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先輩と後輩と上司のはざまで困っています(長文です)
幼稚園教諭です。 いつのまにやら7年も働き、気がつけば先輩達はどんどん退職していって、上から2番目になりました。 私の上のA先生は勤続20年近い大ベテランで、クラス担任と教務主任を兼務しています。 今年度からもう一人園全体を統括するB主任がいらっしゃり、園長の補佐や教諭全体の指導をして下さっています。 私の園にはいろいろ「悪しき伝統」があり、若い職員からは「少しでもいい方向に変えていきたい。子どもがどうすればもっとよく生活出来るか工夫して変えていきたい」という声が上がるようになりました。 私自身、昔は「なんでこんなこと…」と思っていたことはたくさんありました。しかし、A先生を筆頭に諸先輩方から「今まではこうやってきた。だからあなたも何も言わずこれに従ってね」「変えて行ったりしたらおかしくなるから、今までどおりにやっていくのが、一番いいんだよ」とずーーーっと教え込まれてきたこともあり、同期もいない私が一人で考えてもしょうがないや、言われたとおりにやってればいいやと、4年目くらいから放り出して、言われるがままに動いてきたところがあります。 新しく来たB主任も、当然おかしいと思うところが多々あるらしく、若い職員と一緒に「もっといろいろ意見出して、変えていったらいいわ」と盛り上がっています。 それがA先生には面白くない様子で、「なんかわけわからないことで盛り上がってるよね」「こういう風に今までのこと崩されたら困るから、先生しっかり見張っておいて!」と何となく、私に圧力を掛けてくるところがあります… またA先生はそれとなくB主任の見ていないところで、他の職員にも「余計なことを言ったら、B主任が盛り上がっちゃうから、変えていくような発言は禁止ね」と釘をさしている様子で、後輩からは「A先生から言われちゃいました…やっぱり、うちはこれからも、このままおかしな状態でいくしかないんですかね」といわれてしまい… 私自身の気持ちとしては、本当はもっと子どものことを考えたやり方を見つけ出していくことは決して悪いことではないし、実際学年内の会議でA先生を除いたメンバー(A先生は学年が違います)で後輩達と意見を出し合ってみて、本当にこうやって色々考えていい方向に変えていけるなら、今までの伝統にそれほどとらわれる必要はないのではと思っています。 しかしA先生からしたら何よりも今までのやり方が一番ベストで、先生も楽が出来て、親からも見栄えが良くて…というのをすごく重視している様子で、断じて変えるなんてことは認めない、そのようなことを助長した発言をしたら許さないというような状況です。 A先生が退職してくれたら一番話が早いんですけど、何よりも勤続年数の長さはうちの園NO1です。 B主任も考え方はすごくしっかりしていて、子どもを見る目教諭を見る目も節穴ではなく、A先生の姿を見てかなりいろいろ感じてはいるようですが、いろんな主任としての仕事もA先生から教わっている状況、さすがにまだ指導をしたりするような雰囲気ではなく、様子を伺っているようで… 園長もまた新任で、これまたいろんなことはA先生から教わっている状況です。 A先生は私がしっかり後輩を抑えない(変えていくなんて発言を自由にさせている時点でもうダメのようです)ことにイライラしているようで、昨年度退職した先生たちにいろいろ愚痴っているようです。 私と仲の良かった先輩にもいろいろ言ってるみたいで、本当に憂鬱です。 怒鳴りつけて見栄え良く仕上げる運動会、教諭が存分に手を加えて完成する作品展、疑問をもつことの何が悪いのか…後輩達は「A先生には全部私達が勝手に言い出したことだって言っていいですよ。先生が一番立場辛いですよね」と言ってくれます。ホント申し訳ないです。 これからどういう風に立ち回っていけばいいでしょうか?
