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「おためごかし」と思うこと・・・
おため‐ごかし【御為ごかし】・・・表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。 最近、地球環境だのコンプライアンスだのと、「正しいこと・善行・弱者救済・世のため人のため」という点が非常に注目を集めていますね。 すると、案の定というか、これに便乗した「おためごかし」がすごく増えたような気がしてなりません。 私が以前から我慢ならない「24時間テレビ」は、あまりにも分かり易すぎる「おためごかし」ですが、最近は結構手が込んできています。 「もったいない」 この言葉も、世界的に注目されていますけど、これが企業のキャッチコピーに使われるとなると、すごく抵抗がありますね。 「私たちはもったいないの精神で・・・」って唐突に言われても、今までそんな取り組みをしてきたの? とか、実は社内ではもったいないことだらけなんじゃないの? とか、疑いの目で見てしまいます。 本心からそう思うのなら、キャッチコピーに使うよりも、社内で取り組んでいればいいのではと思ってしまいます。 その他でも、「これ見よがしに、ペットボトルを回収して、制服に再生するとアピールしているスーパー」とか、「過剰な表紙を付けた本を売りながら、カバーをかけないことでエコに協力するポーズをとっている本屋」とか、いろいろと感じます。 皆さんは、どう思われますか? 又、そんな「おためごかし」だと思うことがありませんか? 教えて下さい。
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まあ今の世の中の「新興宗教」の様な物ですね。我々の様な世代では、「物事の裏」に微妙に敏感反応して「本当にそれで良いのか」と考えてしまう物です。しかし若い世代は「素直」に受け取り「世の中そのようなもの」と受け取るのでしょうね。「新興宗教」に救いを求める若者が増えている世の中では、その本質よりも「世の流れ」なのでしょう。 と言う私はエコと言いながら、大排気量、大馬力エンジンを搭載した車を販売する自動車会社のエコの掛け声を「御為ごかし」と感じています。
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>寄付よりも経費がかかる募金活動、再生ペットを使いながら使い終わった服は燃やしているだけのエコとか、とても実態が伴っていることとは思えないんです。 実態が伴っている必要はないですよ エコの名をかたった、宣伝であり、アピールだと思います。 そのことが、パッとみ受けがいいので、そうアピールしているだけですよ。 私は、もともとそうだと割り切っているので どんなに偉いことやボランティアやエコであれ、それは自分の満足するためにやっている事 だと思うので、お為ごかしだとは、まったく思いません。 人として、まったくもって、当たり前の事だと思います。 No5の方の例でも分かるように、エコではなくって、エコをしているから”我々は善良な企業”と思わせることで、社会的な地位を上げることが目的であって、企業の本当の目的は、エコではないんですよ。 あくまで売り上げを、あげることが目的なので、ビラを配布する費用も、宣伝費としてだして、アピールします。 あくまで企業は、利益が目的なんですから、利用するものは利用する、損があることはしない、当たり前だと思うけど。
お礼
個人が自分の満足のために行っていること(とも、言えないとは思いますが)と、企業が利益追求のために実体がないことでも宣伝に使うこととは、同じ次元の話ではないと思うんですが・・・ そもそも、個人で行うボランティアは、自己の満足で行っていようがそうでなかろうが、他人に自慢したりすることはないでしょう。 又、企業の本当の目的が利益の追求のみにあるという考え方は、既に通用しなくなっていますし、そのような考え方の企業が現実に消え去っている事例が、たくさんあります。 まあ、消費者もそれでよしとする考え方が多いというのであれば、それこそエコロジーも名前だけが踊って、気が付いたら環境破壊が進んで、手の打ちようもなくなってしまうかも・・・と思えて仕方がありません。 ありがとうございました。
- koikoi810
