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自転車通勤時のレインウェアの素材について
自転車通勤時に着る、雨を通さず蒸れないレインウェアを探しています。 ゴアテックスは高いので避けながらいろいろ検索していたら、「エントラントDT」と「ドライライトテック」なるものを見つけました。 どちらがいいのでしょうか? また、通勤時間は約50分なのですが、上記素材でも滲みてきませんでしょうか?
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エントラントもドライライトテックも含めて現在防水透湿性素材として販売されているレインウエアは、防水性(耐水性)については問題ないと思います。 使用中に「水が浸みる」と感じることがあるのは、表地の撥水性能が失われた結果、防水透湿性素材の表側にある表地が水を含み"湿度100%"の状態になってしまう結果、「表側から裏側への透湿」が起きてしまうことを「水が浸みた」と勘違いしてしまうことによるものと思われます。 使用に伴い、撥水性能は当然劣化しますが、手入れさえきちんとしていれば問題なく使用できると思います。 具体的には表地が汚れると撥水性能が劣化しますので、洗濯(中性洗剤で洗濯してよくすすぐ)と低温でのアイロンがけ、それに加えて定期的に撥水スプレーの塗布などをしていればOKでしょう。軽度の劣化なら洗濯とアイロンがけだけで見違えるほど撥水性能が回復します。私は自転車ではなく登山に使用しているのですが、撥水スプレーは年に1回かけるかかけないか程度です。洗濯は使用毎にしますし、アイロンがけは洗濯2~3回に1回くらいです。これで最も長いもので7年ほど使っているウエアも、性能に関してはほぼ新品同様の状態をキープできています。 カタログの耐水圧の数値は、どの素材も20,000mmは超えていますから、自転車やオートバイの風圧程度で浸水するような素材はないでしょう。 というわけで防水性に関しては生地そのものはどれを選んでも問題ないと思いますが、やはり弱点は縫い目やファスナー部かと思われます。 最近のウエアはシームの技術が良くなっているので、以前ほど簡単に縫い目から浸水することもないのですが、ストレスがかかる股間部の縫い目からはやはり浸水しやすいかと思います。その点では股間部に補強が入っていて縫い目が露出しないようになっている自転車用のウエアは良いかもしれません。 素材によって性能に差が出てくるのは「透湿性能」の方ですね。 その点ではエントラントとドライライトテックはゴアテックスと比較すると性能はもうひとつのようです。エントラントは持っていませんがあまり評判は芳しくないようですし、ドライライトテックは私も1着持っていますが、ゴアテックスと比較するとはっきり蒸れ感があります。 自転車用ウエアではなく登山用レインウエアになるのですが、ドライライトテックと同じモンベルが販売しているブリーズドライテックはゴアと同等といって良いほど性能が良いようです。 他には私はパタゴニアのH2NOのジャケットを持っていますが、これも非常に透湿性能は良いと感じています。特にパタゴニアは糸ではなく接着で生地を接合したウエアを作っていて、これは確かに耐水性能も抜群です。ただ、バカ高いですが・・・ また、ミズノのベルグテックもカタログ値ほどの透湿性能は感じません。 意外に良いのが、ノースフェイスのハイベントやモンベルのスーパーハイドロブリーズといった廉価なポリウレタンコーティング系の素材を使ったウエアです。ノースフェイスの場合は耐水性能を落としているモデルもあるので油断できませんが、モンベルのものはきっちり耐水圧は確保しているので、安い割には良いかも、と思います。 2レイヤーか3レイヤーか、という問題については、私はそれほど気にしていません。絶対的な耐久性は3レイヤーの方が高いのは間違いないのですが、2レイヤーでも適切な手入れさえしていれば「十分元は取った」と思えるほどには保ってくれますので。 ただ、ジャケットはともかくパンツについては、どうしても耐久性は辛いでしょう。特に自転車の場合、股間部に激しいストレスがかかりますから。 これは3レイヤーでも耐久性にはかなり辛いものがあると思われるので、いっそのこと安い2レイヤーのモデルを買って、ダメになったらどんどん買い換えるという戦略の方が良いような気がします。 ですので、パンツはドライライトテックの自転車用パンツを買い、ジャケットは贅沢してゴアテックスとか登山用のブリーズドライテックのモデルを買うとか、上下で1万円を切るスーパーハイドロブリーズの上下を買ってパンツだけをダメになったら買い換えていくとか、考え方によっていろいろな買い方がある、と思います。
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- mouryou
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ご質問の解答というわけではないのですが、どの様な透湿性があろうとも50分では確実に蒸れます。それであれば100円ショップのポンチョの方が手もガード(結構重要)できて下から風も入り蒸れません。例えそれがビニールであってもです。ズボンは必須なのでそれはゴアテックスの方がよいかもしれませんがビニールのものでも充分でしたよ。
- saltmax
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エントラントDTはGORE-TEXの物を買う前に使いましたが滲みます。 また3レイヤーでなかったので透湿性防水素材が剥がれて 耐久性がありませんでした。 耐水圧は20,000mmです。 GORE-TEXの3レイヤーで耐水圧45,000mmの物を釣りのとき使っていますが 洗濯してフッ素系の撥水剤を吹いてメンテしていないと、 毎日使うとこれでも滲みます。 DRYLIGHTTECHは使ったことありませんが カタログ値で耐水圧20,000mm、透湿度12,000g/ m2です。 生地自体の性能は、「エントラントDT」も「ドライライトテック」も大差ないと思います。 自転車は前面に風圧を受けるので耐水圧もカタログ値は出ないでしょう。 ファスナーやスナップ、生地の折り返しの水返しのディテールなど注意しないと ファスナー部分から水漏れするのではないでしょうか。 オートバイのライダーは前後を逆にして着てますよね。 回り道していろいろ使いましたがケチると結局高い買い物になるような気がします。 特に2レイヤーの裏地の無い物は激しい運動には適さないと思います。
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ご回答有難うございました。 モンベルのGORE-TEXサイクルレインジャケットが欲しいのですが、やはり先立つものが無く、いろいろ考えた結果、ドライライトテックバイシクルレインジャケットを買うことになると思います。(と書きながらまだ悩んでいます。) 自転車専用ということなので、ファスナーからの水漏れが無いことを信じたいと思います。 「結局高い買い物になる」を殺し文句に、もう一度家内を説得してみようと思います。
お礼
ご回答有難うございます! 大変勉強になりました。 色々考えた結果、パンツはモンベルのドライライトテックバイシクルレインパンツを購入したいと思います。 ジャケットの方ですが・・・・同じくモンベルのGORE-TEXサイクルレインジャケットが欲しいのですが、 先立つものが無い(家内のお許しが出ない)ので、ドライライトテックバイシクルレインジャケットを買うことになってしまうと思います。