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野球特待生制度について

西武の裏金問題に端を発した騒動が、高校野球特待生問題にまで発展した。 特待生制度は、今野球が槍玉に上がっているが、他の種目では問題になっていない。 (そもそも高体連に罰則規定がない) 野球の特待生制度については、皆さんはどう思うか?

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回答No.14

野球であっても他のスポーツでも、学業でも特待生制度は大いに行うべきです。 本人に関わらない事項の経済的事由によって、制限を設けることでさえ望ましくありません。 (野球であれば、本人は野球が好きで努力して特待生制度を受けるだけの実力があるが、親が野球が嫌いでサッカーでないと許さないと考えていた場合に、特待生制度があれば本人の意思で野球を続けられても、経済的事由で区分するとこの人は野球を続けることが出来なくなります) 野球に関しては、野球憲章にて特待制度禁止してており、ここ20~30年位の間実質的に守られていなかったとは言っても本来はルールに則るべきです。 50歳前後の世代まで、野球を理由に特待生制度を受けていた人は山のように存在しますが、ルールはルールだから現在現役の世代の生徒と保護者が見せしめになるのは仕方ありません。 今の生徒達の親世代は、自分達の世代より上の世代の時代から野球で特待生制度があることを知っていて、また野球部に当時属していたとしても一般的に特待制度が存在していたことを知っていますので、野球がなどと考えずにスポーツや学業で優秀だと特待制度が受けれるんだなとしか認識していません。 でも認識していたとかに関わらず知らないのが悪いのです。 野球憲章は法律や条令と同レベルの特別な決まりだからです。 さらに野球憲章は法よりも上位の決まりであり、このため直接の構成員でない生徒に対して指導も出来るのです。 (野球憲章で加盟するのは高校であって、生徒は加入していません) このため、野球憲章を変更し、高校野球を見る時には飲食は禁止すると一文を入れた場合、甲子園に来た人はもちろん、テレビで見た人も、昼休みに野球部が練習をしているのを見てしまった人たちも罰則を与えることが出来るようになる決まりなのです。 またルールを強要せずに数十年放置してきたのはいい事ではありませんが、野球憲章では運営者側の責任は記載していないから別に問題はありません。 ルールに違反しないかをわざわざ問い合わせて来た学校が以前あり、問題ないと間違った指導をしたことがありましたが、間違った指導をしたからと言って運営者に対する罰則は規程していないので問題なく、今の運営者から見て憲章に違反していると思えば、悪いのは学校と生徒になり、彼らには罰則規定があるので罰則を受けるのは当然です。 高野連の考えを代弁してみました(^^; 社会の状況にルールが合致しないのに関わらず、しかも長い年月忘れ去られていたルールを振りかざすのはおかしな話です。 今の20代後半以降の人は、ほぼ全ての人が本人も認識していない法律違反を犯していました。 日本の人口の8割以上が法律違反者ですし、罰則も存在していたのです。 何に違反かと言うと、外食時にお米を食べる時やお米を買う時に米穀通帳を持っていなかったことです。 戦前の食糧事情の悪い時に、全ての人に米が食べられるようにと配給制度として米穀通帳は誕生しましたが、1970年代以降ではスーパーやチェーン店も誕生しており時代から取り残された法律になっていました。 (アニメではなく漫画のサザエさんに、米穀通帳を活用する場面が描かれています) 廃止されたのは80年代になってから、忘れられた中こっそりと廃止されたのです。 今回の野球の特待生制度は、この米穀通帳みたいなもので、忘れ去られていた決まりで、急に罰しようとしてしまったのが問題なのです。 実際の話ではなく、あくまでも例ですが、1980年に店で牛丼を食べていたらいきなり店員と客が逮捕されたような感じです。 捕まった人も、周りの人も何で捕まったのか全く判らないし、世間で騒がれたら、違反は違反、国内全ての販売店、飲食店を調査し、違反しているところは全て1ヶ月間休業させると言ってるのと同じです。 法に違反したからといっても、このようなケースでは国でさえ社会の現状に合わせた運用を行っています。 ※ちなみに、米穀通帳の件でこのような問題はおこっていませんのでご注意下さい。 ※例の中で、仮にマクドでハンバーガーを食べていたら米ではないので捕まりませんが、モスでライスバーガーだったら逮捕です。 私は社会主義・共産主義は嫌いですが、あの社会主義・共産主義の国でさえ、学術・芸術・スポーツに関しては振興を図るため、優遇し競争させていました。 機会ではなく結果の平等を求める国でさえ例外として優遇する行為を、資本主義の日本において望ましくないと考えること事態不自然です。 (社会主義・共産主義では結果の平等を求める。労働の種類の差に関わらず給与の額は同額とするが基本的考え方) 甲子園で優勝したチームのレギュラーの選手が、現役東大に受かっている例もありますので、スポーツ特待だからといって、学業をおなざりにしていると決め付けるのも望ましくはありません。 一般的に多いからと言って全てを決め付けていいとは限りません。 またスポーツの特待の条件に学業を加えることは意味がありません。 学術が得意な人が居れば、スポーツが得意な人も居る、芸術が得意な人も居る。 学術は学術だけで評価していいが、スポーツや芸術は学術が出来ていなければ特待制度があってはならないでは不自然です。 各々の分野において、努力し優れていれば、その分野において特待制度があれば充分ではないでしょうか。