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ある早朝、街を歩いていたら ある居酒屋がビラ配りをしていました。 どんなお得なクーポンをばら撒いているのかと思いきや。 『私達は、このようなボランティア活動をしています』 へっ!!?? ごみ拾い、空き缶拾い等の清掃活動を行っていますなんて そんなアピールされても・・・。 こんなにいい奴らが集まって働いてる居酒屋だから 皆さん飲みにきてねって事だと思いますが・・・。 わざわざ、ビラにして配って、アピールする事か? ・・・・と思ってしまいました。 『朝、ごみを拾っていると心が潤います』って そんなアピールされてもなぁ~~^^: クーポン配ってくれ! ちなみにうちの会社は、アルバイトの労働時間超過には 「コンプライアンスを以って」とヒジョーにシビアですが、 社員には労働時間超過させても平気な顔してます。 (時には、労働時間超過を強要する事すらあります) あれ?コンプライアンスは何処いった?? 会社の言い分『時間内に終われないソイツが悪い』 お客さんが閉店後なかなか帰ってくれなくても、 帰しちゃいけないとか言うくせに?そんなの社員のせいじゃないよ。 ソコんとこ直属の上司に疑問点として指摘してみたら 『言ってる意味が分からない』と言われました(ボーゼン)。 こんなカンジです。
お礼
これは、私の言わんとすることの、非常にいい実例ですね~ 街の清掃活動は立派ですし、誰も否定はしませんよね。でも、それを商売のアピールに使うのは、やはり大きな違和感がありますね。 ビラを配ってアピールというのは、まさに「おためごかし=表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること」を如実に物語っていますね。 これを大企業が行っているのが、それこそ私の質問で挙げたような例になるんですが、さすがに居酒屋よりも利口なんで、バレバレにならないように上手にやっているということでしょうね。 コンプライアンスについても、いい事例だと思います。 バレそうな相手(アルバイトとか派遣社員とか)には気をつけてるだけで、本心からコンプライアンスを守るべきと思っていない会社が、大多数かもしれません。 これも、企業の利益確保のために仕方ないという背景があるかもしれませんが、全てを守れないならもっともらしく「コンプライアンスを厳守」などと公言しないことですよね。 ありがとうございました。
- tips
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こんにちは。 学校などで、授業の一環として?あるいは 部活動の延長のような感じで、駅前や繁華街で 募金活動をしていることについて、自分は疑問をもちます。 学生だったら、募金を街頭で呼びかけることよりも 新聞配達だったり資源回収などをしたり、 家にある不要な本や物品をチャリティやフリーマーケットや 学園祭などで売って、その収益を募金すればいいと思って しまいます。 結局は、進学のための推薦や箔をつけるための ポーズではないか、と、思っています。 24時間テレビは、趣旨はわかりますが、 結局は、お祭り騒ぎをしたいだけ?視聴率をとりたいだけ? とおもい、自分も見たくないので見ていません。 (普段からテレビを見ないので関係ないのですが)それでも 以前、仕事をしていた場所の近くで一日中、コンサートや チャリティイベントなどで、マイクの音量がうるさくて 頭がいたくなったり迷惑だとおもったこともあります。 本の表紙については、自分は購入後すぐに 最初からついている表紙は捨てるので、あまり気にした事が ないですが食材などの過剰包装は、その購入店で包装材を捨てます。 先日はありがとうございました。後悔する道を選ぶことにしました。
お礼
学生の募金活動は、赤十字の場合であれば「おためごかし」というわけではないので、十分に意味はあると思いますが、私企業の場合は危ないですよね。 実際に詐欺の手段として使っている団体もありますし・・・ 24時間テレビについては、私も何回か問題を投げ掛けて、テレビ局にもメールしたんですけど、なしのつぶてです。 あれは、既に本来の趣旨は遥か彼方に飛んでいってしまい、今では跡形もありません。 ま、私も「観ない」ということと、「観ないようにしましょう」という訴えることで、ささやかな抵抗をしていますけどね。 本の表紙も、読むには全く不要のものですからね。 海外のペーパーバックに相当するのが、日本では文庫本でしょうけど、これにさえ表紙を付けているんですからね~ ありがとうございました。
