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年配の前歯ですが何か?

年齢で言うと50以上ぐらいの人の 前歯などで見受けられる、全体が金属で作られていて、 前面の部分だけが歯のエナメル質が見えるように窓状の物がある 手法はどのような構造でしょうか? 神経を残して削ってそれにかぶせてる感じでしょうか? いまだと本当の歯のように見せるのが普通なのに 技術が無かったころの産物みたいな物でしょうか?

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  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2724/5433)
回答No.4

確かに開面金冠でしょう。 現在のタービンが発明される以前はベルトドライブのモーターエンジンで削っており、先端も多くはストレートタイプなので技術的に大量に削る事が困難でした。 鋳造法そのものは昭和25年頃には研究されていましたが、実用化されず、35年ほど前までは前出の回答にあるように現行の鋳造冠は無く、縫製冠(圧印冠)という板を曲げて作る(鍛造法の一種)方法でした。 その後鋳造法が広まりましたが、まだ技術的に低く、当時は圧印冠の方が鋳造冠より精度が高い時期もありました。特に金合金は鋳造より伸展性が高く、歯にフィットさせる事ができたのです。 開面金冠は、外見上の歯の自然観を残した当時としては素晴らしい冠でしたが、鋳造冠が主流になるに従って技術者も激減し、歯医者側からすれば歯を削らないで済む上に収入も多い治療法、患者側からすれば金を使う事からステータスシンボルとして利害が一致し、つい30~25年ほど前まで残った技術です。(中には総義歯にわざわざ開面金冠を入れさせる患者さんも居ました) 作成法は削った歯の型から金属模型をつくり、それを使って金属の板を鍛造して歯の形にします。 削る量は僅かで、多くはエナメル質も遺すので、神経を取る事は、虫歯が神経近くまで至ってない限り、ありません。

その他の回答 (3)

回答No.3

他の回答にも有りますが「開面金冠」という方法のことかと思います。 確かに技術の無いころの産物かもしれません。 技術もですが当時は白い歯を作る材料を自在に整形する事がまだまだ困難な時代でした。 前歯を白く見せようとすれば、出来合いの人工の歯に心棒を着けたような形の物を歯冠部分を削り取って根だけにしてしまった歯(の根)に差し込む「継続歯(差し歯)」やこの「開面金冠」がもっぱら用いられました。 現在の冠はロストワックス法と言う精密な蝋原型を鋳造操作によって金属に置き換える方法で作られますが、当時の冠は縫製冠といって、薄い金属を圧印(打ち出し)などによって成型しロウ着けによってつなぎ合せて完成するバケツの様なものでした。 当然削った歯との密着性は悪いのですが、虫歯部分だけを適当に(最小限)削った歯にガバッと被せて大量のセメントで隙間を満たす事で治療を済ませていました。 前歯の場合で前側が虫歯になっていない限りその部分に窓明けをして自分の歯が見えるようにしたものが「開面金冠」です。 これを金で作った物など、ある意味ステータスシンボルのような存在でも有り、虫歯でなくても入れている人がいたりしたものです。 古き良き?時代のお話です。

  • utsustut
  • ベストアンサー率28% (19/67)
回答No.2

今と違いエナメルを削るのに苦労したみたいです。 だからカリエスになりにくい頬側を残したみたいです。

  • tokyomac
  • ベストアンサー率32% (87/267)
回答No.1

「開面金冠」という物だと思います。 分かる人は今60、70歳の歯科医師じゃないでしょうか。それより若い歯科医師は学んでいないと思います。(25年前のカリキュラムにはすでにありませんでした) お答えにならずすみません。

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