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新聞の号外が出される意味
こんにちは 今日も大臣自殺のニュースで号外が出ていたようですが、 号外は何のために出すんでしょうか? 号外というのは、メディアの発達していなかった昔なら理解できますが、 テレビやラジオ、インターネットがあり、情報の流れが速い現代に、 特に詳細な情報があるわけでもない、活字メディアにとってアドヴァンテージのない早い段階で、 号外を出す意味っていうのは実際何かあるんでしょうか?
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一つはニュースの速報。 たしかに、テレビやネットなど電波のほうが早いご時世ですが、電波メディアの場合、それを受信する機器(受信する端末)を持っていて、なおかつそれを動かしていないとニュースを得ることは出来ません。 テレビを常に持ち歩く人は稀だと思いますが、ノートパソコンも最近は随分と小型化・軽量化していたり、また携帯のワンセグ放送が始まったことでより情報を受信するのに便利な世の中になりました。 ただ、乗り物の中ならともかく、町を歩いている人でそれらの機器を常に見ながら歩いている人はそれほどいないのではないでしょうか。 これらのメディアは、自分からその情報にアクセスして初めて得られるものです。一方、町で配る号外と言うのは、受け取った人は歩いていて“たまたま遭遇した”人が多いのではないでしょうか。そういう人にとっては、“速報”と言えると思います。 もう一つは宣伝効果。これは他の方も書いているので省略(効果あるかどうかは“?”ですが)。 さらに、記念品的なもの。阪神優勝の号外なんかはその好例でしょう。大阪で号外を奪い合う虎ファンなんかは、既に球場や、あるいはテレビで、その結果を知った上で、「自分が今見たことを活字で確認したい」的な意味とともに、号外は紙として手元に残るので、その感動に浸るという効果もあるでしょう。 号外は、1868年(慶応4年)5月、朝廷軍が上野に立て篭もる彰義隊を撃破したときに発行された(当時はEXTRAを『別段』と訳した。『号外』の名称が定着するのは明治10年代終わりから20年代頃)のが始まりと言われています。「号外!号外!」という掛け声とともに配られる、普通の新聞ではあまりお目にかかれない大見出しの紙面を見て、ひとつ歴史の節目に立ち会えたという興奮を味わえます。 以上、号外をこれまで5000枚以上集め、なおかつ曲がりなりにも号外の研究をしている立場から。
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- ブレイブ(@bravest)
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新聞の宣伝です。 無差別に配布することによって今まで自社の新聞を読んでなかった層にも実際に手にとって読んで貰う事で、今後の購読意欲を喚起しようというのが狙いです。 また、社会的に注目される話題を号外で出すことで、社会への貢献性をアピールしようという狙いも有ります。
お礼
かなりの部数配ることができるなら、宣伝にはなりそうですね。 ありがとうございます。
- staratras
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ご指摘のように、放送やインターネットがある時代に紙の号外を出す意味は速報性の視点からは薄れてきていると感じますが、見方を変えれば新聞の存在を示す意味は依然あると思います。テレビのニュースで繁華街で号外を配布している光景が紹介されることもしばしばあり、無料で新聞のPRをしてもらっているとも言えます。 また最近は紙の号外だけでなくPDF版の「電子号外」を作ってホームページに掲載する新聞社も多く、新聞の側からのインターネットの活用も進んでいます。
お礼
PDF版まであるんですか。ありがとうございます。
- okg00
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http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/itpropower/admin-kun/070/adminkun070.html テレビやラジオ、インターネットにすぐ接続できない人のためのメディアかと。
お礼
ありがとうございます。
お礼
なるほど。おめでたいことですと、たしかに記念になりますね。 ありがとうございます。