- ベストアンサー
高カロリー輸液(IVH)について
私の勤めている病院では、高カロリー輸液として ユニカリックL・N、 アミノトリパ1・2号、 ハイカリック液1・2・3号、 ハイカリックRF の4種類を使っているのですが、何故4種類必要なのか よくわかりません。 どなたか教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
通りすがりの者ですが・・・。 輸液に造詣が深い訳でも無くaluさんが病院にお勤めとの事ですのでお答えできる事も無いと思うのですが一般人の自信無しの話として・・・。 先ずハイカリックRFはカリウムを含まずナトリウムやクロールなども腎不全患者や透析患者用に極力少なくした特別な輸液ですからそう言った患者さんのために置いてあるのだと思います。 次にハイカリック1号、2号、3号はナトリウムとクロールが入っていないので自分でナトリウムの量を調節できますしアミノ酸製剤を使う時期で無い術後の割と早い時期などにも電解質入りの糖液ですから使いやすく、またアミノ酸製剤とともに使う場合もアミノレバンやアミユーなど製剤を選べるので肝臓に優しくしたいのか腎臓に優しくしたいのか選べて細やかな管理をするのに便利なのだと思います。 ユニカリックL,Nは言ってしまえばハイカリックNC-L,N(1号、2号にナトリウムとクロールがあらかじめ入っているもの)とアミゼットを最初から一緒にしたもので使いやすいですが細やかに管理はしにくいと思います。 アミノトリパ1号、2号も言ってみればトリパレン1号、2号にアミパレンが一緒に入った様な者なので使いやすいという点ではユニカリックと同じですがトリパレンの売りであるグルコース以外の糖である果糖やキシリトールでカロリーは入っても血糖をあまりあげないという利点も引き継いでいるのでしょうから糖尿病の患者さんなどに使いやすいという面があるのだと思います。またaluさんもおっしゃる通りPHがこの二つの間では違いますから薬剤を混ぜようとした時に相性の良い方を選べるという点も二つ置いてある利点かも知れませんね。 医療従事者の方に回答するのも「釈迦に説法」という感じがして恥ずかしいのですが疑問点の解消の一助になれば幸いです。 それでは。
その他の回答 (2)
- minmay
- ベストアンサー率0% (0/2)
ユニカリックの電解質の成分は、ほとんどハイカリックと同じじゃなかったかしら?名前も似てるし・・・確認してみては? アミノ酸も糖も必要なければ、アミノトリパもユニカリックも必要ないですよね!?
お礼
そうですよね。アミノ酸がないだけですよね。 糖と電解質は当然入っている、と(笑) どうもありがとうございました。
- schalk
- ベストアンサー率27% (40/144)
入っているアミノ酸、電解質の種類や量などが違うため、適応がそれぞれ異なるからです。治療薬マニュアルなどの本で調べるとわかると思います。 ユニカリックL・N、アミノトリパ1・2号は高カロリー輸液用糖・電解質・アミノ酸液の仲間です。耐糖能が下がっている時、ブドウ糖を制限する必要があるときの適応です。成分が少し異なっています。 ハイカリック液1・2・3号、 ハイカリックRFは高カロリー用輸液です。これらはアミノ酸を注射液等を加えて使用したりします。前者と後者の違いですが、後者は、腎不全等による高K血症や高P血症の時に使います。
お礼
なるほど・・・。ハイカリックのRFは、禁忌に腎障害がありませんものね。 ユニカリックとハイカリックの違いは、糖・電解質・アミノ酸が入っているかいないかということですよね。 ユニカリックとアミノトリパの違いは何かあるのでしょうか。 ユニカリックとアミノトリパは、pHが違いますよね? ということは、配合禁忌が異なるとかそう言ったことなのでしょうか。 ユニカリックはプレドニンとの配合不可ですが、アミノトリパはOKですよね。 その他の違いが微妙です。 添付も持っているのですが・・・。 もしわかりましたらご教授ください。
お礼
す、すごいです! 通りすがりの人にこんなに完璧に答えてもらっては病院勤めの名が泣きます・・・。 ありがとうございます。 なるほど、ハイカはやはり腎不全患者に対する処方なのですね。 アミノトリパは糖尿病患者向け、と。なるほど。 考えてみれば、IVHのときにユニカが一番多く上がります。 腎、肝病棟に上がる時だけアミノとハイカが出ます。 助かりました。 どうもありがとうございました。