jumpup
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《回答を寄せてくれた皆様へ》 たくさんの回答をお寄せいただきありがとうございました。 拝見して、賛否両論・この問題の一筋縄ではいかない難しさ・根の深さを痛感しました。 私は高野連の一連の対応は、選手の事をきちんと考えているのか甚だ疑問に思います。 野球がスポーツである以上、ルールは守らなければなりません。 しかし、そのルールも時代の変化や流れに対応して変えていかなければ、選手が不幸になり日本野球は衰退します。

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  • planetxxx
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回答No.16

要するに金のある学校が、自分達の宣伝のために、金の力で「優秀な」人材をかき集めるための道具でしょう。 金でかき集めた 「人寄せパンダ」の皆さんの活躍を、マスコミや周りの大人が一生懸命 「感動ドラマ」に仕立てようとしているわけですね。 いい加減目を覚まして欲しいものです。 >他の種目では問題になっていない。 他の種目に、それだけの宣伝効果が無いだけじゃないでしょうか。 何しろ、いろんな競技があるなかで、野球だけはマスコミがよってたかって特別扱いをしてくれていますから。(昨年の水球の全国大会で優勝した学校の名前を知っている人が、何人いるんでしょうか?) (私の母校は某マイナーな競技で連続日本一に輝いていますが、それで受験希望者が増えたようには思えないです) ついでに言わせてもらえば、テレビのニュースでもそういった 「他でやってるからいいじゃん」式の解説をまじめにやっててびっくりしました。普段「スポーツマンシップがうんたら」言ってる割には、卑怯な手で強い選手を集めている学校に対する批判が弱いような気がしますが。 マスコミも、大人たちも、よってたかって子ども達を食い物にするのはもうやめにしたらいいのではないかと思います。

jumpup
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  • OSPE
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回答No.15

特待生制度は個人的には構わないと思うのですが、いいか悪いか決めるのは高野連ですからダメだと言えばダメなのでしょう。ただ、際限なくすべて認めると「資金力のある高校だけが強くなる」という事になるでしょう。 なお、櫻井よしこさんが「西武の裏金問題は脱税の問題があるけど特待生は別の問題」と言ってて「なるほど」と思いました。 ということで、個人的な意見として高校野球を面白くするなら「特待生はOKだが、全ての高校で特待生枠を統一せよ」というこってす。(すなわち人数を)

jumpup
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noname#242774
noname#242774
回答No.13

