3番です。
2、7番の方がかなり苦労しているようなので関係情報を。
ただし、
関東地方平野部で、地面はローム土ないしくろぼく土。2月表面10
cm程度が凍結。
という条件です。この条件が外れると苦労します。
潅木・中高木は、大体秋の収穫木が終了した頃(11-12月)から2月にかけて伐採します。
ただし、根は残しておくこと。根を掘ろうとすると重機がないと苦労しますから。
農地ですから、15年放置農地でも樹齢は10年程度、伸びの強いヌルデ等でもせいぜい直径10-20cm、30cmにはならないと思います。
つまり、伐採用のこぎりで切って行けば、1日10本くらいは終わります。
この年は、このまま放置します。ただし、5月から7月にかけて1-2回ほど、伐採した木から芽が出ることがありますので、この芽を鉈でそぎ落としてください。
そうすると、大部分の木はかれます。翌年、つまり2ねん目の12-2月にかけて、これら伐採した木を集めて(足で踏めば簡単に折れる)、冬の乾燥した空気で乾かし、燃します。
これが終わるのが2月まで。
次に、宿根層などの除草を行います。道具は、耕運機です。ただし、ロータリーの刃をすこし間引いておくこと。回転軸の付近に2枚他の刃とは形状の異なる葉があります。これは必ず外してください。
目安としては、表面1-2cmの草の根や茎をロータリーでかき混ぜることをします。土を耕すのではありません。
大体20-30m耕すとロータリーにつる草が絡まります。いろいろ使いましたが、電気工作用ニッパ・ペンチ・ラジオペンチの3つを用意しておき、ニッパでつる草を横一列に切断し、反対がわにまとめて落とすというのが一番作業が早かったです。
鎌などの刃物は使わないこと。簡単に手を切ります。
前年伐採した木の根はこの時点では放置です。
2月は地面が凍結しているので耕運機で耕せないかもしれません。しかし、耕した直後に凍結させないと草が枯れません。凍結によって乾燥させるという意味があります。
宿根層によっては、12月までに掘り起こして転地をひっくり返して(根を上にして)放置すれば枯れるという回答が以前あったかと思います。
3月に乾いてきたところで根を燃します。
8月まで放置して、好き勝手に雑草を生育させます。
8月の旧盆が明けた時期に、ラウンドアップ(グリホザール系除草剤)を散布します。
これで、ほとんど全部の草は刈れます。前年にまかない理由は、伐採した木の枝が残っている天です。木の枝が邪魔で人が入れませんから。
次の年(3年目)に2-3月に、枯れた雑草などを燃やします。
ロータリーで耕します。3年目の場合には、耕す頻度を増やします。目安としては、草丈が10cmになったらばロータリーをかけます。
9月まで月平均1回、夏は2かいくらいかな。9がつには、冬策ができる程度になります。
この冬策ができるようにするためには、大体堆肥が10アールあたり500kg, ようリン400kg, 石灰300kg, 化学肥料200kgが必要です。
これを耕す合間にまきます。いきよいよく雑草が生えますが、気にせずに肥料を大量に与え、耕しつづけます。
既にあるように、台風の大水がくると、表土10cm流失なんてことにもなりかねません。
3-5年たつと、最初に伐採した木々の根が腐ってきて、耕運機で簡単に掘れてしまいます。
時間をかけて、ゆっくりやれば、開墾(ある種の開墾ですから)も楽です。今は耕運機がありますので。
篠は、表面30cmを耕して根を手で拾えば簡単に枯れます。
春先の雑草は春草ですから6月ごろには枯れます。ですからいくら生えていても気にする必要はありません。
問題は5月末から生え出してくる瀬田家が大きくなる性質の雑草でこれを除くようにしていれば、その後の除草は楽です。
お礼
早速のご返事とかなり詳しい解説ありがとうございました。 雑草のメカニズムもおもしろいですね。 やはり、グランドカバーも視野に入れて考えてみます。