CDは発売になった頃、非接触メディアなのでレコードやテープなどとは違い半永久的に使用可能、てなふれこみでした。
ですが、ベース面やら信号面、レーベル面と数枚を貼り合わせてある構造のため、その接着剤にカビが生えることがわかり、突如として”半永久的”との宣伝文句は消えてしまいました。
ボク自身の経験だと、国内生産のCDでは20年前のものでも貼り合わせ部分に空気が混入してしまい接着剤にカビが生えたりしたことはありませんが、海外製だと”そろそろやばそう”と思われるものもあります。
そういうものは仕方がないのでCDRに焼き直しています。
レコードは100年近い歴史があり、かなり古いものでも割れない限りは再生が可能ですが(レーザーターンテーブルだと割れても接着すれば再生可能ですけど)、CDなどのデジタルメディアはまだ生まれてから20数年しか経っていないので、どんなにクオリティのいいCDメディアでも、この先どうなるかはわからないそうです。
電磁波はそう影響はないと思いますが、太陽光などの光には弱いそうです。いまではケースはクリアなものも増えてますけど、むかしはケースのCDを入れる箇所は必ずといっていいほど黒系の光を通さない色でした。
ちなみに信号面にキズがついてもよほど深くないと再生には影響ありませんが、レーベル面にキズがつくと再生できなくなります。というのは信号そのものは構造上レーベル面からの方に近いところにあるからなんですけど、あまり知られていないのか、信号面のキズを気にする方の方が多いようです。
ネットでCDの構造や耐久性など検索すると、いろんなページが見つかります。中には劣化の程度を調べているような方のHPもあるので検索してみてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。さっそくいろいろなHPをみてみたいと思います。また機会があれば宜しくお願いします。