北朝鮮はなぜ偽ドル札を刷り増さないのか？

質問

現在６カ国協議がなされていますが、北朝鮮はマカオの銀行バンコ・デルタ・アジアの口座のお金にこだわっています。
この口座は麻薬や偽札のマネーロンダリングの口座とされていますが、偽札が作れる実力があればドンドン刷れば事実上問題ないと思うのです。なぜせっかくの核技術と引き換えに口座をとりかえしたいのでしょうか？

実は偽札作りの技術がないとか（一部の資材が手に入らない例えばインクや透かしなど）考えましたが今一歩すっきりしません。

回答No.2

sudacyu

Ｎｏ１の人の回答のほかに大きな理由としては、中国の存在があります。

　経済成長著しく、国民が豊かになりつつある中国ですが、アメリカ・日本との巨額の貿易利益がその根源です。ですから、中国は世界の政治情勢の現状維持を希望しているわけで、北朝鮮の核開発によるアジア情勢の変化を望んでいません。（金成日の死亡による北朝鮮の混乱さえも望んでいないわけです。北朝鮮から難民が中国に大量に流れこんでくれば、中国国内の政治・経済の混乱は相当大きなものになります。）

　そのため、北朝鮮に圧力をかけて６カ国協議を成立させようとしているわけです。

　中国が北朝鮮の立場を擁護し、アメリカから最大の譲歩を引き出す困難な努力をしているその最中に、偽札を大量発行して中国の交渉を更に難しくするという、中国の面子をつぶす様なことをして、中国に見放されると北朝鮮は崩壊します。（北朝鮮は中国相手にも、瀬戸際外交をしているわけです。中国が見放さないと言う状況であれば、偽札発行をするでしょうが・・・。尚、北朝鮮は過去に「米ドル」の偽札以外に、「日本円」「中国元」の偽札を作っているようです。）

補足

遅くなりましたが・・・補足質問よろしいでしょうか？

全体の中での中国の立場は理解できますが、６ヶ国協議に戻る前提が米朝の２ヶ国協議でその中心はマカオの銀行の口座のお金の返還です。これは中国と直接関係ない状況でなぜそこまでしてその口座のお金が必要かが分からないのです。

アメリカの金融制裁があっても、別のルートで偽札で儲ければ６ヶ国協議に戻っても戻らなくても核か援助かの交渉が有利になる気がしているのですがどうでしょう？

回答No.1

ici41041

質問にも書かれていますが、マネーロンダリングするのに口座は必要です。口座がなければ偽札を市場に流通させる事も難しいでしょう。100ドルや200ドルであれば簡単でしょうがまとまった金額は不可能です。
また、北朝鮮の偽札もしっかりと鑑定すれば北朝鮮製というのはわかってしまいます。完全な同一品を作成できれば口座も必要ないかもしれませんが、鑑定してわかってしまう以上はすべてを偽札に頼るわけにはいきません。
海外などとの大口の取引の際はやはり銀行口座は必須になりますので、偽札を作れる技術があるから口座はいらないというわけにはいきません。

お礼

回答ありがとうございました。

補足

遅くなりまたが・・・補足質問よろしいでしょうか？

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88
ここにあるスーパーノートという偽ドルは相当レベルが高いそうです。
高度鑑別器でないと難しいとあります。このレベルなら外国の市内の両替屋さんでユーロに換えて銀行に預けたらどうでしょうか？
北朝鮮は、国連加盟国１９０数カ国中半分以上（１５０位）と国交がありそこには外交官が荷物を検査されずにフリーパスでいけます。トランク１つで５０００万円くら余裕で入ると思います。（今回２５億円程度なので５０カ国でＯＫです）ここが民間？の犯罪者と違うところで外交官特権があればお金の移動に口座は必要ないとも考えられるのですがまちがっていますか？

イタリアとかドイツとも国交があり厳しく無い所で両替してタックスヘブンのところでにダミー会社を作って口座を開設したらマカオの口座は必要ないのではと考えたのですがどうでしょうか？（１００ドル札は両替で疑われてしまいますか？）