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ツーバスについて
最近ドラムを始めたんですが、ツーバスがなかなかたたけません・・・ 左足が右と同じになってしまいます。 ひまを見つけては近くのスタジオに足を運んでいますが、家で練習するにはどのような練習方法が最適ですが?また、上達するコツや技などが有れば是非教えてください。よろしく御願いします。
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>家で練習するにはどのような練習方法が最適ですか? 足の練習は本当に重要ですね。足の練習では実際にペダルを使った練習台を用いてトレーニングするのが効果的です。楽器屋店員に相談してみてください。 >上達するコツや技などが有れば是非教えてください。 私が知りたい(笑)。何事も練習しかありません。ただし「悪い方法」で練習するといつまでたっても上達できません。これを避けて正しい練習方法を知るには、教則本や教則ビデオを利用すると良いでしょう。もちろん音楽教室に通うのも良いと思います。 手の練習でも足の練習でも共通して大切なことは以下の3つです。 1.メトロノームを使用する → 正確なテンポや演奏タイミングのマスター 2.実際に楽器を演奏するときに近い状態で練習する → スティックやペダルを通してヘッドを叩くことに慣れる 3.練習を録音する。練習後に聞き返して自己チェックする → 客観的に自分の欠点を見つける >左足が右と同じになってしまいます。 最初は体がそのような運動になれていないので仕方がないです。というよりも、いきなりツーバスの練習をすること自体が間違いです。まずは一つ一つの手足が自分の思い通りのタイミングで動くように基礎練習を積むのが重要です。ツーバスの練習を開始するのはこれらに加えて「体全体のバランスの保ち方」をマスターした後です。 ・・・あなたは各足で、メトロノームに合わせてテンポ100の4分音符を正確なタイミングかつ均一な音量で数分間叩き続けられますか? 初心者でこれが出来た人を私は見たことがありません。ろくに出来ていないのに出来たつもりになっている人は何人も見ていますが(私自身もそうでした...)。基本的なストロークが出来ていないのに連打の練習、ましてやツーバスをマスターしようとしても時間の無駄になるだけです。 手の練習はスティックで古雑誌を叩いたりして家で簡便に出来ますね。手の練習ではスティックを使用することに大きな意味があります。単にスティックの手触りになれるためだけではなく、腕や手首、指の動きをいかにスティックに伝えて効率的にパワーやスピードを出すかをマスターする意味でも大切なことです。要するに実際の演奏時に近い形で練習を行うのが重要なのです。足は手よりも不器用ですから手の練習以上にこの点に注意しなければなりません。ツーバスでは左右の出音をバランスよく演奏することが肝要ですからなおさらです。出来る限りペダルを使って練習しましょう。最近は足用の練習台も市販されていますから、これを利用するのが良いでしょう。 私なりの基礎練習を簡単に紹介します。他の具体的な練習方法は教本や教則ビデオを見てください。楽器屋などで店員に相談すれば適切なマニュアルを紹介してくれると思います。 まずメトロノームの音(4分でも8分でも可)にあわせて、右足だけ、左足だけの練習をします。慣れてきたらこのメニューに両足交互(右スタート&左スタート)、両足同時を加えた5パターンを練習すると良いでしょう。最初は遅いテンポで数分間続けて、体がなれてきたら徐々にテンポを上げていく。ここではメトロノームに合わせたタイミングで音を出せるようにするのが目的ですから、むやみに速すぎるテンポで練習する必要はありません。速いテンポでばかり練習していると思わぬ弊害が生じます。ドラマーの最重要の役割であるテンポキープが出来なくなるほか、一つ一つの音が雑になってしまい、いわゆる「へたくそ」になりますよ。音量についても最初は気にする必要はありません。筋肉が正確なタイムを刻む動きに慣れてきてから徐々に音量を上げていけば、最終的に大きな音でも小さな音でも正確なタイミングで演奏できるようになります。最初からシャカリキになって音量を稼ごうとすると、むしろ悪い動きをマスターすることになり、結果として音量の大小をつけられないとか、ハシるモタるの「へたくそ」になってしまいます... あ、練習は必ず録音しておいて、終了後にプレイバックし、正確に叩けていたかを自分でチェックしてみてください。練習台を叩いたパタパタした音のほうが、粒がそろっているかを確認しやすいです。演奏中はバッチリだったつもりでも、聴き返してみると微妙にずれていたりするものです。きちんとした耳を持つ初心者ならば、自分の練習を聞いたらあまりの下手さに赤面するはずです。前述のテンポ100での4分音符も録音して聞き返してみると、自分が如何にいい加減な演奏をしているかがわかるはずです。タイミングが合っていても音量がバラバラだったらダメです。特に左右の音のバランスはなかなか思い通りにならず、かなりのベテランでも悩みつづけている人は多いですよ。 打つタイミングや音量のズレが少なくなってきたら、次はダイナミクスに変化を持たせる練習も組み入れてください。クレシェンド、デクレシェンドのほか、任意の場所にアクセントを自在に入れられるように練習すると良いでしょう。ここでもプレイバック時に左右の出音の差異が気になるはずです。プレイバックで悪い点を見つけたら、その改善が練習の目標になりますね。 片足ずつの練習や両足同時、両足交互の練習がスムーズに出来るようになったら、左右の足でのパラディドルをやると良いでしょう。パラディドルの練習はオルタネート(交互打ち)のスピードアップにもつながりますし、マスターしておけば将来フレーズの幅が広がりますよ。またツーバスの場合には、(右利きの場合)左足がキックとハットの移動をスムーズに行えるように練習するのも大切ですね。パラディドルがどんなものかは教本などに載っています。 これらを一通りできるようになってから、あるいは出来る目処が立ってから四肢のコンビネーションの練習に入ります。そして8ビートなど基本パターンの練習を通じて演奏時の体全体のバランスの保ち方をマスターします。基本ビートの練習を省略、すなわち体全体のバランスを保てない状態でツーバスの練習をしたところでうまく演奏できるはずがありません。それに下手したら腰を痛めますよ。まずは「ドラム演奏時のイスの座り方」をしっかりと体に覚えさせてください。その上でツーバスの練習に入るべきです。 いつだったかテレビで土台のしっかりしていない家(欠陥住宅)について放送していました。のっかている家の見た目は立派なのですが、土台は構造的に大変もろいものだそうです。あんな家には住みたくないものです。バンドでもドラムと言う土台がしっかりしていないと他のメンバーは演奏しにくくて仕方ありません。たとえツーバスが叩けてもドラマーとしての本質的な仕事が出来ていなければ全く話になりません。 最後に、細かい音符を叩くときにむやみにツーバスやツインペダルに頼るようにはならないで下さい。右足のダブルやトリプルを絡めて使えるようになれば、演奏表現の幅が大きく広がります。初心者のうちに誤った演奏クセを身につけてしまうと、将来それを改善することは大変困難であり、その後の演奏技術向上の大きな障害になります。 ま、とにかく楽しくやるのが一番重要です。別に勉強や仕事じゃないんだし。でも最初のうちは退屈でも基礎練習をしっかりしておけば、後々の楽しみが増えますよ。
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- taracco
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両手両足を別に動かす練習が必要です。 足に集中したいなら、手の感覚を脳みそから切り離しても動かし続けるように・・・ でもドラムを始めたばかりだと、難しいと思いますよ。体全体でリズムが 並以上に表現できないと・・ 左右逆でもツーバスできる主婦より