高野連は”特待生”を禁止していませんよ。 メディアの大騒ぎも(わざと)的を外しているとしか思えません。禁止しているのは”野球のみを基準とした特待制度”です。 品行方正で学業優秀で野球が上手/品行方正で経済的理由があり野球が上手。 これらの条件に合った特待制度はOKです。 「家庭が貧しく援助がなければ高校にも行けない」ような球児に対する特待制度は認められます。 学業優秀も別に全教科が優れている必要はなく、真面目に学校で授業を受けていればOKです。 なので、ちゃんと制度を理解していれば、ほとんどの高校は制度を見直すレベルで違反から外れるはずです。 要するに高野連は、専大北上をきっかけに”行き過ぎた特待制度”を沈静化しようと思ったのではないですか? 入学金/授業料の免除は特待制度として、経済的理由で認めるべきでしょうが、小遣いや生活費まで渡すのは行き過ぎでしょう。 確かに野球は大金が動くがゆえ、ある程度の制限が必要だと思います。 それにしても、メディアの報道が的外れ過ぎて、私には「ワザと本質を外して裏金問題を隠そうとしているのではないか?」と思えてきます。

jumpup
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  • ran0622
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回答No.12

「野球だけ何故」という意見が多いようですが、私の個人的な意見としては高野連の決定に賛成です。 野球は日本で昔から人気のあるスポーツですし、他のスポーツと比べて社会的に与える影響の大きさが違います。 また、「制度を作ったのは学校、子供には責任がない」と聞きますが、結局は金銭を受け取っていたんですから生徒にも責任はあると思うし、「(入部時に読まなければいけない)憲章は知らなかった」というのは言い訳に過ぎないと思います。 というより、個人的にはスポーツ特待生そのものに反対です。学校という本来学業のための場で、スポーツが出来るというだけで金銭をもらうことは他の生徒への金銭的負担を増やすだけです。(スポーツ特待生も教科書は必要だし、修学旅行などにも参加するため) 一部のスターよりも、大多数の凡人が多い世の中。スターのことばかり考えて凡人を無視するのはいかがなものかと感じます。 大学も一芸やスポーツで入る時代とおっしゃる方もいますが、結局そうして入った人は授業中「体力温存」のためにずっと寝ています。それでもきっと大学側から優遇され、単位をもらい、卒業という資格も得るのでしょう。「凡人」の私からすれば、理不尽極まりないなぁと思います。 あんな人たちのために高い学費を親に負担させているのか、スポーツだけしていたいのなら「スポーツ専門学校」でも作ってそこにいけばいいと感じます。 少し感情的になりすぎてしまいました…。あくまで私個人の意見ですので、無視されてもかまいません。

jumpup
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noname#70326
noname#70326
回答No.11

長い歴史を持つ高校野球ですが、あれだけの注目度を浴び、いわば国民的大会と呼ぶにふさわしいものとなっています。 なぜそうなったかといえば、全国の数千校の全ての高校生が、部員9人さえ集まれば等しく参加することができ、各都道府県大会を勝ち抜けば栄光の甲子園大会に出場することができるという極めてフェアでな大会であるからです。 野球に青春を打ち込んだ高校生が一同に介し、正々堂々と一生懸命戦う姿は多くの人の感動を呼びますよね。「タッチ」など高校野球を題材にした映画などが多いのもうなずけます。 高校野球とは本来そういう大会なです。 しかるに、最近では、注目度の高さを学校経営に利用しようとするがあまり、一部の野球エリートを「特待生制度」によって集め、売名行為に走る高校が増えてきました。 全国から集めますから、学費だけでなく、衣食住全てに渡り高校側が援助しているのでしょう。 そして、そういう高校が甲子園で活躍するようになっていますね。 これが「正々堂々」「フェアプレー精神」と言えますか? 高校野球を教育の一環として位置づけるのであれば、特待生制度など認めるべきではないのです。

jumpup
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  • daiki-3da
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回答No.10

