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大手家電量販店のポイント還元制の仕組み
みなさまこんばんわ。よろしくお願いします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E9%9B%BB%E9%87%8F%E8%B2%A9%E5%BA%97 上記ページ中の「売り方の特徴」項目中に、 「また、○%ポイント還元を○%値引きと割安だと誤解する人が多い(例として100%ポイント還元は50%値引き相当)。」 と書いてあります。しかし、私は、この文章の意味が最初は全く理解できませんでした。しかし、考えてみれば、たとえば、千円のものを買って100%ポイント還元だと、千ポイントが加算され、あとで千円のものを無償で入手できるという意味では、千円の投資で2千円のものを入手できたわけですから、「50%値引き相当」と考えることができます。 では、たとえば、10%ポイント還元ということは、5%値引きに相当するのでしょうか? 考えれば考えるほど、わけがわからなくなってきます。 どなたか、このからくりを、わかりやすく説明していただけませんでしょうか? よろしくお願いします。
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それは要するにその前に書いてある 「掲示されている価格はポイントがない店に比べて数%高い傾向がある」 「ポイントの蓄積による購入はお得なようだが、考え方によっては不要な金額を支払って店側に預金的に積み立てているとも言える。」 という2点のことではないですか。 つまり質問文の例で言えば、1000円の商品は他店よりポイントの蓄積分だけ高いのではないか、他店では例えば900円なのではないかということです。 そうすると >千円の投資で2千円のものを入手できたわけですから ではなく1000円で他店では1800円の商品を手にしたことになります。 すると ((1800-1000)÷1800)×100=44% となり値引率は50%ではなく44%になります。 ですから例えば他店が47パーセント値引きをすると、この店は44%値引きですから割高のはずですが、質問文中のように考えてしまうと他店が47パーセント値引きをすると、この店は50%値引きですから割安と誤解してしまうということです。 >では、たとえば、10%ポイント還元ということは、5%値引きに相当するのでしょうか? これも同じことです。 1000円の10%は100円です、この100円で手にした商品も他店よりポイントの蓄積分だけ高いのではないか、他店では例えば90円なのではないかということです。 すると1000円で他店ではいくらの商品を手にしたかというと 900円+90円=990円 あれれ、10円損してますね、ここまで来るとはっきりと割安だと誤解していることがわかりますね。
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- jfk26
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>しかしながら、#2のページのように、「ポイントで引き替える商品価格の割高率」について無視するというのも不自然ですよね。 いや、これは個人的な見解ですがそのリンク先のページに書いてあることはちょっとおかしい気がしますよ。 だって100%ポイント還元率とか1000%ポイント還元率なんて実際にはありえないわけでしょ。 そういう実際にはありえないポイント還元率の数字を持ってきて、ほれこの通り差があるぞ見たいなのは何か変だと思いませんか? 実際にはせいぜい20%ポイント還元率ぐらいが限度でしょう。 そうするとあのページの一番下にある各ポイント還元率の実質的な割引率という2%から20%までのポイント還元率と実質割引率の表が現実なのです。 あの表で例えばポイント還元率2%は実質割引率2%ですから、ポイント還元率1%に対しては実質割引率1%なのです。 次にポイント還元率20%は実質割引率16.7%ですから、ポイント還元率1%に対しては実質割引率0.835%なのです。 つまりポイント還元率2%とポイント還元率20%では実質割引率で 1-0.835=0.165 ということで0.165%しか差がありません。 0.165%というと1000円で1円65銭の差です。 ということで実質的にはほとんど差はないのです、それを実際にはないようなポイント還元率を取り上げてこれだけ差あるぞ見たいに書くのはちょっとアンフェアみたいな気がしますけどね。 それよりも前回の回答に書いたほうがもっと重大だと思いますが。 10円の損と書きましたが、支払い金額に対して10円損してるということですよ。 それは割引そのものが実際は存在していないという意味です。 ポイント還元率10%では ポイント還元は1100円の品物が1000円で手に入れられて割引だということです。 しかし他店ではその1100円の品物を990円で手に入れることが出来るということです。 つまり他店で手に入れればポイント還元なんかなくても110円割引してもらったことと同じということです。 110円ということは1円65銭の比ではないですよ。
お礼
たびたびありがとうございます。 おっしゃりたいことはわかります。 まぁ実際、ポイント還元率20%が実質割引率16.7%の場合、1%あたりに換算するとわずかな差ですが、金額が大きくなると大きな差だと思います。 しかしそれより、他店の割引価格を基準に考えることが重要ってことですね。 ありがとうございました。
- kuskusu123
- ベストアンサー率30% (3/10)
