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CT(ヨード剤)とMRI(ガドリニウム)の造影剤に
ついて教えて下さい。 両方全然違うものなのですが副作用的にはやはりヨード剤の方が多いのでしょうか? また、腎臓から膀胱までの検査は通常CTを使った経静脈的腎盂造影(IVP)で検査する所がありますがヨード剤のアレルギーがある人はできません。 その場合、MRIでガドリニウム剤を使った検査でCTと同じような検査は可能なのでしょうか? つまり、CTの時のように自動注入機で一挙に流し込み尿の流れをCTの時のようにMRIでも可能なのでしょうか? 宜しくお願いします。
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CTU・MRU・IP(IVP)どれを選ぶかは、病院の設備の問題があります。昔からやっているのはIPであり、これは単純写真と同じ原理です。 CTUの場合、最近はやりの多列検出器CT(MDCT, MSCT, マルチスライスCT)があってこそ出来ることです。 MRUの場合、ご指摘のように1.5T以上の機械と言うことはありますが、昔の1.5Tでは出来ません。 一つの目安としてはMRCP(MRIでやる胆管膵管造影)が撮影できるMRIで、ということになります。 もう一つ。 CTU・MRU・IPは、似たような画像がでますが、CTU/IPとMRUでは、実際に見ているモノが異なります。といっても臨床家で、理解している人は少ないです。 CTUやIPの場合、造影剤を撮影しています。また、時間を追って撮影することで、ある程度腎機能が予測できたりとか、造影剤の流れが分かります。 一方で、MRUの場合、撮影しているのは「水」です。それ以外はないと思ってください。(T2強調画像系統の撮影です) かつ、時間的要素は関係ありません。「水」のあるところだけ映るだけです。 撮影に時間がかかることもあって、通常の撮影には組み込まれないのが普通です。 MRIでCTUのように、造影剤を使ってT1強調画像で時間経過で撮影することは可能ではありますが、専門的な話、通常の撮影法だとCTのように連続画像に見えても、画像毎に連続性はなく、逆に連続がある取り方では、範囲が広すぎて撮影できません。 いずれにしても、造影T1強調画像と、MRUは比較できません。 乳製品がだめって言うのはどういう事ですか? 最後の質問について。 根本的に、造影剤を使うのはT1強調画像です。で、MRUはT2強調画像系統の撮影なんで、全く違います。
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- Luminara
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そうでしたか、肉眼的血尿の原因ですね、、、、 おっしゃるとおり、単純CTで腎臓に石灰化があり、かつ、記載されていないのではっきりしませんが、単純CT上、腎臓に腫瘤など無かったのなら、石灰化に伴った出血かもしれません。あとは、尿管についてですが、、、 尿管の「形」であれば、先ほどお話ししたMRウログラフィー(MRU)で尿管を描出させることは可能です。事前にスポーツドリンクなど飲んでおくと描出しやすいとも言われています。しかしながら、この検査もやっている施設は少ないのではないか、と思います。 あと、お勧めしませんが、尿管口から造影剤を逆流させる方法があります。これだと血管内に造影剤が入るわけではないので、アレルギー反応は起こらないと思いますが、逆に細菌などを逆行性に送り込んでしまう可能性もあります。 臨床としては、たぶん、そこまでして診断つけなくとも、血液データや他の所見も含めて、かつ、結果として治療方針が変わらないのであれば、そこまで無理した検査はしないかと思います。 いずれにしろ、主治医の考え次第ですが、引き続き経過観察されることをお勧めします。
お礼
お礼のお返事が遅れてしまって申し訳ありませんでした。 本当に色々と教えて頂きましてありがとうございます。 正直、MRウログラフィー(MRU)は参考になりました。 ガトリニウムも私は副作用がな注入も10ccと少なく仮に副作用があっても通常の薬と一緒で6時間以内に症状がでるとのことで・・・ これがIVPやDIPだとヨード剤を100ccで数日経ってから副作用がでる時もあるんですよね? だったら何故、医師はMRウログラフィー(MRU)をしないのだろう。 色々と調べたのですがどうもMRウログラフィー(MRU)は設定やソフトの関係なので普通1.5テスラのMRを使用しているところなら殆どできる様子です。 事実、2つの病院に聞いたら滅多にないけどやればできると言ってました。(苦笑) 後、造影剤(ガトリニウム)を入れなくてもT2で解るとのことですが教えて頂いたように撮影前にスポーツドリンクや水を飲んだ方が造影剤(ガトリニウム)を注入した時よりかは写りが悪いとは思いますが結構、映りますか? それと飲み物は乳製品はダメなんですよね? 最後に造影剤(ガトリニウム)を入れた時と入れないで撮った場合の違いはなんなのでしょうか? 宜しくお願いします。
- Luminara
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この文献は趣旨がちょっとずれますが、添付文書に書いてある頻度よりも、実際の副作用発言頻度が少なかったと言うことです。 頻度は、「考察」の最初の所に書いてあります。 で、説明が足りなくてすみません。 「IVPの検査で何を見たいか」なんです。 もし、尿管結石を見たい場合、普通は石灰化の結石なので、MRIでは写りません。MRウログラフィーで見えるのは「水」だけであって、その他の情報は分かりません。 CTウログラフィーはまだ普及していませんが、IVPのように造影剤を流しながら時間を追って「立体的に」撮影できること、尿路系以外の腹部の情報が得られるので非常に有用です。 もし、腎機能・流れを見たければ、核医学的にレノグラムなどありますが、、、、、 結局、ヨード造影剤に対してアレルギーがあっても、前処置をして(確立されたモノはありませんが)やることもあり得る、事ではあります。その際は患者さんに十分説明して、同意を得た上で万全の体制でやることになります。
お礼
何度も本当にありがとうございます。 私はヨードアレルギーがあるのでヨード剤を使用した試験ができないんです。 只、ガドリニウム剤なら大丈夫なのでIVP検査のようなことがMRIでもできないのかな?と思い質問をさせて頂きました。 で、私が知りたいのは造影剤を入れることで腎臓から尿管口までの間に何か異常があるかどうかを知りたかったのです。 というのも膀胱鏡により尿管口からの肉眼的血尿が認められたからです。 つまり腎臓からの流れが知りたかったんです。 ちなみに単純CTは既に撮ってありCT上で確認できる石はありませんでした。 只、腎臓に石灰化しているものはありましたけど・・・
- Luminara
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すみません、、、 ガドリニウム製剤 の変換ミスです。
- Luminara
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発生頻度はヨード造影剤とが取り有無製剤では全く異なります。参考pdfをご覧ください。 MRIで撮影するとすれば、やっている施設は少ないと思われますが、MRウログラフィーと言うモノがあります。この場合、造影剤は使用しません。 いわゆる造影剤の「流れ」を見たければ、前処置をするなりしてIVPもしくは、CTウログラフィー(これもやっている施設は少ないですが)をやることになります。
お礼
ありがとうございます。 私も教えて頂いたURLは見ました。 でも、見ても私では解りませんでした。(苦笑) 確かヤフーで「MRIとCTの造影剤」で検索すると出て来ると思います。 後、CTウログラフィーではなくMRウログラフィーではないのでしょうか?
お礼
色々とありがとうございました。 とても勉強になりました。m(_ _)m