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五怜散について
母が、半年程五怜散という漢方薬をのんでいます。 体がむくみがちで、おしっこのでも悪いのでのんでいるそうです。 以前、長く続ける漢方でないとなにかで呼んだことがあるような気がするので、詳しい方がいらしたら教えてください。
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漢方を勉強しています 五苓散は、むくみなどの不要な水分を血液中に引き込み、 おしっことして排出する代表的で一般的なお薬です。 含まれている生薬は、体内の不要な水分を乾かす、取り除くと言う意味で、 「燥性」という性質を持っています。 漢方はバランスの医学ですので、不要な水分が多い体質にとっては 「燥性」の薬を使うのは問題ありません。 また、むくみなどの不要な水分はゆっくりと徐々に取れていくので、 ある程度の期間は飲み続ける必要もあるでしょうが、 自覚症状がなくなったら止めてOKです 逆にいうと、自覚症状がなくなったのに飲み続けてしまうと、 今度は「燥性」が働き、身体に必要な水分までも排泄して しまい、身体が乾燥の方に傾いてしまいます そのため、五苓散は「長く続ける漢方ではない」と言われます 注意しなければならないのは、漢方の中には 体質改善的にだんだん時間をかけて身体を強くしてくれる処方と、 今つらい症状を即効で改善する処方があると言う事です。 つまり五苓散は、むくみ等 不要な水分が多い状態を一時的に改善してくれますが むくみやすい体質を改善してくれるお薬ではないのです。 この点も、飲み続ける処方ではない、という理由でしょう。 むくみが発生する原因は、胃腸が弱く軟便下痢傾向の方は、まず胃腸から。 防已黄耆湯や六君子湯などを五苓散と併用。 病院の薬などを飲み続けたため腎臓に副作用の影響が出ている方は、腎臓の回復から。六味丸、午車腎気丸などを五苓散と併用 どちらにしても、一度は漢方の専門医にかかって、じっくり合う薬を探してみるのが良いでしょうね
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- can8287
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五苓散に補中益気湯を併用させる例もあるくらいですから(補中益気湯は長期連用で効果を発揮します)、長く続けることはそんなに問題ないかと思います。 ただ、独断で服用されているのでしたら、証を明確にするためにも一度専門家に相談することをお勧めします。証が合っていないと用法が間違っていなくても効かないことがしばしばありますから。 ※証…適応処方の決まった症状のこと。舌苔や体つきなど様々な部分から判断する。
お礼
ありがとうございます。 調子はいいらしいのですが、漢方の専門家に相談したと思えないので、今度つれていきます。念のため。
お礼
お礼が遅くなってすみません。 やはりそうだったんですね、勘違いだったのかなと思ってました。 様子を聞いて、知り合いの専門医のところに連れて行こうと思います