・質問の直接的な回答になるかわかりませんが、お店側の立場に立って考えると、ポイント制度について理解できると思います。 ・通常ポイントは、購入したお店でしか使えません(もちろん提携がある場合も結構ありますが)。つまりポイントを使う・活用する為には、次回また来店して、そのお店で買い物をする必要があります。つまりお店はポイントで、お客の忠誠心を獲得しようとするのです。 ・本で読んだだけですから、本当のところは判りません。NO.3の回答がありますが、ポイントは会計上は損金として計上できるようです。で、全ての方がポイントを利用する訳ではないし、有効期限が切れて(ないものもあるが)失効してしまうものもあるのです。それはお店の利益になるようです。 ・何%の割引きになるかは、獲得したポイントを使って初めて計算できます。そのお店で買い物するのが数年に1回とかしかないのであれば、100%ポイントで、実質50%引きとか計算してもあまり意味はないと思うのですが、いかがでしょうか? ・ポイント要らないから現金で値引きしてくれ!と交渉すると、おそらくポイント還元率より、低い値引き率を提示されるはずです。お店にすれば、現金で値引いてあげても、次回また自分のお店に来てくれるか判らないですが、ポイントなら利用する為にまた来店してもらえる!だからポイントで還元する方がお得ですよと言うはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、商売する側としてはいいシステムですね。会計上の仕組みとしましては、やはり、「無利子で顧客に負債できる」点が、店側にとって有利な点となります。 このことについては理解できていたのですが、大前提として、その店のリピーターであることとして、その上で、実際の値引率がどうであるかの計算公式を割り出し、表示価格とポイント還元率を入力すると、割引後の実際の価格が表示できる数式を、表計算ソフト(OpenOffice.org Calc)で実現することを目標にさせていただきました。 #2の方が教えていただいたページには、おおよその変換後の百分率が明記されているのですが、小数点以下が四捨五入されているので、大きな金額のものですと誤差が発生することを懸念し、実際の値引率の計算もすべて数式で行うことが目標です。 ありがとうございました。
- Takashi1970
- ベストアンサー率33% (204/612)
直接的な回答ではありませんが……。 ポイント還元だと、実は、かなりのポイントが使われずに消滅していくのだそうで、そう考えると、家電屋としては、割引よりはポイント制の方がトクなのでしょうね。 何しろ、お客には割り引いてもらったと言う満足感を与えながら、店の側は割引よりもずっと負担が少ないのですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、商売する側としてはいいシステムですね。消費者は、割り引いてもらったと勘違いしてしまうところがミソで、私も今までそう思っていましたが、今回のこの質問で、それが違うことを証明しようと考えている次第です。 ありがとうございました。
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
↓のページに10%ごとの値引率一覧表がありますので参考にしてください。 http://www.st.rim.or.jp/~k-kazuma/TH/TH513.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 まさに、私が求めていた回答を、例を挙げながら詳しく説明しているページでした! なるほど、おおまかに内容を把握することが出来ました! ありがとうございました。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
同じ考え方をするなら 1000円買物 -> 100円分還元されたので 100円の何かを買う。 結局 1000円で 1100円分を購入 値引き率は ((1100 - 1000) / 1100) * 100 = 9.1 %
お礼
ご回答ありがとうございます。 上記の計算式で分かったことがあります。 つまり、還元分を割る分母が、最初の購入金額ではなく、還元分も合算した数値だということですよね。 つまり、 還元ポイント÷(購入金額+還元ポイント)=値引率 ということですよね。合ってます? つまり、通常の感覚だと、分母に還元ポイント分を加算しないから、値引率と還元ポイント割合が同等と判断してしまいがち、ってことですよね? 少しわかってきました。今回、目標を、改めて定めます。 表計算ソフトで、ポイント還元率を実際の値引率に変換する式を作ります。上記の数式だと、分子が実際の還元ポイントなので、これをポイント還元率から割り出せるようにします。すこし熟考してみます。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 このご回答には、まさに目から鱗でした! つまり、#2の方にご紹介いただいたページは、還元率を値引率に変換する際の仕組みが詳しく書いてあり、理解することが出来ましたが、「還元されたポイントで引き替える商品が割高である」という点について言及されておらず、私も一切気づくことがありませんでした。 jfk26さんのご回答にあります例は、「還元ポイントで引き替える商品は、他店よりも10%高い」という前提で書かれており、これを一概に公式化することはできませんが、しかしながら、#2のページのように、「ポイントで引き替える商品価格の割高率」について無視するというのも不自然ですよね。 jfk26さんのご意見には本当に驚きました。これも参考にすると、「ポイントで引き替える商品の割高率」を可変にした公式を作り、表計算ソフトで計算できるものを作りたいと思います。 すごい発見でした。参考になりました。ありがとうございました。