~ばい って元々は博多弁ではないですよね?
よくテレビなどで福岡出身の人に博多弁をしゃべってもらうなどのコーナーがあると、ほとんどの人が「~ばい」を連発していて、いつも違和感を感じでいます。
私は博多駅裏の出身です。(千代、矢倉の辺りです。)
本元の川端出身ではないのですが、博多の祭り等には昔から参加していて、地域のコミュニティーの結束も他の場所に比べてはかなり強いと思いますので、この狭い範囲の人々の言葉遣いというのは昔からそう変化せず結構統一されていると思います。
そういう中で、私自身は語尾に「~ばい」を使ったことがなく、周りの大人が「~ばい」なんて言ってるところも聞いたことがありません。「~たい」は言います。唐津に実家のある友達が「~ばい」を使います。他にも佐賀の友達は「~ばい」をよく使う人が多いです。
私の予想では、多分「~ばい」は佐賀や、久留米とかもっと南の方の熊本の辺りの九州弁ではないかと思うのです。祖母は現在の福岡市早良区(早良郡)の出身で、祖母の使う言葉とこちらの博多弁は違います。「ばってんがくさ」「~ばってん」なども多分早良などの奥地~三瀬~佐賀~南の久留米、北熊本~辺りの言葉なのではと思っています。今では私も「~くさ」くらいは言いますが、それは祖母の影響で、曽祖父や祖父は「~ばってん」「くさ」など使っていませんでした。
博多弁の特徴としては「たちつてと」がうるさいです。「~たい」「~と」「~ちゃん」「~って」など。
だから、「~ばい」「~ばってん」などの落ち着いた言い方は博多語尾とは違うのではないかと思うのです。大きく九州弁と言うならわかります。
私はただの一般人で、方言研究者でもなく、歴史も知らない20代です。
ですので、詳しい方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。