ナチスの思想では日本人は同盟国であり、
ヒットラーをして日本人は素晴らしいと賞賛されていました。
一方ネオナチに関してはナチスの思想とは乖離している部分も多く、
どちらかというと移民問題が絡んでいます。
先にフランスで何万台という車両が移民によって焼き討ちにあいましたが、
それに対する住民の恨みも相当に大きくなっています。
ドイツはベルリンの壁崩壊から多くの移民が流入してきており、
ヨーロッパでも移民問題は比較的早くから抱えておりました。
それが若い頃に憧れる反社会的性格と結びついたというのが真相です。
日本はどちらかというと彼らにとっては関係ない国であり、
ネオナチ構成員の中で好きか否かは個人的嗜好程度でしかありません。
ですから、日本人だから好意的と思うのは大変危険です。
ネオナチはゲルマン系民族のみが優秀だとみる向きがあり、
北欧からロシアにかけて広がりをみせています。
ドイツでは彼らの一番の敵はイスラム教の移民(主にトルコ)ですが、
イスラム教そのものが名指しで否定の対象になっています。
ロシアでは近年中国系の労働者に雇用の機会を奪われる機会があり、
中国人も排斥の対象になっています。
その火の粉は日本の企業にまでとび、脅迫を受ける事件にまで発展しています。
その他ではドイツとイタリアはあまり仲が良くないらしく、
(ドイツ常任理事国に反対したのはイタリア)
イタリア人も彼らのターゲットになっているようです。
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