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漢方薬「柴胡桂枝湯」について。
胃腸の調子が悪く病院で処方されたのが「柴胡桂枝湯(お湯に溶かして飲むタイプの漢方薬)」だったのですが、私にはどうにも飲みにくく、色々検索して「漢方薬ははちみつ(水飴)を混ぜると飲みやすくなる」という内容を幾つか見つけました。 しかし、柴胡桂枝湯にハチミツや水飴を混ぜることによって効能が薄れたり副作用のようなものが出たりしないか心配です。 また、ハチミツ、水飴、オブラート以外で飲みやすくなる方法があれば教えてください。
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- albert8
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回答にならないことをお許し下さい。 ハチミツや水飴で副作用が出ることは無いと思いますが、あまり飲みやすくすると効能は弱まる可能性があります。 飲みにくさが漢方薬の真髄といっても良いでしょう。それぞれの生薬の薬効はその毒性を微量使うことで得られます。この微量の毒を絶妙な組み合わせで体に薬となるようにしたものが漢方薬です。 体は毒を感知する(飲みにくいと感じる)と体外へ吐き出そうとして副交感神経の働きを強め、血管を拡張して血流量を増やし毒を希釈したり洗い流そうとします。漢方薬はこの力が大事なのです。 また冷えが万病の元、ということが経験的に分かっていますので胃腸や体を温める生薬も入っています。 なんとも不快な香り、味の薬を温めて飲むことで最大の薬効が引き出せるのです。現代風に言うと自律神経のバランスが良くなり、体が温まり血流が改善、免疫力が高まる、ということでしょう。 せっかくの漢方薬です。鼻をつまんだり工夫しながら、できるだけ本来の飲み方をして下さい。良薬は口に苦し、です。嫌なもの、と感じることが大事です。 工夫された漢方薬といえども薬です。飲みにくさを通り越して、その人の体に毒性が強過ぎると体は次第に変調を来たしたり、その場で反射的に嘔吐で応えたりします。これは分量が体に合わない、組み合わせが体に合わないということになります。 漢方薬を使う使わないは別として、ストレスで胃腸が冷えていますので、冷たいものは控え、湯たんぽを使うなどしておなか回りを温める工夫をされると良いでしょう。出きるだけリラックスして下さい。薬を使わずとも回復は早まります。