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官僚の存在を知っている人はどの位?

恥ずかしながら、最近官僚という存在を知りました^^; しかし、そもそも官僚を知っている人って多いんですか? TVにも、ニュースにも、マスコミにもあまり報道されてないような気がするんですけど。 中学の社会科で勉強しましたか? 会話の中で官僚を知らないと言ったら、常識はずれみたいなことを言われてしまいました。 官僚の存在って常識的なことなんですか。 -------- 聞くところによると、国を動かしているのは政治家よりも官僚らしいですけど、 そんな大事なことみんなは知ってるんでしょうか。 私はずーと小泉さんや政治家が日本を動かしているものだとおもってました。 TVもそう報道してますよね。 知らないことに少しショックな感じがしました。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

官僚とは、「官」=「公」、「僚」=「人」、で、役人のことを言います。 だから、市役所の受付のおばちゃんも、パートやアルバイトでなければ、官僚です。 官僚には、高級官僚と、下級官僚の2種類に分かれます。 高級官僚とは、「上級職試験」というたいへん難しい国家試験を合格した人たちで、若いうちからとんとん拍子に出世していきます。 県や市にも上級職試験のようなものがあったと思いますが、一般に高級官僚という場合は、国家公務員=国の役人を指します。 下級官僚は、普通に役所に採用された人たちです。 高級官僚を「キャリア」、下級官僚を「ノンキャリア」といったりします。 国家の指導者は、政治家です。 粗っぽく言えば、大方針を総理大臣がたて、それに沿って各大臣が自分の担当部分について、具体的な方針をたてます。 しかし、政治家がたてた方針を実際に行動に移す人が必要です。 事務を行うプロが必要だということです。 高級官僚が、大臣のすぐ下、役所のピラミッドの上のほうにいて、いろいろな具体的指示を出して、国家を運営します。 と、ここまでが「タテマエ論」です。 たとえば、大物政治家が外務大臣になったとしても、その政治家が外交に詳しいとは限りません。 自民党内の力関係や、たらいまわしの結果として外務大臣になったりすると、なにをやったらいいか、よく分からなかったりします。 実際にはそういう場合が多く、結局、方針の立案から全部官僚がやって、大臣はただ「みこしの上に乗っているだけ」というようなことが起こります。 そうすると役人は、段々にのぼせ上がって、自分たちが国を左右するかのように錯覚するのです。 質問者の方がおっしゃっているのは、そのことだと思います。 ところで、TVドラマでよく威張り散らしている高級官僚が出てきますが、実際には、高級官僚というのは、外部に対しては腰が低いものです。 そんなことで波風をたてて問題を起こし、出世の妨げになってはつまらないからです。 頭のいい人たちですから、まず「敵」はつくりません。 役人というのは、下っ端ほど、一般国民に対して、尊大な態度をとるケースが多いですね。

その他の回答 (7)

  • weber7009
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回答No.8

>国を動かしているのは政治家より官僚? その通りです。 そのような国家を官僚国家といいます。 官僚が国を動かしている典型的な官僚組織は内閣法制局です。 内閣法制局の主たる仕事は、各省庁が閣議に提出する法律案や条約案、政令案を事前に調査し、法制局の審査をパスしなければ閣議を通りません。閣議を通らなければ衆参の委員会に提出される事がないので、各案は成立する事はありません。国会は「唯一の立法機関」と規定されていますが、法制局が「唯一の立法機関」の役割を事実上代行しています。その意味では、法制局の役割自体が三権分立の憲法原則を覆す結果になっています。 内閣法制局の定員は77人で、各省庁からの出向者で構成する寄り合い所帯です。77人の官僚が行政、立法を牛耳っているのです。 議員立法(国会議員が提出する法律案)で法律が出来るケースもありますが、数としてはまだ少ないです。

atk18
質問者

補足

政治はあまりくわしくないので、常識的なことと知り、 また一つ勉強になりました。 沢山の回答を見て、官僚のことが良くわかりました。 そうすると、全体のことが見えてきますね。 ご回答いただいた皆様ありがとうございました。

