アウトラインが必要なのか?、現在進行中のことにふれて書かなくてはならないのか?見えませんが、答えられる範囲で書きます。
まず、アウトラインですが、日本は文部省主導の教育制度ですが、連邦教育省ができても、アメリカ合衆国の教育制度は市町村が主体で、制度は州が押さえているということが基本的なしくみです。
例えば、義務教育ですら8・4制の州と6・3制の州があるくらいですから。
次に教育委員会が日本では想像がつかないほど強力な権限を持っていることも押さえて下さい。問題点として、市町村が財政逼迫すると、教科を廃止したりすることが平然とおこなわれたりします。(ティームティーチングや総合学習はそのような悪しき背景があって行われた側面もあります。)カーター時代吹き出した多くの問題をレーガン・ブッシュがかなり地道に取り組んだことはあまり伝わっていませんが。
その他入試制度もハーバードが良い例ですが、かなりの期間(場合によっては1年)をかけて選考したります。
現在進行中の問題としては、教育の荒廃という言い古された段階を越えた現実が両国とも実在するということです。サービスとしてのニュアンスを持っているアメリカの方が対応が柔軟かもしれませんが。具体的な項目は手持ちの資料から見えてくれるといいのですが。知っている範囲で書くと、10代妊娠に伴う小中高の子持ち学生の問題と対応(例えば校内託児所の設置)、銃やいじめなどの暴力の問題、生活指導と学習指導の家庭・学校・社会の分担をどうするか、などなどの探せばいくらでもでてきます。また教員の資質・養成・研修についても日本と大幅に違います。いくらでもネタにはこまらんし、どう書いても分析が正しければ文句はでないはずですけど