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博士課程に行きたいがお金がない

 私は現在、修士過程にいます。卒業後、しばらく理由あって2年間は実質的にプー太郎状態となり(働けません)、その後博士過程に進み、研究職を目指したいと願っています。  しかし、この前両親と話したところ、問題が2つ生じました。 (1) 親が退職金を前借りして切り崩して学費を払っていたことが分かりました。しかも退職金が入ったら、そこから私の今借りた膨大な奨学金の半分を支払ってくれるというのです。 (2) 両親は修士卒業以降は、原則社会人として扱い、私にはお金をいっさい支給しない意向を私に話しました。つまり、以後は何をするにも自分で生計をたてて、やっていくようにとのこと。これは祖父からの方針の影響だそうです。父自身がそのようであったということだそうです。  これを考えたところ、もはやこの状況では博士は断念するしかないのではと思っています。問題は学費・研究費・生活費で、研究職を目指すならアルバイトもあまりやるべきではありません。そうなると、これをすべてまかなっても博士でやっていける方法はあるのでしょうか?  何か奨学金などのシステムで可能でしょうか?  もう学生支援機構のお金は負担額が大きすぎて借りられません。後々が大変なことになりますから・・・一応、某一流大学にはいますが、このステータスで何とか支給してくれることがあるでしょうか。

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回答No.3

(1)に関して 膨大な奨学金は博士課程を出て『免除職』に就けば、大学院での分はゼロになりませんか?奨学金の種類にもよりますが、もしゼロになるなら、その分を博士課程の学費にまわしてもうよう説得するのも手だと思います。(もちろん免除職に就けるかどうかは別問題ですが、まぁ人生博打です。) プーの間の二年間は(その理由にもよるでしょうが)『返還猶予』の制度が使えると思います(参考URL)。 (2)に関して ご両親は博士課程まで進まれたのでしょうか?進まれたとしても、ご両親の頃と今では博士課程の重みが違うと思います。今は昔に較べたら『ただの学生』に近いと思います。持続的な収入を得る手段が無いのに『社会人扱い』というのは困りますよね・・・・。 バイトは土日を有効に使えば出来ると思いますよ(私がそうでした)。長期フィールド調査があるような分野は難しいとは思いますが。 #2の方の仰る科研費は学振DC(参考URL)の間違いだと。科研費はPD以上じゃないともらえないと思うので(それも生活費には回せません)。。これをもらえれば、非常に楽になりますが、狭き門です。

参考URL:
http://www.jasso.go.jp/henkan/yuuyo/index.html,http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
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その他の回答 (6)

