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ヘルニア治療について・坐骨神経痛が治らない原因と治療方法
- ヘルニア治療について調べたところ、坐骨神経痛の原因がヘルニアであることが判明しました。
- 腰痛持ちの方で、MRI検査でヘルニアが確認されました。地方の病院では対処しづらいため、国立病院での診察を予約しました。
- 治療方法にはレーザー治療や内視鏡手術がありますが、費用が高い上に完治しないこともあるようです。個人によって治療方法や完治の有無は異なるようです。
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ヘルニアの手術を2回したものです。 ご存知の情報とダブル部分もあるかもしれませんが。 腰椎椎間板ヘルニアというのは、腰椎と腰椎の部分でクッションの役割をしている椎間板(髄核と線維輪で構成)の部分が何らかの原因でとびだし、背骨の神経を圧迫するものです。正確にいうと、おまんじゅうにたとえると、あんこの部分(髄核)が皮(線維輪)をやぶってそとに飛び出た状態です。なので一度飛び出たものは治りません。ただ、飛び出たとしても、症状にはちがいがあり、要するに痛みがなくなればいいのです。これは神経の圧迫度合いなど、個人差があり、現在は保存療法といって、手術はできるだけしない方向で治療はすすめられるはずです。ただ、痛みがひどい場合や排尿・排便障害、麻痺などがある場合は手術します。患者の一割程度ときいています。私はヘルニアで整形外科やポペインクリニック科に4.5回入院していますが、実際注射などの治療で痛みが改善して早期退院される方も多いです。また手術後は痛みもなくなって回復の早い方もいるし、私のように手術後もかなり長く痛みがとれず、日常生活に支障をきたす場合もあります。治療方法のステップとしては、安静(ときに牽引)→ブロック注射各種→最終手段 手術ということになるかと思います。あとは痛み止めの薬などでしょうか。注射に関しては病院の治療方針でいろいろあるのですが、一般的には硬膜外ブロックを数回行い、効かない場合は神経根ルートブロックでしょうか。この注射でかなり改善する人が多いようです。私も何人も痛みがよくなった人を入院中みました。最初はみな動けなくなって、うなりながら救急車で運ばれるんですが、うまくいけば、安静や注射でかなり痛みがなくなります。あとは無理せず生活に気をつけたほうがいいかもしれません。ヘルニアの出方や種類によって、現在長い年月をかけて小さくなる場合もあるということがわかってきて(侵食細胞マクロファージが食べてくれる?)、また小さくならなくても痛みがなければいいわけです(というかこれはそのまま先生に言われた言葉なんですが)。ただ、何度も悪化してひどい目にあった私から言うと、絶対よくなっても腰に負担がかかることは日常生活で気をつけていったほうがよいと思います。これ絶対。油断禁物です。急性期は安静が大事なようですが、それがすぎれば、腹筋や背筋を鍛えたり、ストレッチをしたり、姿勢や重いものをもつときに注意、また激しい運動に注意などして過ごすとよいようです。保険に関しては、私の場合は入院も手術も出たと思いますが、それはたぶん保険の種類にもよるし、金額に関しても入院期間や病院の種類、治療の種類によって大分変わると思うので、なんともいえません。ちなみにレーザーは新しい治療法なのでリスクも高いといえます。たしかここ10年くらいの治療法だったかな。内視鏡なども同じです。 こうした一連の治療法でいえることは、患者の体に負担が軽い、患者にはやさしいが、医師にはきびしい方法だと思って受けられたほうがいいと思います。保険がおりないということはまだ安全性が確立できていない(熟練した医師も少ない)新しい治療法なのでリスクは上がると思ったほうがいいと思います。 他に民間療法でよくなる人もいるようですが、急性期はあまり動かさないほうが無難な気がします。カイロなどでよくなる人もいるようですが、うーん、私はよくわからないなあ。ちなみに手術後には、私も色んな民間療法も試しましたが、なにかよかったものあったかなあと首をかしげてしまう。腰が悪いって大変ですよね。参考になるか分かりませんが、がんばってください。
補足
丁寧な回答をほんとうにありがとうございます。 ご意見を聞いていると まだまだ私の症状は軽いように思ってしまいます。 まだまだ 動けるほうですから。 私の場合は 右脚が85%ぐらい、左脚が10%ぐらいで 腰が5%ぐらいの痛みの症状です。 手術を2回もされてるとのことですが レーザー治療や内視鏡手術とは 違うのでしょうか? また、そのような治療は 健康保険が効かないのでしょうか。 保存療法と書かれていましたが 私ぐらいのと言っても 毎日が嫌で治したい、完治したいですので それでも徐々な治療方法になるのでしょうか。