閉にしたときにドアをゆっくり閉めてピラーのゴム部分の元位置に当たるようにします。この作業は位置が決まるまでひたすら繰り返します。 ・うまくいったら内張りを取り付け完成です。終わったらガラス部分に水をかけて水漏れが無いかチェックします。もしも水が漏れた場合はガラスのあたりを強くしてやります。
- yui_o
- ベストアンサー率38% (1217/3131)
ドアの取り付けの調整は、1mm単位の感覚での調整がメインになってきます。 そのために、腕のいい整備士でもドアの交換を経験していなければ調整に手間取るということもあります。 調整方法ですが、ドアのヒンジ部分は少し遊びがあるために仮止めした状態でドアの開閉を行い ドアが閉まりやすい場所を検索するのと同時に、外から見てドアの取り付け位置がしっかりとバランスが取れているかということを調整する作業になります。 仮止めして、ドアの開閉を行いドアがしっかり閉まるかということと、ドアを閉めたときのラインが前後とあっているかということを確認します。 調整幅は大体1cm程度あるために何も考えずに取り付けるとドアが閉まらないということがあったり ドアが開閉しにくかったり前後のラインに会わないということがあります。 そのために、ドアを固定する際大体センターで仮止めを行い調整をするというのが一番簡単でしょう。 基本的には、ドアを持つ人とドアの固定を行う人の二人以上の人間が必要になりますがドアを台のようなものの上において固定することで一人で作業を行うこともできます。 (ただ一人でやることは慣れていないと危険が伴うためにできるだけやらないほうがいいです) 工賃自体は、依頼する場所によって変わってきますがDラー系ならば工賃が大体1万5千円程度で納まるはずです。
お礼
わかりやすいご説明ありがとうございました。
お礼
プロの方の詳しい説明がきけてよかったです。 ありがとうございました。