• ベストアンサー

胃婁手術とは?

母親83歳で数年前から認知症で5の認定を受けています。当時は私の自宅近所のグループホームで世話になっていました。3年前に足の骨折を繰返し、その頃から自力での歩行は出来なくなりました。その治療もありグループホームの経営母体の病院に入院しました。現在は入院後2年半ほどになります。私も家の近所なので土・日には必ず顔を見に行っています。入院してまもなく口からの食事が出来ないとのことで医師の指示で栄養ドリンクを朝昼晩飲むようになりました。入歯も不要になりましたが、プリン・ゼリーは食べていました。昨年秋よりプリン・ゼリーは体重増加で良くないと食べないようになりました。そして昨年暮れに軽い脳梗塞で少し言語障害等が出ました。その後投薬で現在は言語障害はありません。その後遺症なのか口から栄養ドリンクを飲むことを嫌がるようになりました。病院のスタッフの連絡では1日の必要量900CCの3割ほどしか飲まないので点滴を日に一度するとのことです。現在は手からの点滴から足からに変わっています。将来胃婁の方が良いとは主治医からの言葉を主任看護士経由で聞いています。只他の看護士からは私はあまり勧めないとも聞いています。 基本的にいつ胃婁手術をするかは医師と十分話しをして決めたいと考えます。 教えて欲しいのは手術を受ける母親にとって (1)胃婁手術は延命の方法なのでしょうか (2)この手術の肉体的・精神的負担は大きなものなのでしょうか (3)そして手術後の負担は少ないのでしょうか 息子として痛み・苦しみの少ない方法はと考えています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

医療関係者です。 参考意見として聞いてください。 >(1)胃婁手術は延命の方法なのでしょうか 点滴にも限界があります。抹消の血管から入れる点滴には たいしたカロリーもなく、ただの水分補給程度になります。 胃ろうを作らず、点滴を継続していくのなら、中心静脈栄養という 高カロリーの点滴が必要になってきます。 胃ろうは、延命だけの方法ではありません。少しずつ、経口摂取の 訓練をしていく中での、足りない分の栄養を直接胃に入れることが 出来るという利点もあります。 経口摂取が出来るようになり、胃ろうが不要となれば外すことも出来ます。 今後も、経口摂取が困難となり、在宅で介護するなら、胃ろうが ベストといえるかもしれません。  >(2)この手術の肉体的・精神的負担は大きなものなのでしょうか 手術時間はとても短く、方法も簡単です。手術後の多少の傷の痛みは あるかもしれません。肉体的、精神的負担はそれほど大きくないと思います。 >(3)そして手術後の負担は少ないのでしょうか ご本人の負担は、傷の痛みはあるでしょう。 在宅に戻られる際に、胃ろうを使用していくのであれば、ご家族の 協力が必要になります。栄養剤の準備の仕方、胃ろうへのつなぎ方 等を看護師から習う必要があります。 そのことに関しては、ご家族とよく相談されたほうが良いかもしれません。 看護師さんのほうからあまり勧めないとも聞いているそうですが、 栄養摂取が出来ないのであれば、勧めないということを言っている場合ではないと思いますよ。 胃ろうを作ったからと言って、口からものが食べれなくなると言う わけではないということをご理解いただければと思います。 不明なことがありましたら、いつでも質問してください。 お力になれたらと思っております。 お母様のために最善の方法を考えてあげてください。

pinpon910
質問者

お礼

早速のアドバイス有難うございました。 母親は認知症もあり、自分では判断が付かない状況です。僕自身も医学的知識がないため困っていました。大変参考になりました。病院の先生と良く話すきっかけになります。僕自身の不安の解消になると思います。叉質問をする機会があるかと思いますが、その際も宜しくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • jhety
  • ベストアンサー率76% (13/17)
回答No.1

私の母も認知症になり、経管を経て胃ろうの手術を受けました。その際の経験ですが・・  胃ろうは胃に直接穴を開けて管を通し、そこから栄養液を入れる方法ですから、もちろん延命だと思います。点滴等では栄養補給に限界があるそうです。消化器から栄養を摂るようにするのが体としては一番だそうです。胃ろうをするまえに経管栄養にする人もおおいと思います(母もそうでした)。経管は手術の必要もないですが、鼻にいつも管が入っているという状況ですから、鼻の部分がただれたりすることも多く、また管が長いので、衛生にも気を遣わないといけません。 胃ろうの手術自体はそれほど難しい物ではないそうです。 手術後は、胃の穴の部分に管を通し、ふたをします。栄養補給の際には、このふたをはずして、直接胃に流動食のようなものを入れます。ですから、経管に比べると管自体が短く、従って衛生面でも楽です。実際、家族がトレーニングを受けて自宅で介護している人もいます。むしろ経管と比べると楽だと言えます。 お母様に取っても楽なはずです。 看護士さんで勧めないという方のお考えはよくわかりません。想像では 出来れば口から水分を取る方がよい、とお考えかもしれませんね。ですが、認知症ということでもあり、また高齢になってくると、水分でさえむせることも多いです。父は亡くなりましたが、やはり食事が肺の方に入ったことが元で 肺炎になりました。高齢者にはその危険がつきまといますね。ただ、水分はかならず必要ですが、点滴も長い期間はできにくくなってきます。 主治医のお考えをよくお聞きになって、疑問点はぶつければ良いのではないでしょうか。胃に穴を開けるというと、質問者様はつらいと思うでしょうが、お母様に取ってはむしろいいことではないかと私は思います。

pinpon910
質問者

お礼

早速のアドバイスを頂き、有難うございました。認知症の母親について息子としてどんな方法が良いのかの判断基準を頂いたように感じています。主治医の先生とも良く話し合いの機会を頂き方向を決めたいと思います。有難うございました!