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二値画像の解像度
解像度について知りたい事があったので書き込みいたしました。 二値データの解像度はカラーよりも高い数値が求められますが、これは ジャギーを目立たなくさせるためなのでしょうか? 通常解像度はスクリーン線数の2倍とDTPの本に書いてあったのですが、一般的なモノクロ印刷に用いられる線数×2ではモノクロ印刷の画質は追いつかないのでは・・・と気になりました。
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>モノクロデータで印刷する利点は何なのでしょう? 私の場合だけで言えば、モノクロ(白黒2値)は トレースする迄もない(予算、納期等いろいろ笑)線画やロゴなどに用います。 また、EPS保存の際にオプションを使えば白地部分を透明にできますから 白黒のイラストの背後に色ベタを敷くなどの使い方ができて便利です。 その場合、上にくるイラストは白黒2値ですから 色ベタとの境目にアンチエイリアスがかかったようなボケが出る事がありません。 それをグレースケールでやろうとしても出来ませんし カラー画像にすればデータ量が増えますから扱いが面倒です。 それ以外で白黒2値とグレースケールを使い分ける決定的な理由も 白黒2値を積極的に使う利点も思いつきません。 それと、一部のアプリケーションを除いて 白黒2値画像にカラー情報を持たせる事は出来ませんから その辺りで使い分けが変わるのかもしれません。 >グレースケールはイメージセッタで出力する時に >セッタの線数にあわせて自動で網点化されるモノクロ印刷 白黒2値画像もグレースケール画像も イメージセッタで出力されるときは白黒2値に変わります。 グレースケール画像の出力結果は一見連続階調のように見えますが 極小の白黒2値の網点で表現されているだけです。 なお、イメージセッタには「網点」を出力していると言う概念はありません。 出力結果が網点状になっているだけです。 そう言う意味では昔のコンタクトスクリーンとは違いますから 線数がイメージセッタによって固定される事はありません。 網点の精度さえ問わなければ 同じイメージセッタからどんな線数の網点でも出力できます。
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手描きのイラストや文字などを白黒2値で使う時は600~1200dpiが一般的です。 ご質問に書かれているように、多階調の画像はジャギーを階調で誤魔化す事ができますが 白黒2値はそれができませんから、目立たない程度まで解像度を上げて対応します。 イメージセッタの出力解像度が2400dpiとすれば 白黒2値画像の画像解像度も出力解像度いっぱいの2400dpiが理想的なのですが そこまでの解像度は肉眼で違いが出ませんから1200dpiで充分なようです。 600dpiと1200dpiの使い分けですが、 小さな細かい原稿なら1200dpiで使うのがいいのですが あまり大きな原稿の場合は、細部が気にならない事とデータ量の関係で 600dpiで澄ます事もあります。 ただ、普通の白黒原稿であっても、 2値の600dpiよりグレースケールの350dpiのほうが結果がいい場合もありますから 原稿の内容(程度)によって使い分ければいいと思います。
お礼
お忙しい中大変わかりやすい回答ありがとうございます。 やはりジャギーを目立たなくするためなんですね。 >ただ、普通の白黒原稿であっても、 >2値の600dpiよりグレースケールの350dpiのほうが結果がいい場合もありますから >原稿の内容(程度)によって使い分ければいいと思います。 モノクロデータで印刷する利点は何なのでしょう? クライアントからニ値での納品を求められている等という場合を除けば、グレースケールのほうがきれいに仕上がるのでは?と思ってしまいます。 また、モノクロ印刷はデータをそのまま墨一色で印刷するんですよね。グレースケールはイメージセッタで出力する時にセッタの線数にあわせて自動で網点化されるモノクロ印刷、という理解でよいのでしょうか? この部分について、再度ご覧になっていればアドバイス頂ければ嬉しく思います。 取り急ぎ、ご回答いただいてありがとうございました。