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半分切り取られた信号機(南海電車にて)
初めて質問します。 私は南海電車の高野線を使っていますが、 ふと線路にある信号機に目を向けると、 ランプ部分を囲んでいる楕円形の黒い板(背面板?)の半分が、 縦にカットされているを見つけました。(この説明でわかるでしょうか) 最初は何とも思いませんでしたが、よく見るとそれが一つではなく、 かなり多くの信号機がそう加工されています。 でも通常の楕円形になっている信号機も多く存在します。 他の鉄道ではそこまで注目したことがないのでよくわかりません。 この意味は何なのでしょうか?ご存知の方よろしくお願いします。
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現物を見ていないので、あっているかどうかわかりませんが、一般的には、車両が信号機背面の黒い板に接触しないようにしています。 電車の車体には車両限界という物が設定されています。車両を設計する場合、絶対にこの車両限界の外側に車体や部品が飛び出さないようにします。基準範囲からの飛び出し禁止ですね。 線路には建築限界という物が設定されています。線路脇に設備などを設置する場合には、この建築限界より内側(線路側)に構造物や部品などが入り込まないように設置します。基準範囲への進入禁止ですね。 車両限界より建築限界は一回り大きく設定されていて、車両側は車両限界を、線路脇の構造物は建築限界を守る事で、走行中に電車と構造物などが衝突しないようにしています。 さて、信号機などは運転上設置が必要となる箇所が決まりますが、線路脇の状況などからどうしても背面の板が建築限界内に飛び出してしまう場合があります。このような場合に背面の建築限界内に飛び出す部分を切除して設置します。 ただし、信号の背面にある黒い板は、信号の視認性を高めるためについている物ですから、気軽に切断するわけにも行きません。 設置上、どうしても信号の位置がずらせない場合に採用されています。
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- savacat
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そのままの楕円形の形だと、車両に接触してしまうから、カットしてあるのです
お礼
ありがとうございます。 やはりそうなんですか。 最初はそう考えたのですが、 それなら最初からずらして設置するしなぁ、と思っていました。 ということは、ずらして設置できない理由があるんですね。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 「電車が当たるのかな」(もしくは「当たったのかな」)と最初考えたのですが、 当たるほども接近しているようには見えませんし、違う理由かなと思っていました。 なるほど、車両限界と建築限界が別にあるんですね。 やむを得ない場合の措置でしたか。 よくわかりました。ありがとうございました。