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TU-880について
- TU-880は高品質なオーディオアンプであり、スピーカーの音量に関しては十分な出力を持っています。
- TU-880にはEQアンプ部があり、これはプリアンプとして機能します。
- TU-880はパワーアンプ単体としても使用でき、プリメインアンプと同じように使うことができます。また、トランジスタを使ったアンプはクラシック音楽だけでなく、ロックなどのジャンルもしっかりと鳴らすことができます。
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(1) その2つの値は、示す意味が違います。 スピーカーの許容入力というのは、「それ以下の電力を入力しても壊れない」という意味です。FE167Eの場合、「65W (Mus.)」とありますので、瞬間最大65Wの入力まで耐えられるという意味です(連続許容入力は(Nom.)と表記)。 アンプの出力というのは、「それだけの電力を取り出しても壊れない」という意味です。TU-880の場合、「定格出力2.5W」とありますので、連続して2.5Wの出力を取り出せるという意味です。 音量を決めるのは、スピーカーの「能率」です。FE-167Eの場合、「出力音圧レベル:94dB/w/(1m)」とありますので、ユニットの軸上1mの位置で、1Wあたり94dBの音圧を得られることになります。94dBというのは、感覚的には喧しい掃除機と同じくらいと考えてよいと思います。 したがって、通常の家庭環境であれば、TU-880でFE-167Eを鳴らしてもそれなりの音量は得られることになります。ただし、もちろん大音量はとれません。アンプの能力を超えて出力を取り出そうとすると、音がひずみます。 (2) 広い意味でのプリアンプですが、たぶんお考えのものとは異なります。イコライザアンプというのは、ふつう、フォノレコードのRIAA特性を補正するために用いられるものです。平たくいえば、「レコードプレーヤーをつなぐための機能」です。 一般にいうプリアンプの機能(入力セレクタ、ボリューム、RECアウト、トーンコントロール)は、TU-880にはありません。ただし、2系統の入力切替とボリュームだけは搭載されています。 (3) 上述の通り、ボリュームがあるので問題ありません。 (4) トランジスタか真空管かというのは本質的な問題ではありません。抵抗1本、コンデンサ1個を変えただけで音が変わる世界です。目の覚めるような鮮烈な音を出す真空管のアンプもあれば、透明で暖かい音を出すトランジスタのアンプもあります。
お礼
詳しい説明を付けてくださりありがとうございました。 まだまだではありますが、カタログ等を読んでもわからなかった値を見てどんなものなのかがわかるようになりました。 急いで購入して後悔しないようじっくり考えてから結論を出したいと思います。 (ただ、TU-880がは使えることがわかったのでますます欲しくなりました) ありがとうございました。