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これぞ「鋼の錬金術師」という場面を教えて!ダマスカスの日本文化祭で展示
あなたが「これぞ鋼!」というシーンを教えてください。 シリアはダマスカス大学の日本語教師の方が、日本文化祭でマンガ「鋼の錬金術師」をアラビア語訳して展示なさいます。 「準備の残り時間も少いので、できるだけメッセージ性のある場面、または『これぞ鋼!』というシーンを選んで訳したいです」とのこと。 そこで推薦場面を教えてください。できれば理由も。 よろしくお願いいたします!
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二番目の人です。 今、手元にある、8巻までを荒読みして、これかなと思ったのをカキコミします。 二巻一つ目、39ページのロイさんの『彼の選んだ道の先には~』から、41ページの『・・・・・・・・・・・・・風邪を引く。還って休みなさい』 推薦理由は、漫画でも、アニメでも、ニーナの件までは、エドもアルも、どこか慢心していたのだと思うし、『自分たちなら、助けられる』というような感情もあったと思う。 でも、助けられなかったら、エドの台詞のように、想い出してしまう、・・・・・自分たちが人であることを。 75ページの『兄さん』から、「例え、それが世の流れに逆らうどうにもならないことでも.』まで。 推薦理由は、エド達は、ガキなのに、色んなものを背負い過ぎてるし、見過ぎている。 それでも、叶えたいと思えることは、羨ましいと思うし、叶えて欲しい。 このシーンは、或る意味、過去を振り返っての誓いだと思うから。 四巻の79ページの「アイツの整備師、やってるって。」から、82ページの『そんときはきっちり受け止めてやる。それでいいんじゃないか?』まで。 推薦理由になるか、わからないですが。 原作じゃ、2巻から、四巻までと、大変短い時間で、殺されたヒューズとエドの幼馴染みウィンリィの会話です。 ウィンリィが、心配するのは、幼馴染みで、機械鎧を付けた事情も、知っているから、ある種当たり前。 何も言わない、そんな彼らの理由も、内心も少しは解るから、ヒューズはああ言う台詞を言う。 エドにとって、ウィンリィに詳しいことを言わないのは、『帰りたい場所』だからだと思う。 最後に、もう一つ。 二巻P163の「知れば、地獄を見ることになる」『地獄ならとうに見た』の遣り取り。 この場面で、鋼を衝動買いしたんです。 地獄って、そう見たいと思うモノじゃない。 だけど、それでも、見なきゃ行けないって、そう言う覚悟。 参考になりますように。
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- toyokawali
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僕は、5巻のイズミ先生がメニィという娘に「命は物とちがうし私は神様じゃない」と諭すシーンですね。 この場面は現代までの人類の驕りに対する強烈な警告といえます。
お礼
命の大切さ、けれどそれを実感する難しさを表した場面ですよね・・・。 エドの人体錬成がばれた?と緊迫したところへ、あの柔らかく静かに厳しいメニィの場面を持ってきて、ふっと力を抜く。その構成が本当に素晴らしいと思います。 回答ありがとうございました!
- miya-mcl
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あえて下の方と違う場面で。 11巻の126Pから127Pはどうですか?(ページ数あってるのかな・・・汗) エドの「真理の野郎ぶっとばして あそこからおまえの身体を引っ張り出してやる!」のくだりです。 エドとアルが、絶望の後にもう一度前向きになるシーンです。 (お母さんのつもりだったものを掘り出して、セントラルに帰った後) 立ち直り方なんかが鋼って感じがします。 決して明るいストーリーじゃないですからねー。 こういう前向きさがないと、読んでる方も辛いですよ(笑)
お礼
あそこは、鋼中盤のクライマックスですよね・・・! >立ち直り方なんかが鋼って感じがします。 同感です! 重いストーリーなのに、必ず力強く前を向く。 難しいストーリーを、ギャグも交えて分かりやすく描く。 (特に推薦場面なんて、すごく重くて難しいのに、読者がついてけるように考えて描かれている) それが鋼の魅力だと思います。 回答ありがとうございました!
- toganoyua
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漫画の一巻90ページ後半から、92ページの流れ。 「しょうがない。また次を探すか・・・」 「そんな・・・ うそよ・・・ だって・・・ 生き返るって言ったもの・・・」 「あきらめな、ロゼ、元から―――」 「なんてことしてくれたのよ。 これから、あたしは!何にすがって、生きていけば良いのよ!! 教えてよ!!ねぇ!」 「そんなこと、自分で考えろ。 立って歩け、前に進め。 あんたには、立派な足がついているじゃないか」 ってな、会話です。 このシーンに、『鋼』を凝縮しているかも、と思います。 エドは、片手片足が、ツクリモノ。アルは、生身ですら無い。 生身なら、どんなことがあっても、歩んでいける。 自分たちは、そうじゃないけど、歩んでいかなきゃダメだ。 というような、ロゼを励ましているようで、自身達も、奮い立たせているのかと思います。 趣旨にあっているかどうか、ちょいと不明ですが。
お礼
回答ありがとうございます! 趣旨ぴったりです! 「立って歩け、前へ進め」は、鋼の根底を流れるテーマだと思います。 魅力あるマンガは、例え見開き1ページでも「何かある」と感じさせ、読ませる力を持っていると思います。 1巻の代表的場面のここも、正にそれ! ありがとうございました。 まだまだ募集中です。よろしくおねがいいたします!
- 10ken16
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メッセージ性という点では、 TVアニメーション版の、 大佐との車の中でのやりとりでしょうか。 作中の戦争は、個人には関わりないところで 起こっているように見えるが、実際は個人個人が求める欲求が、 『賢者の石』という象徴的なものを求めることにつながり、 それを以て戦争の火に油を注ぐ。 その意味で戦争には個人も関わっている。 というようにも解釈できるやりとりなのですが…。 土地柄を考えると『賢者の石』に 宗教的な意味づけをされると、変な方向に行きそうな。
お礼
回答ありがとうございました。 ただ、残念ながら今回はマンガ原作の方ハガレンなので・・・。 アニメも、マニアには人気だそうです。アニメの方がマンガよりずっと有名なのはこの国でも同じ。今回も、アニメから興味を持った学生さんとの企画だそうです。 もし原作もご存知でしたら、ぜひまたよろしくおねがいします!
お礼
たくさん挙げてくださって、ありがとうございます! あのマスタングの長台詞からエドの叫びは、BSマンガ夜話でも取り上げられていたけれど、構成といい台詞の内容といい、ぐっときますよね。 「例え、それが世の流れに」初めてアルが、彼の強い自我を示した場面。兄が願うだけでなく、彼自身こそが元の身体に戻りたいのだと。 ヒューズの場面。理想の大人を出して、次の回で殺す。荒川弘は天才だと思いました。 「地獄ならとうに見た」覚悟、そして奢り。どこまでも真っ直ぐなエド。 ほんと、鋼はどれもこれもいい場面ばかりです。 コメントありがとうございました!