食料自給率の定義
日本の食糧自給率は約40%とのことですが、先日、テレビを見ていて、食料自給率が100%を超える国があることを知りました。
最初は、100%を超えることを不思議に思いましたが、少し考えてその理由に納得しました。食料自給率の計算式は、生産量/消費量ですが、生産量には他国への輸出分を含んでいないと思い込んでいました。生産量には他国への輸出分が含まれているので、輸入より輸出の方が多いと、100%を超える訳ですね。
しかし、ネット上で食料自給率の定義を調べていて、疑問を感じました。Googleで「食料自給率」を検索して、上位にヒットしたページには、食料自給率の定義が以下のように書かれていました。
(1)食料自給率とは、私たちが食べている食料のうち、どのくらいが日本で作られているかという割合のことです。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html
(2)食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)とは、1国内で消費される食料のうち、どの程度が国内産でまかなわれているかを表す指標。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E6%96%99%E8%87%AA%E7%B5%A6%E7%8E%87
(3)「食料自給率」は、私たちが毎日食べているものが、どのくらい日本国内で作られているかを表した数値です。
http://www.chushi.maff.go.jp/jikyu/index.htm
(4)食料の自給率は、その国の食料消費がどの程度、自国の生産でまかなえているかを示しており、我が国の食料需給のあり方を考える上でも大切な指標です。
http://www.e-shokuiku.com/jyukyu/13_1.html
(1)から(4)までを何度も読んでみましたが、どの定義を読んでも、生産量に他国への輸出分を含めて算出するとは解釈できません。これらの定義が正しいとすると、100%を超える数値が存在することがおかしく感じます。
私の感じ方が間違っているのでしょうか。それとも、定義の説明が間違っているのでしょうか。
お礼
ありがと