特待生制度を野球が優秀だからという理由で出すから問題になるのかな? と思います。 他の回答でも出ていますが,野球はメディアでも露出度が高いスポーツです。 高校野球はともかく,プロ野球やメジャーリーグは新聞やニュースのスポーツコーナーで絶対に出てきます。 勉学の特待生制度というのもありますから,そちらでの適用であれば誰も文句を言わないはずです。 事実,申告した高校の中にそのような条件の下で適用していた甲子園優勝校もあります。 文武両道なんて言葉もありますが,まさにそのとおりだと思います。 お金がちらつくと集中できないという人もいますが, 勉強だってスポーツだって極めている人からすれば,お金目当てにしているものではありません。 やりたいからやっているのです。 そこは誤解しやすい部分じゃないかと思います。

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noname#33529
noname#33529
回答No.9

 野球ではありませんが、スカウトやセレクションに合格した生徒しか入部できず、一般入試で入学した生徒は他に同好会を作るしかない、という高校もあります。こういうのを見ると部活動って何なんだろうと思います。  特待生制度では金銭ばかりが問題になっていますが、選手を集める学校と入学し入部してくれた選手だけで戦う学校が同じ土俵で勝負するというのもすっきりしません。私の県でも、甲子園出場校のうち特待生制度が(今のところ)報告されていない学校はたった2校でした。県大会の上位はいつも決まった顔ぶれですし、以前から見ていて快い気持ちはしませんでした。

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回答No.8

高野連が血迷っただけでしょう。今まで知らなかった筈は無く、何十年も放置しておいて、何を今更・・・です。「フェア精神」を楯にしていますが、それなら、今までの事はどうなるのでしょうか?他のスポーツとの吊りあいは?確かに、特待制度で、全国から優秀な生徒を集める事に若干の問題は有るかもしれませんが、少子化で、学校の経営も厳しい状態では止むを得ない部分もあります。頭がガチガチの高野連幹部は老害でしか有りません。高野連そのものが最早不必要です。全国の高校の野球部が一斉に脱退してしまえばいいと思います。それから新たな組織を作るのも有では?

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回答No.7

 一言で言えば日本においては野球は特殊な環境のスポーツなので特待生制度禁止にも一理あるのではと思います。  野球は日本では群を抜いてメディアへの露出度が高いスポーツなのでその広告効果が大きなビジネスを構成しています。そのため高校であるべき本来の教育目的から離れた運用がなされる危険性があります。そういった教育目的から外れた運用を抑制するという意味では当該制度禁止に意味はあると思います。  報道の範囲では、今回の野球に関する特待生制度の運用が他のスポーツや勉学等に関する者と比較した内容が無いため断言はできませんが、教育目的から乖離した野球にだけ特別な扱いを行っているケースも無いとは言えないでしょう。

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回答No.6

小学生の子供をもつ親です。 なぜ野球だけ?家庭に恵まれない子供はやりたいことも十分にやらせてもらえないのか?高野連の憲章そのものが古臭い!云々・・・ 私もそのとおりだと思う。 でもあえて親の立場から思うこと。 たぶん子供たちは純粋に全てのことに打ち込んでいるのだと思います。 そこに親が支払うべき学費の問題・商業的な大人の世界の問題を持ち込むのは間違っているのではないかと。 高校野球は面白いんだから→見るほうの都合 貧乏で学費が払えない→親の都合 でも有名選手にでもなってくれれば・・→親のエゴ 規則には従え→老人のわがまま 特待制度を利用してもっと勝ちたい・・実際はそんな指導者側のエゴもあるのでしょうね。 全くこんなことにいちいち付き合わされる子供たちがかわいそうです。 今回大会に出場しなくなった生徒も一生野球ができないわけではない。 たった1ヶ月間大会に出られないくらいのこと。 その間、誰よりも練習に励める貴重な時間なのかもしれないし、 自分を見つめ直し次に向って気持ちを切り替えるチャンスかもしれない。子ども達にとってはどちらにしても大切な時間です。 規則には従うもの。でもいまある規則は普遍の規則ではないけど、今は変化する時ではないのだと理解して、それぞれ自分にできる努力を続けてほしいなと思っています。高校生なんてまだまだ10代半ばの子供たちですよ、何事も乗り越えて行くことが糧になるはずです。

jumpup
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