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GATTとWTOとの相違
WTOのことはなんとなく、大学の授業でなんとなく理解ができたのですが、GATTとの違いになるといまいち良くわかりません。 この2つの違いについて、レポートを書こうと思うのですが・・ この2つの違いについて、少しでもご存知の方があればお教え下さい。 お願いします。
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グッドクエスチョン!なぜGATTは解散しなければならなかったのか?いろいろあると思います。 GATTは、主に二国間の関税を個別交渉によって協議する体質でしたね。故にGATTルールの適用で各国の利害が対立し、貿易制限の措置や二国間交渉による個々の規制・ルールが混在し、統制がとれなくなってきた。また、EUのような新たな経済圏等が出てきて、アメリカの主導力が相対的に弱まり、新たなルールづくりが必要になったことがある。アジア・太平洋圏でも経済自由化が課題ですから、GATT的な個別関税交渉では解決しなくなってきました。 つまり、GATTの交渉過程で逆に輸入制限・輸出制限のような規制が出てきたが、EUや2010年(?だったかな?)までにアジア・太平洋圏でも経済自由化圏を創生しようという経済自由化の流れに、GATTでは対応しきれなくなってきたのです。 さらに、ITをはじめとする新たな経済活動の自由化の促進、国際企業の発展に対応したものが必要になってきた。 こうした背景があったということでしょう。 GATTはもともと暫定的な機構でした。WTOは法人格を持つ国際機関で、GATTがモノ・物の貿易のみを規律していたのに対し、WTOは先ほど記述した新分野を対象に紛争や未処理の懸案の処理を協議する組織となっています。
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- Alicelove
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私は学習塾をしていたので、中学の公民の国際連合のところで解説してました。 その時に使った資料サイトが一番わかりやすいかと・・・ いかがですか?
お礼
私の質問にピッタリのHPが☆ 参考にさせて頂きます!! ありがとうございました。
- name-label2
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特にWTOでは単に貿易自由化を促進するだけでなく、モノ・物のわく超えて、経済のソフト化、情報化サービス、特許権・商標権・著作権等の知的所有権、貿易関連の投資措置の三つの新分野、農業貿易のルール(自由化にむけての取り組み)が課題に変化していることが、GATTとの相違でしょうね。
お礼
具体的な変化の内容が良くわかりました 回答ありがとうございました。
- name-label2
- ベストアンサー率21% (147/679)
GATT=1947年にジュネーブで調印し、翌48年アメリカ等23カ国で発足。関税及び貿易に関する一般協定。加盟国が相互に同等の条件で貿易取引を行う無差別原則、輸入制限の撤廃、関税の軽減を目的。1993年12月のGATTウルグアイ・ラウンドで発展的解散を合意、95年1月にWTO(世界貿易機構)発足。 以上で結構でしょうか。
お礼
詳しい年まで教えていただきありがとうございます。 GATTからWTOを発足するにあたって、GATTに何か欠点があったため、WTOを発足する必要があったのでしょうか。 GATTが解散に合意した理由なども教えて頂けたら幸いです・・・。
- children
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WTO World Trade Organization 世界貿易機関。 GATT General Agreement on Tariff and Trade 関税貿易一般協定 WTOってGATTが発展したもの(名前が変わっただけ)だったと思うんですが
お礼
名前が変わっただけのものだったのですか?! 本当に勉強不足で何もわからないもので、お恥ずかしい。 これで、課題を進める上で、更にすすめやすくなります。 ありがとうございました。
お礼
なるほど!!! 早速お答えをいただけて、感謝しております!! グローバル化してきた昨今、組織の対応も変化していくことが必要というわけですね。 私は、経済学部の身でありながら、経済に対してどうも疎くて、課題などを出されると、ほとほと参ってしまっていたのですが、今回ここに質問をさせていただいて、このテーマに関しては、積極的に調べてみようと思ったのです。 わかりやすいお答え本当にどうもありがとうございました。