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音楽CDのコピー防止について。
コピーコントロールCDが話題となっていますが、これには数多くの問題があると思います。 コピーコントロールCD以外で、トラブルが起こりにくく、不正コピー対策に効果が期待できる技術ってどんなものがあるか教えてください。 私が特に気になっていることは以下の3点です。 1、音楽CDでredbookに準拠しているコピーガード技術があるのか、ないのか。 2、DVD audioや、SACDは、コピーガードという点で期待できるのではないだろうか。 3、今売られているCDプレイヤーで聞けるという条件では、完全なコピーガードは難しのではないか。
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1は、今のところないですよ。ただし、将来的に追加される可能性はあります。RedBookは更新が可能な状態にありますから、必要があれば、OrangeBookなどのように更新があります。 2は、DVDAudioは高いセキュリティシステムを装備しており、そのままのコピーは事実上不可能です。DVDビデオは破られたという解答がありますが、破った後の対処の問題がDVDでは悪かったというのが大きいですね。元々、破っただけではそれほど広がることはなかったはずですが、しかし、バカをして裁判の証拠資料をweb公開したわけです。それが原因で・・・今もコピーガード除去ソフトが公開されています。 DVDAudioではそれをふまえて、暗号の強化と高度なリミッターを装備しています。暗号を破られた場合、機能を停止し、絶対的にそのプレーヤーを使えなくするという凄い機能です。 たとえ、破るソフトを作ろうとして開発で何度もテストをするでしょう。そこでたまたま破れる機能を作っても、プレーヤーが二度と動かなくなります。 ということは、作るまでにコストが掛かる可能性が高く、まあ、よほど暇人か、お金持ちでない限り難しい。 (まあ、ハードが安くなればやる人も増えるでしょうが現時点ではまだ、やる人間はいないでしょう) さらに、破られてもこういう情報を公開しなければ問題はないわけですよ。 SACDは、サウンドフォーマット自体がまず特殊であるため、その時点で一般のコピーは通じません。さらに、特殊なガードがかけられる仕様のようですね。 (よく調べていないのではっきりしませんけど) 3つめは、確かにそうですよ。だからといって、CDを捨てられますか?もし、自分が作曲家の立場で、新しいCD規格が出ました。名前はたとえばCD-Xです。といわれます。CDプレーヤーではもちろん再生できない。それでは、CD-Xで音楽を出そうといってCD-Xで自分の曲を発売しますか? X-boxで、売れていないのにタイトルを出したいかというと出したくないですよね。リスクが大きく絶対利用人口が少ないため、利鞘が見るからに少ない。まあ、ある程度ハードが売れれば考えよう・・・・ ゲーム機ならハードも決まったメーカーが出しますから、まだそれで良いですが、CDプレーヤーとなるとどのメーカーも沿ってはくれません。 しかもどんなに速く進んでも規格を統一するには1年前後かかります。その間に試験も必要。ハードウェアの開発も必要かも・・・CDプレーヤーよりもちろん若干は高くなるはずです。 だから、CCCDなわけですよ。普通のCDプレーヤーでも再生できる。しかも、彼らがおそれているインターネットでの共有を防げ、マイナスが少ない。実際にはメーカー側も予期していなかったでしょうから、とりあえずはこれで防いでもし必要なら、RedBookを改正するでしょう。 最悪の場合ですよ。これが、一番安全策です。ただし、RedBookの改訂にはRedBookに準じている製品を販売するメーカーとの規格に関する話合いなどが必要ですから、すぐには結論は出ない。 メーカーはたぶんしばらくはこのままで動かないでしょう。(よほどのことがなければ) メーカーの方がかなり戸惑っているというか、悩まされているはずです。消費者は使うだけ、嫌なら嫌で良いですけど、メーカーは売れなければダメ。今までの利点を生かさないとダメなわけです。しかも、既に次世代規格を出していて、それも伸びが良いわけでもない。 移るなら開発が高く、付加価値の高い次世代に移ってくれたほうがどれだけ良いかというのがあるはずですからね。 簡単だが簡単ではない罠にはまっているのですよ。当然、消費者側のCCCDに対しての反応の悪さも分かっているからこそ、次の手がメーカーの利益を奪うか、不正コピーを認めるか、それとも円満解決になるか3つの決め手になるはずです。
