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国立大医学部(医学科)の、いわゆる選挙の「1票の格差」ならぬ推薦入試の「1枠の格差」!?について
地方の国立大学の医学部医学科で一般推薦の他に、地元の高校から毎年10人程度地域枠推薦(卒後資格取得後、僻地医療が何年か義務として課せられます)を取ります。 5教科7科目センター試験付なので、数学や理科といった科目は必然的に高校の理系クラスや理数科といったクラスに在籍していないと(数学III, 数学A及び数学Bを, 物理II, 化学II及び生物IIのうちから2科目以上が必須)センター受験することは不可能と思えるのですが、今年県内のかなり田舎の(失礼!)小規模高校(公立)から2名合格者が出ました。 詳しく調べてはいませんが、その高校は普通高校でもいわゆる都市部の進学校ではなくおそらく理数科といった理数系専門のクラスも無いと思います。 では、どうして受験科目的に不利な高校から2名も合格者が出たのでしょうか? はっきりいって残り8名の枠に県内上位進学校のしかも優秀な生徒が殺到するといわゆる選挙の「1票の格差」ならぬ推薦入試の「1枠の格差」だとも思えるのですが・・・このあたりどうなんでしょうか?宜しくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
自治医科大学のような制度が、国立大学でも導入されましたね。さしせまった高齢医療は無視できませんので、とても良い制度だと思います。 さて、合格の理由ですが、A.No1様のご名答に付け加えさせて頂くならば、無名公立高校ならではの、高い内心点も合格理由として挙げられるのではないでしょうか。 内心点制度は相対評価に基づきますので、名門高校の中では平均レベルの実力・内心点の生徒でも、地方の無名高校に在籍しているならば、最上位の実力・満点に近い内心点をとれる可能性があります。 医師に求められる能力には、学力以外にもたくさんあると思います。 推薦・AO入試等は、一般入試制度とは目的を異にし、学力以外の能力を評価する目的で始まった制度とも考えられます。 よって、これを格差と表現することは、適切ではないでしょう。
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- t-h1970
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私も地方出身なんですが失礼を承知で申し上げますと、地方での上位だ下位だというのは都市部から見ると目くそ鼻くそです。 ですから質問者さんが思っておられるほどに県内上位と小規模校の差は開いてない(やる気次第で簡単にひっくり返るレベル)のではないかと思います。 特に田舎であればあるほどやる気のある生徒を学校単位でバックアップしますし生徒も期待に応えようと頑張りますから、半端な進学校より良い結果が出るのかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 特に最後の一行は唸ってしまいました。都市部の偏差値・点数至上主義の進学校が忘れている「何か」を再認識させてくれるようです。医は心だという原点を教えられた気がしました。
- zingaro
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センター試験ってそんな高いレベルの試験ではないので、センター試験を5教科7科目受験するのに理数系コースとかでなくては、ということ自体質問者さんの思い込みに過ぎないのではないかと思います。(共通1次の頃なんて全志願者が当たり前のように、5教科7科目課されていましたし) たまたま優秀な人がいたか、余程地元で医者になりたいをアピールしたか、その高校でも学力つけるのにバックアップしたか、そんなところじゃないですか?
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 単に(推薦)合格を狙う方法としてあえて無名校に入り最上位をキープし続けるというのも考えられますね。 ただ、国立なので入学後の勉強は一律大変でしょうが・・・まあ、これはどの高校から入った生徒も同じだとは思います。確かに「格差」という表現はこの場合少々適切ではなかったように思います。