多分、「なかよし」で連載されていた「オレンジポケット」(高瀬綾)だと思います。
一冊で完結していますが、今手に入れるのはちょっと難しいかもしれないです。
かなり古い(15年近く前でしたよね?)作品ですし。
内容は男の子とメガネをかけた先生がクリスマスの日に孤児院にいた女の子が飴を万引きして捕まるのを見る。
孤児院にその子を送り届けるが、女の子は先生の服のすそだったかな?ぎゅっと掴んでいる。
結局その女の子は先生のうちに引き取られることになって、でも、話しかけても何も言わない。
男の子はその日から女の子が寝ている間に服のポケットに飴玉を入れていって、女の子もそれを毎朝楽しみにしていた。
ある日、男の子は飴ではなく、ネコ(?実は先生の作ったロボット。高瀬先生の絵によく出てくる、ふよふよ~とした絵だったのでたぶんネコだとしかいえない)を入れていた。
何も知らない女の子がいつものように手を入れたらそのタルト(確かこういう名前だった)が飛び出して驚き、男の子に「びっくりしたじゃない!」とか言って怒る。
男の子と先生がどうしてしゃべらなかったのかと聞くと、以前に貰われていった夫婦には最初子供がいなくてかわいがってくれていたのに、子供が出来ると疎んじられて孤児院に返された。
好きになって、捨てられるのが怖かったからという理由。
男の子と先生しかいないこの家ではそんな心配ないよという男の子の言葉に安心して女の子は心を許す。
と、ここまでが冒頭部分。
男の子の名前が「セラヴィ」で、男の子の記憶を奪った少女が「ミレディ」だったと思います。
主人公の女の子の名前はちょっと思い出せないです。
「フラワーセラピスト」という単語に覚えがあるなら、この作品に間違いないです。
長々と書いてすみません。
これで間違っていたらどうしよう・・・。
お礼
ありがとうございます!あんな曖昧な質問で分かる方がいるかなあと思ってたんですが、題名が「オレンジ~」というのと万引きで捕まるというのには記憶があるので、この本に間違いないと思います。 でも15年も前の話だとは思いませんでした。早速、古本屋で探してみたいと思います。