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- masataka3
- ベストアンサー率21% (7/32)
全然、回答になりませんがコピーカードがかかってるCDでもコピーできます。 但し、これはここで書くと問題になるので書けません。
補足
ちょっと質問内容とちがう回答と思います。 プレイステーションのCDなどのコピーガードは完全なコピーを作ることは現在、一般向けの機器では不可能ですので、コピーガードがコピーできると言い切るのは不正確だと思います。
- popesyu
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まぁ皆さん答えられているように 1音楽CDそのものにコピーガードの概念がそもそもない。 2期待はできるけども、ハードが広まってない。かつ従来のCDプレイヤーは広まりすぎている。 3無理ではないですが、非常に困難でしょう。たとえていうならば、OSの話をするならば、MS-DOSとの互換を保つためにWIN95、WIN98は非常にいびつなOSとなりました。 リソースが足りなり→それは仕様です(笑 の受け答えはここでも散々なされたことですね。それまで主力のOSであった過去の遺物、DOSとの互換を維持するために、最新の技術に全く対応できないOSが主流になってしまった弊害はパソコンユーザーの皆さんなら身にしみて分かるのではないでしょうか。 結局、旧来の技術と完全互換を維持したままのバージョンアップは物理的に無理だということで、切り替えが行われましたが、OSは一社独占の体制でしたけども、それでも10年近くかかってますね。今まで広まってしまったCDの規格をきれいさっぱり捨て去ることが一番良いことは分かっていても、それに追従する訳にはいかない事情のせめぎあいでしょうね。 で現在AVEXなどが推していたCCCDの弊害など、私は3番さんの見解には異を唱えます。 まずは散々指摘されているように、CDはそもそもコピーガードの概念がない規格。上で述べたように無理やり互換を保っても穴ができまくるだけ。 次に >普通のCDプレーヤーでも再生できる。 できる「かもしれない」です 再生対応をうたったメーカーもないし、CDを売ってる側もどのハードで再生できるか明示していない。 元々CCCDはエラーを意図的に多く入れることで、コピーをしにくくしているだけですので、メーカー側の対応としてもエラーの許容範囲を広くするぐらいしか手段がなく、とはどういうことかと言うと、非常に壊れやすいものになってしまうからです。まぁあるいは無理やり対応させて値段を上げるとかですよね。それなら新しいハードを作っても同じことでしょう。 でここは全く見解が異なりますが >彼らがおそれているインターネットでの共有を防げ、マイナスが少ない。 CCCDはコピーガードとしては全く役にたっていない。何も意図せずに今までのやりかた通りでも4~6割のパソコンでそのままコピーできる訳で、実際に問題のCDモドキで販売された楽曲もMXなどで普通に出回ってますよね。 効果があるとすれば、ネットなどで情報を集めない、友達に頼まれたからコピーしているだけというようなカジュアルコピー層で、彼ら(とはどこの誰かわかりませんがw)も、そういう者たちへの警句の意味もあるという主張もしています。 まぁ元々売り上げ減少の要因をそんなところに求めるのが間違ってると思いますが。「ネットで出回っている音楽、友達にコピーしてもらったCD=売れたかもしれないCD」ではないということに気がついていないのでしょう。デパ地下の試食コーナーで食品を頂いた人は、すべからくその食品を購入するのでしょうか? 彼らはネットでの共有を恐れているのではなく、単に無理解なだけでしょう。音楽データをCDのようなモノに閉じ込めておくことはもう不可能な時代に来ているのです。上に挙げたようなコピーガード技術にしたって、一旦破られば、結局はデータのコピーが鼠算で増えていくわけで、ナップやMXをつぶしたところでその速度が多少遅くなるだけの効果しかありません。まぁネット内を政府が完全に規制することが出来れば、それも変わるでしょうが。 ちょっと気になった音楽は携帯などで1曲数円でダウンロードして聴くというような新たなシステムを構築すべきかと思います。
補足