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.7

 ancestorさん こんばんは  私は薬学部の修士を卒業した者です。  博士課程前期(修士課程)と博士課程後期(博士課程)とは意味合いが違うと思います。研究者としての入門が修士であり卒業後研究者(研究職)として働く為の最低限の知識や研究方法を学ぶのが博士課程前期の修士ですよね。博士課程後期はズバリ「博士号」と言う学位を取得する為のものです。ですから、生活云々を考えて博士課程後期に進学出来ないのであれば、何も博士課程後期に進学して学生生活を長く続ける必要も無いと私は思います。単に「博士号」と言う学位を取得するだけなら、博士課程後期に進学しなくても取得は可能なのですから・・・・。  ancestorさんの専門が文系か理系か解りませんので答え難いのですが、もし文系だった場合こんな事言ったら失礼に当るかも知れませんが各種論文等の必要参考文献(各種専門書等)が有れば勉強を続けられ、自宅でも研究活動を続けられる場合が多いと思います。ですから修士卒でどこかの会社に就職し、休みを使って研究活動を細々とでも続けられたらどうでしょうか??そして博士論文を完成させ、何所かの大学に提出して学位を取得する方法があります。この場合博士課程後期を卒業してませんから、博士課程後期卒業者と同等の学力があると言う事を認定して頂く為の試験を受ける事になります。  専門が理系だった場合は話が少し変わって来ます。理系の場合は文系と違って実験道具が必要になり、必要な実験道具を全て揃えた実験室を自宅に持つと言うのは不可能ですから自宅での個人的に研究活動を続けるのは不可能です。それでも修士を卒業した後も研究活動を続ける方法があります。1つは今通われている研究室の教授に好かれて、その研究室の助手(実験助手かもですが・・・)として大学に残る方法です。この場合は助手としての職員の空席が無い限り無理でしょう。私の1年先輩で博士課程後期に進学が決っていた方なのですが、お父様が亡くなった結果学費の問題で修士で製薬会社に就職した方がいます。彼の場合は、理由が理由で博士課程後期の進学を断念したので、教授が可哀想と思ったらしく卒業時に助手にさせたかったのですが空席が無く3年間製薬会社で働いた後助手として大学に戻ってきて研究活動を続け学位を取得しました。  私の同級の友人の場合は修士卒業後研究職で化粧品メーカーに就職しました。その会社から内地留学と言う事で修士時代の研究室に週3日通い学位を取得しました。  又私の親戚で今は某薬科大学の教授をしている女性がいます。彼女の場合は、勉強熱心で研究室の教授に好かれ学部卒業後同じ研究室の研究助手と言う形で残り学位を取得しました。この様に単に「博士号」と言う学位を取得するだけなら色々な方法がありますから、何も博士課程後期に進学するだけが能では無いと言う事です。もちろん最終学歴が「博士課程後期」である事に意味を見出してるなら話は変わって来ますけど・・・。  私の場合を言えば、修士卒業後博士課程後期に進学する事は考えていませんでした。薬科大学に進学した理由は、将来薬剤師の資格を取得して薬局開局したいと言う夢と化学実験上手になりたかったからなんです。そして学部での実験では物足らなさを感じ、修士に進学したんです。修士卒業後、希望すれば内地留学が出来る製薬会社の研究職を私の担当助教授は薦めていただけたのですが(きっと学位取って欲しいと考えたんでしょうね)、薬局開局の夢が捨てられず断って街場の薬局に就職してしまいました。今は小さな薬局を経営しています。  内容が乱雑になった感じがありますが、何かの参考になれば幸いです。色々考えて将来の事を決めて下さいね。

noname#49694
質問者

お礼

みなさまどうもご回答ありがとうございました。  この覧にてまとめてお礼を申し上げます。

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  • komimasaH
  • ベストアンサー率16% (179/1067)
回答No.6

味の素なんかも奨学金出してますね。 http://www.aji-syogakukai.or.jp/03seido_1.html

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回答No.5

(1)奨学金は「膨大」というほどではないと思います。月々の返済額は少ないですし、利息もほとんどなく、儲けることを目的とした融資ではありませんから・・・どうしても経済的に成り立たなければ免除や猶予があります。 もう、免除職はありませんけれど。 (2)修士卒業まで経済的な援助をしてくださるなんて、優しいご両親ですね。私の周囲は、自分も含めて親の援助なしで、奨学金とアルバイトと極貧生活で院生しています。「アルバイトをあまりやるべきでない」、というのは、例えば接客業とかはそうでしょうけれど、いろいろあるものですよ? 自分の生活費はどのくらい必要なのか、それらは切り詰められないものなのか、など、検討することはたくさんあると思います。 本当に研究者になりたければ、後々の大変さまでひっくるめて覚悟がいる時代だと思います。 失礼かもしれませんが、随分甘い考えでは?と思ってしまいました。 研究分野の違いのなのかもしれませんが。

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  • piyoco123
  • ベストアンサー率15% (124/794)
回答No.4

一流大ではCOE+学生支援機構か学振とるかのどちらかで、どちらも月20万円ぐらいです。 また、一流大では学生支援機構は博士では返還免除してくれる可能性が高いです。 この前博士とった学生さん達はいきなり全額免除されていました。 そして、学校にもよりますが、上記の収入があり世帯を独立したら授業料が全額免除してもらえます。 私を含めて、私が今までいた研究室で自費で博士課程に進学した人間はいません。

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  • itinohana
  • ベストアンサー率41% (58/139)
回答No.2

理工系でしたら、科研費の申請をしてみてはどうでしょうか? http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/main5_a5.htm また、大学に授業料免除のシステムはありませんか?

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  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.1

専攻分野によりますが、理工系の場合私立大学の実習助手として働く方法があります。実習助手という名称は大学によって異なります。 私の知っているある大学では、旧帝大の博士課程の学生を雇っており、1年に100万円程度の収入ですので、授業料を払っても余りが出ます。ただし、期間は3年間が限度です。別の旧帝大の博士課程で市立大学の実習助手をしているという人の話も聞きました。 指導教授のコネでそのような道がないか相談してみて下さい。

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