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プロトピックとセントジョーンズワート
今日の新聞で見たのですが、セントジョーンズワートは 一緒に服用すると効き目が弱くなる薬がいろいろあって、 その中に免疫抑制薬もそうだとありました。 私はアトピーでプロトピックを使っていますが、 プロトピックは免疫抑制薬を塗り薬にしたものなので、 セントジョーンズワートを飲んでプロトピックを塗ると やっぱり効き目は弱くなってしまうのでしょうか？ 教えてください。
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セントジョーンズワートは肝臓にある薬を分解する酵素を増加する働きがあります。そのため、通常よりも薬の分解が速くなり、薬の効果が弱くなると理論上考えられます。 しかし、プロトピックは皮膚に塗った後、血中に移行して効果をあらわすわけではないので、肝臓での薬の分解速度を考慮する必要はありません。セントジョーンズワートによるプロトピックの効果減弱を気にする必要はないと思われます。
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MiJunです。 以下の参考ＵＲＬが参考になりますでしょうか？ 「MEDICINES INTERACTING WITH ST JOHN’S WORT (SJW)」 この中で「Immunosuppressants」に「tacrolimus」があります。 ●http://medicine.iupui.edu/flockhart/ （Cytochrome P450 Drug Interaction Table） この中の表で「3A4,5,7：Immune Modulators」に「tacrolimus」があり、これをクリックすると参考文献も表示されます。 但し、これらの文献には経皮投与のデータではないと思われますが・・・？ (添付文書情報には塗布した場合の薬物動態の情報も少し記載がありますが) QuiteBishaさんがご指摘のように「軟膏」の剤型では塗った局所（皮膚）での作用ですから、肝臓の薬物代謝酵素であるチトクロームP450は関係ないでしょう・・・？ ご参考まで。
以下の参考URLには関連質問がありますが、参考になりますでしょうか? この中でkawakawa教授が＃４で詳細に回答されてます。 「プロトピック」は記載がありませんが、「免疫抑制剤」として「サンディミュン」の記載があります。 「プロトピック」と「サンディミュン」とは作用メカニズムが異なるでしょうから、単純には比較できないでしょうが・・・？ 因みにPubMedで「St John's wort tacrolimus」で１件Ｈｉｔしますが、Abst.が読めないので内容は・・・？ ●http://www01.u-page.so-net.ne.jp/za2/kazu_a/ohshimab.html （メディカルハーブ関連専門書） ご参考まで。
お礼
レスありがとうございます。 MiJunさんと同じ意見ですね。 セントジョーンズワートがプロトピックの邪魔にならないと わかってよかったです（＾＾）
お礼
なるほど、薬の作用を弱めるというのは肝臓の中でのことなのですね。 納得です。 早速のレス、ありがとうございました。