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海水魚の底面式フィルターの設置について
- 海水魚の底面式フィルターの上に引く砂の量や種類について詳しく教えてください。
- 底面式フィルターの設置による死水域やチャネル現象の防止方法について教えてください。
- 60〜90cmの水槽に適した底面式フィルターの設備と砂の量について詳しく教えてください。
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こんにちは。 底面フィルターの設置は後日の手直しが出来ませんので慎重に進めてくださいね。 私の40センチ水槽を例にとりますと、全体で7センチあります。 一番下にリング濾材を2センチサンゴ砂の中目を3センチ、一番上にサンゴ砂細目を2センチです。砂の境目にはウールマットを薄く剥いだものを使用します。そのままの厚さで使用すると目詰まりを起こします。 参考のURLを貼っておきます。 http://aquasystem-service.com/marin.html#marin3 >死水域とチャネル現象 一般的に1種類の砂だけを使用すると底面フィルターの溝の部分しか水が流れ、溝の無い板の部分には水が流れ辛く、この部分が死水域となり決まった水の流れが出来ることで他の濾材の部分には水が流れなくなってします訳です。この一部分しか流れないチャネル現象が底面濾過の最大の欠点でこれを改善する為に底面の板に接する部分にリング濾材を置くことで隙間やリングの穴によって、板全体に水が通るようになって、チャネル現象や死水域を克服できるわけです。 これで底面全体が濾材となり、他の濾過器とは比較に成らないほど生物濾過の効率が良くなり、海水魚も飼育できるようになったと考えています。 効率のよう好気性の硝化作用により最終物質の硝酸塩は大量に生産され水換えだけでは追いつかず、手を抜くと300~400mg/リットルというとんでもない数値になってしまいますので、還元濾過の設置をお奨めします。この件については別質問でお願い致します。 海水魚飼育の濾過ではオーバーフローが一般的ですが、モーターの水流が強すぎることで濾材が効率よく働いていないような気がします。 この底面も水流は弱くした方が効率よくバクテリアが繁殖するようで、私の水槽も還元濾過の効果も有り足し水だけで1年過ぎました。手入れは一番上の細目砂が時間が経つと絞まってしまうので、表面を手でなぞるか細い棒で軽く溝を入れるだけ、全く手の掛からない水槽となっています。 上部フィルターはモーターの力が強く水流が強いので物理濾過として設置される事をお奨めしますが、塩ダレ対策も必要ですね、水流を作る為の水中モーターもライブロックの表面のバクテリアには有益です。