けっこう、世の中お為ごかしですよ。 基本、人間は自分のしたいことしかしません。 したいことがないのなら、どちらがしたくないかであって、殺人でさえ、瞬間的・長期的であれ、殺さない方が自分に我慢ならない、だけで、殺す方がしたいと言うだけです。 -10よりは、-5の方がよかっただけ。 ボランティアだって、金銭的・肉体的な見返りはありませんが、精神的な見返りはあります。 もし、同じような報酬を、ボランティアと同じ満足感(相手に尽くす感、社会的に尽くしている、人より立派な事をしたい、誰かと一緒にいたい、経験他)を、もっと安易な方法で、獲得できるのなら(代替えはできませんが)、そちらに移るはずです。 私は募金や献血は、積極的に参加しますが、あくまで自分が満足だったり、自分の保身です。 地球環境やもったいないを過剰にアピールするのは、所詮企業のアピールであったり、保身ですね。 ただ、やらないよりはいい事、と、利益を求める企業として宣伝の一環としてアピールするのは仕方がないと思いますよ。 テレビも広告収入あってのテレビですので、過剰にアピールするのは仕方がないと思いますよ。
お礼
いやいや、したいとかしたくないとかいう問題ではないと思うんですが・・・ 行っていることが「いいこと」であれば、それ自体は決してマイナス点ではありませんよね。 それに、こちらでも「ボランティア」という言葉が出てきますけど、私が投げ掛けている問いは、個人のボランティア行為について云々しているものではありません。 企業の場合には、「精神的な見返り」に当たるものとしての「アピールや保身」ということですが、それでは行うことの精神と相当乖離してきませんか? それこそがまさに「おためごかし」という言葉になると思うんですが・・・ 又、「やらないよりはいい事」というのは、実は本当にそのことがやらないよりいいかを考えていないことを示していると思います。 寄付よりも経費がかかる募金活動、再生ペットを使いながら使い終わった服は燃やしているだけのエコとか、とても実態が伴っていることとは思えないんです。 皆さんにも、「おためごかし」の実態を理解してほしいと思うんです。 ありがとうございました。
考え、捉え方は人それぞれですのでいたし方ありませんが、 be-quietさんはすべて時代の流れに背いていらっしゃるようで 寂しい人だな~と思います。あなたがここにあげられたことに すべてに参画されて感じられているのなら問題ないのかも知れませんが 私のようにここに上げられていることに少なからず関係している ものにとっては残念に思います。あなたはボランテアなどに参画 された経験は終わりでしょうか。
お礼
ちょっと誤解されているようですが、エコや再生について否定しているわけではありませんよ。 「おためごかし」とお書きしたように、企業が自社の利益を図るのに、あたかも社会のために為しているように振舞うことについて、疑問を投げ掛けているわけです。 例えば挙げられたボランティアについてですが、ご回答者はご自身の「私はボランティア」を自己のアピールに使われていますか? 個人のボランティア精神からすれば、そんなことはないしょう? 又、私はボランテイアはしませんが、仕事の上でエコにも再生にも取り組んでいますよ。それを会社の宣伝に使わないだけのことです。 まあ、論争になるのでお礼で終わりたいと思いますが、時代の流れに乗ればいいというわけではないですし、背いていることが寂しいこととでもないですし、いずれにしてもこの点は質問とは無関係ではないかと思いますので、念のため・・・ ありがとうございました。
お礼
なるほど、「新興宗教」みたいなものとは、言いえて妙ですね。 与えられた教義ありきで、その宗教の裏にある「おためごかし」を探ろうとしないので、オームのような宗教でさえ信者を集められるんですね。 新興宗教がにせであるかは、まさにその教祖が「表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること」になっていないかを見れば明確ですよね。 教祖がいい思いをしていれば、それは似非宗教だということなんですから・・・ 自動車会社も、「おためごかし」の塊ですね。エコも温暖化防止も、或いは安全も、本当に必要だと思っているのなら出来る対策はいくらでもあります。 商売だからそこまでやってられないというのも分かりますが、それなら「おためごかし」の掛け声なんぞ、恥かしくないのかな?と思ったりしてしまいます。 お礼の方が長文になって失礼しましたが、とても参考になったご回答でしたので・・・ ありがとうございました。