>3無理ではないですが、非常に困難でしょう。 ということは、できるのでしょうか? 「普通のCDプレイヤーで再生できて、パソコンではコピーできない(マウントさえできない)ようなCD」 OSのたとえは、今回のCDの場合に当てはめて考えにくいです。(単に私の理解力がないせいかもしれません。) >元々CCCDはエラーを意図的に多く入れることで、 >コピーをしにくくしているだけですので、 それだけではないです。 >ちょっと気になった音楽は携帯などで1曲数円でダウンロードして >聴くというような新たなシステムを構築すべきかと思います。 この意見は大賛成です。シングル1曲聞くために1000円もかかるようなシステムはおかしいですね。 最後に 今回みなさんの回答をみているとCCCD以外のCDへのコピーガードについての言及がないように思います。ちなみに、私が一番聞きたいのはその点です。 Key2Audio、CDcopsなどの製品や、TOC情報を工夫してあるもの、LBAマイナス領域のプリギャップに音声を割り当てる場合、CD-EXTRAを使ってデータ領域にコピーできにくい情報を入れてあるもの、などがWEBを検索すると見つかりました。 これらがどういうものか私自身の理解を超えるものも多くありましたが、CCCDよりは優れていると思われるものもいくつかありました。 なぜ、AVEXがCCCDを選んだのかがなぞです。CDSの技術を持っている会社がセールス上手だったからなのかなあ。
- stingray
- ベストアンサー率24% (243/984)
>1、音楽CDでredbookに準拠しているコピーガード技術があるのか、ないのか。 無いです。そもそもRedbookにもコピーガードの記述が無いです。 >2、DVD audioや、SACDは、コピーガードという点で期待できるのではないだろうか。 DVDの著作権保護機能でさえ,破られるのは時間の問題でしょう。 (現実にDVD-VIDEOは破られている) ただ,100%のコピーをオンラインでバラ巻くのは不可能に近いため, 現実問題としてはある程度の効果が一時的ではあるが期待はできるかもしれません。 >3、今売られているCDプレイヤーで聞けるという条件では、完全なコピーガードは難しのではないか。 そもそもCDプレーヤーそのものをRedbookに準じて作っているため, まずは不可能でしょうね。 予断ですがRedbookの独自拡張フォーマットであるコピーガード機能に, 対応したCDプレーヤーを作ればイイだけのハナシですが, おそらくどこのメーカーも作らない公算が大きいですね。
補足
>そもそもRedbookにもコピーガードの記述が無いです。 記述があるなしではなく、redbookに違反しないようなコピーガード技術について質問したつもりです。 CD-EXTRAとして、データ部分に、変なデータを入れることでコピーガードをするというCDがあったような気がします。 これなら、CDプレイヤーでは、データ部分を読まないのでOKですし、PCなどでは、データ部分を読むのでおかしくなるということが可能だったと思います。 これについてはどうでしょうか?>回答していただいたみなさま。 >Redbookの独自拡張フォーマットであるコピーガード機能 拡張というよりは逸脱といったほうが適当とおもいます。
- sitamachikko
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CDプレーヤーが元々コピーガードを考えて作られていないので、完全なコピーガードは無理でしょうね。 CDの規格を変えて、プレイヤーもそれに合わせたものにしないとだめではないでしょうか?
補足
プレイヤーを買えるのなら、わざわざCDという規格にこだわる必要があるのでしょうか。
補足
回答ありがとうございます。 >さらに、破られてもこういう情報を公開しなければ問題はないわけですよ この概念は通じないと思います。 SACDは、オーサリング環境は、特殊なため一般化しないように思えます。その代わりDVD/SACDもしくは、CD/SACDプレイヤーは、今までのプレイヤーに比べてコストの上昇が少ないため、将来的には普及する可能性があります。こうなれば、コピーガードとして有用ですね。 3番に関しては、安易にCCCDを導入しすぎたと思います。本当にCCCDしかだめだったのか、他のコピーガード技術はだめだったのかなどの検討は本当になされたのか疑問です。 そして、企業の利益だけを優先して本当にユーザーのことを考えているのかと思えるような態度も気になります。(再生できなくても返品不可など。)