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こんにちは。 小学校で働いています。 若い人たちの「こうしたい!」という情熱、それはすごくいいことだと思いますし、実際それで子どもたちの良い方向に変わっていくこともあります。 でも、気をつけなければいけないことは、 ・「子どもたちのため」と言いながら、だんだん、反対派を覆すことに目的が摩り替わってきていないか ・職場のチームワークが崩れてきてはいないか この2点です。 どんなに良い<革命>でも、職場の先生たちの仲が悪くなってしまっては、意味がありません。 ちょっと変なたとえかもしれませんが、例えば、ママが「子どものためには絶対必要!」とお受験をすすめたとしますよね? でも、パパは絶対反対で、ママとパパの仲が悪くなり・・・でもママは強行突破。・・・子どものために? これって・・・本当に、「子どものため」なんでしょうか? 本当に子どものことを思うのなら、まずママとパパが仲良くすることですよね。それで、よく話し合って、妥協点を見つけていく。 保育園だって同じだと思います。 表面的に仲良さそうなふりをしていたって、子どもはわかってしまいますよ。 あなたがせっかく良い立場にいるのだから、酸性かアルカリ性か、じゃなくて、あなたが中和して、全員中性になるように(つまり、全員の妥協点をみつけられるように)、がんばってください。
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元幼稚園教諭です。 同じ経験をしました。お気持ちわかりますよ。四月の混沌とした職員室は耐え難いですよね。質問者様は特に間に挟まれた辛い立場なんですね。でも後輩たちもしっかり自分の保育観を持っているようで良かったのでは?私の職場では皆洗脳?されて心の病に罹り退職したり、空っぽの保育をする後輩が相次ぎました。私も心身に異常をきたし、自分の保育を見つける為にも退職を選んでしまいました。伝統を守るあまり、週休二日制になっても行事は増えるばかり。時計を見ながら子どもたちを動かす保育は本当に可愛そうで。最後の年は、はみださない程度にではありますが、自分の保育を目指したところ保護者の方にも共感していただき良い経験になりました。子どもが輝く姿は一番説得力がありますよね。先輩たちも感じるところはあったようで、ふーん…良いんじゃない?という意見も。もちろん釘を刺されることもありましたが。 辞めてみて、客観的に振り返り、思う事が沢山ありました。歴史、伝統という土台があるからこそ、あれこれ工夫できるんですよね。一からとなれば幼稚園の雰囲気が全く変わりますもんね。保護者の皆さんはやはり行事や教育方針が気に入り入園させているはず。そういった部分も考慮しつつ、新しい方針を取り入れて子どもたちの成長がより良い物になるといいんですが。親にとっても保育者にとっても子どもが生き生きした姿を見る事が一番嬉しい事ですよね。 新しい事を始める場合、A先生にも「こうしたい理由があるんだ」と納得させなくてはなりませんね。回答にもありましたが若い者同士が固まっていてはA先生も居心地が悪いですよね。そのイライラが質問者様に回って来ている様子。残念ですね。幸い後輩達は協力的なようですので、質問者様A先生の気持ちも伝えながら、チームワークを乱すことの無いよう説得する必要もあるかもしれません。A先生は視界が狭くなっている部分もあるのかも。それを広げる為には後輩達の協力も必要ですし、何より時間もかかりますよね。派閥は色々な問題を生みます。子どもに影響するのが何より怖い事です。 A先生に関しては、イライラして愚痴っているならしばらく様子をみて放っておいてもいいのでは。質問者様は辛いかもしれませんが、あくまでも「どっち派」にもなってはいけない仲介の立場ですよね。間にいるからこそ見えるお互いのいい部分を後輩にもA先生にもやんわり伝える事ができるといいですね。 今後はB主任の動きが一番重要かも。質問者様がB主任と教育方針を共感出来ていれば、後輩ともうまくやっていけると思います。後輩達はB主任の保育観に賛同して一緒に動いていくはず。B主任がA先生に対抗するような態度さえ取らなければ大きな問題にはならないと思うのですが… 質問者様は、なるべく笑顔で、皆に思いやりを持って、自分の心に正直に受け答えしていれば十分だと思います。A先生の不安な気持ちや、頑固な部分も受け止めながら愚痴を聞いてあげるのも良いかと思います。きっと焦っているんでしょうから。何より皆で協力することが大切ですものね。チームワークで動く仕事です。子どもの成長を一番に思って皆が協力することを忘れないようにしたいですね。特に若い先生達は、先輩の立場も考慮しながら勉強する気持ちを持って欲しいものですね。そのきっかけを投げかけることが出来るのも質問者様かもしれません。 四月、心身共に大変な時期ですね。視野を広く持って、子ども達に素敵な笑顔を見せてあげてくださいね。体調など崩しませんように。
お礼
ありがとうございます。 実際に保育が始まって見ると、とにかく忙しく日常が流れ、方針云々に関しては結局時間の都合上例年通りに流れていることが多くなってきています。 私自身も一時はもっといい方向へ…と考えていましたが、とりあえず忙しすぎて頭が回らなくなってきてます^^; B主任はすごく立ち回りが上手いです。A主任の方針には相変わらず基本従う姿勢を崩していません。ここはB主任の動きに、ついていくのが一番いいのかも知れない、と感じるようになりました。
こんばんは☆ 私も保育士をしていました。 私なら、よい風に変えていくと思います。子供が産まれて尚更思いますが、そんなの保護者はお見通しだと思います。 つらい立場だと思いますが子供のことを考えてよいという方向にみんなでもっていけばよいと思います。 A先生はベテランかもしれないですが、時代も考えも色々変わってきていますし保育の考え方も変わってきています。 あなたの思うように動けばいんじゃないかな~私ならそうします。 子供のために一保護者として。。頑張ってください☆
お礼
ありがとうございます。 A先生は実際問題結構人気があります…保護者受けはいいようです。信頼も厚いです。 結局良い方向に変えていくにも、色々障害もあり、大した変化にはならないかも知れないように感じてきました。
お礼
ありがとうございます。 すごく参考になりました。 摩擦の狭間にいてホントどうしていいのかわからなくなりましたが、妥協点を探って全員が同じ方向を目指せるように出来たらと思います。