  • aoba_chan
  • ベストアンサー率54% (268/492)
回答No.7

正式にいうと、「官僚=全ての公務員」ではありません。 三権分立ってやりましたよね?司法・立法・行政ってヤツですけど、一般的に「官僚」というときは行政職の公務員を指します。実際に国の施策を実行する分野なので、制度を設けるとき・法律改正するときなど実態に即した制度を構築しやすいのです。 本来は、法律を作るのは立法、つまり国会(議員)の役割なのですが、議員はこと細かく制度を知らないので、ほとんどの法律案を作るのも行政の仕事になってしまっています(議員立法は1割にも満ちません)。 また、許認可事務は行政が行っていますが、許認可とは「権利を付与する」という行為なので、許認可を行うということ自体が大きな権限になっています。 このため、社会的に大きな影響力を持っているので、「官僚が国を動かしている」ようないい方となるわけです。実際は、官僚って極端な縦社会なので、OBの発言力が強く、国を本当に動かしているのはそういうOBなのかもしれませんけど(天下りが絡んで来るとさらにややこしくなる)。まあ、OBの時点で官僚ではないんですけど。 ちなみに、司法分野や立法分野でも裁判官や議員以外の人たちはいます。こういう人たちも「官僚」ではありますが、その事務局以外に影響を及ぼすことは、ほぼ無いといってよいので、マスコミがよくいう「官僚」には含まれていないものと思われます。 さらにちなみに、最近の一般的用法として「官僚=公務員」みたいにいわれますが、もともと「官」という字は「国家公務員」を示します。 官官接待みたいな言葉が使われ始めた時期から、地方公務員にも「官僚」という概念が当てはめられるようになったみたいですが、厳密には違います。 そのため、普通、国家公務員として採用されると「○○省事務官」と官の字がつきますが、地方(たとえばA県の場合)は、「A県○○課主事」のように官がつかないのが普通です(全部の自治体を知っているわけではないので、そういうところもあるかもしれませんが)。 また、公務員住宅についても、正式名称でいうとき、国家公務員の場合「官舎」ですが、地方の場合は「職員宿舎」が普通です。 なお、国家一種だろうが国家三種だろうが「官僚」には変わりありませんが、影響力を持つのは、キャリアといわれる国家一種採用職員ですので、特にマスコミが「官僚」として使っているのは、国家一種採用行政職職員、ということになります。

noname#26116
noname#26116
回答No.6

>そもそも官僚を知っている人って多いんですか? まぁ、幼稚園児や小学生低学年では知らない人の割合が多いかもしれませんね。しかし社会人レベルで考えれば、知らない人の方が少ないと思いますけれど。 質問者だって、全くの不知だったわけではないでしょう? 意識していなかっただけの話だと思いますよ。 例えば質問者が噂話で「○○さんの主人は外務省に勤めているんですって」という風な話を聞いたことがあるとすれば、基本的にはその主人は「官僚」ですよ。(まぁ財務省でも農林水産省でも良いのですが・・) >中学の社会科で勉強しましたか? 三権分立というのを聞いたことが無いですか?立法・行政・司法とある中で、行政を担っているのが俗に言う官僚(国家公務員)です。簡単に言えば立法は政治家、司法は裁判官ですよね。 恐らく質問者は、存在を知らなかったのではなくて、具体的な機能を知らなかったってことでしょう。

  • buck
  • ベストアンサー率14% (97/678)
回答No.5

>官僚の存在って常識的なことなんですか。 常識的なことです。 世の中に官僚が存在していることを知っている人のほうが、知らない人より多いのは間違いないと思います。 >TVにも、ニュースにも、マスコミにもあまり報道されてないような気がするんですけど。 報道もされています。

回答No.3

学校で教えたであろう内容であれば三権分立という言葉を 記憶されていませんでしょうか? 現在の多くの国で採用されているシステムですが、法律や 予算を決定する機能が立法府たる国会、成立した法律や 予算に基づいて実務を執行する機能が政府、法律が遵守され ているか、また他の行き過ぎた行為がないかをチェックする 機能が裁判所によって実現されるものです。このうち、政府 で働く公務員の中で国家公務員一種試験に合格し、採用され て国が行う各種の業務に従事する人のことを俗に官僚と呼んで います。 実務内容に関しては日々現実に接している公務員のほうが政治家に 比較して詳しいことが多いため、現実には政治家が法律案や 予算案を提示しても実現性に問題があったり、あるいは論争に なった際に論破されてしまうケースも多く、政府が主導権を 握りがちになっているのが現状です。 そういった意味では最終的に決断する権利と責任は政治家に あるが、多くのケースでは政府が国を動かしているといっても よいでしょう。 官僚制の弊害の一端は知識や理念の不足しているチェック能力を 持たない政治家を量産している現在の投票行動によって生じている ともいえるのですから、有名であるとか見てくれでえらんでいる 傾向の強い投票を見直さないと解決しないのではないでしょうか?

回答No.2

田中真紀子さんが外務大臣のときに、官僚のひげ面の何とか言うのと軋轢があり、結果として両成敗になって田中真紀子さんが辞任した事件があったよね。大臣(国会?議員)は数年で替わるけれど官僚というか職員は替わりませんよね。情報はすべてかんりょうが握っているので、国会答弁も官僚が作ったものを読むだけで、時々そっと耳打ちに来たりもしてますよね。というわけで、新米大臣は頭が上がらないというか、大臣になっただけで終わりで、実際は官僚が仕切っているのです。いつだったか、数年前の東大の合格発表のときのインタビューで、合格者が答えるのに、「将来は官僚になって、この国を動かしてみたい。」と、たわ言を言っていました。少し、暗記力がいいだけの、こんなのばかりが官僚になっているので、日本は何時になってもアメリカの言うなりで、北朝鮮にも相手にされないんだと思っています。

noname#24295
noname#24295
回答No.1

そういうのを、「官僚主義」というのですね。 本来民主主義国家では、政治家と彼らによって更正されている議会が物事を決め、その政治によって決められた事項を、官僚は実行するものです。 しかし、実際は、官僚が決めた事を、政治が追認している状況です。 政治家が、官僚よりレベルが低いと、こうなるのです。

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