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富山の『おわら風の盆』を見に行きたい
富山の『おわら風の盆』を見に行きたいのですが 少し調べたところ、ものしずかな踊りのようなので 賑やかなお祭りに行くのとは少し違うのかな? と想像しています。 踊りの雰囲気を風流に満喫するコツや どんな場所からどのように観ると最高にいいとか こんな感じで参加・観覧するといいなど 教えていただけたらと思います。
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こんにちは。 私は1992年から2005年を除いて毎年9月2日に、能登の実家を昼過ぎに出て、20時頃八尾着・翌朝6時八尾発の0泊2日で行っています。 非常に粋といいますか風情のある幽玄なもので、一度行くと二度三度と行きたくなります。 とりわけ胡弓や三味線など東洋の伝統的弦楽器の音は、録音された音やマイクを通した音と生の音とはこんなにも違うものかと実感できます。 私は行くたびに武者震いを覚え鳥肌がたちます。 今は自身青森県在住なので、一ヶ月前の熱狂的でアクティブなねぶた祭と静寂でパッシブな風の盆とのギャップも楽しいですね。 通り過ぎる町流しの音色や踊りを堪能したり、22時から24時まで観光客も参加可能な上新町の輪踊りに参加したり。 8時くらいまで胡弓を弾いてる地方(じかた)さんも結構いらっしゃいますが、 28時くらいには多くの踊り手さんや地方さんも帰宅され、おおかた町流しは終了となります。 そのころには空が明るくなっています。 ただ、この10年ほど前から混雑はものすごく(期間中一日15万人)、非常に残念なお客さんが多く、目に余ります。 おわら風の盆は八尾町の民謡行事です。 お祭・観光イベントの類ではなく、八尾町もテーマパークではありません。 雨天の場合は楽器や着物(数百万円もするものも)への配慮で中止になることも理解しなければいけません。 「折角遠い所から来たので見せてくれ」と駄々をこねる中高年を見かけます。ミットモナイ また、「どこそこで踊っているらしい」と聞くと、そこへワーっと移動している光景をよく見ます。 しかしこれは歩き疲れるだけで粋ではないですね。じっと腰を落ち着けて、町流しが通り過ぎるのを眺めるくらいの余裕がほしいものです。 さらに、ホテル・旅館などは富山市内はおろか、富山県内までもさらには金沢や加賀温泉までも満室になります。八尾で宿泊なんてよほどのコネがない限り不可能です。
お礼
coishikawaさんは1992年からですか・・風の盆の大ベテランですね。 とても詳しい情報をありがとうございます。 富山の小さな町で行われる風の盆のお話を知人から教えてもらい 静かな、風情のある、幽玄なところに惹かれましたので、残念な観光客にはなりたくないと思います。 でも、宿泊先は確保できないことを覚悟しないといけないのですね。 私は関東在住ですが大ベテランのcoishikawaさんに習って0泊2日の日程も考えてみます。