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問題行動のある生徒にケガをさせられても我慢するしかない?
小学校一年生の息子のクラスには、授業中も勝手に立ち歩く(その子には補助の教師がついています)腹が立てばすぐに友達を蹴る、叩く。 といった問題行動のある男の子がいます。 カッとなりやすく、すぐに手が出るため、ケガをさせられた子供は後を絶たず、その度に担任と母親が謝罪してまわるといった状況です。 ところが先日、息子が頭に掃除用具を振り下ろされ、怪我を負いました。 幸い、叩いたものがゴム製だったため浅い傷で済んだのですが、これがもっと硬いものであったなら頭蓋骨陥没はまぬがれなかったであろうといった状況です。 そのお子さんを責めるつもりはありません。 お母さんもしっかりした方です。母子家庭という事情も気の毒だとは思います。 しかし、その子の弁護をするばかりの担任とは全く話になりません。 今まで何度も親子と担任で話し合い、本人も十分に反省している。 と言われても、それで事故が無くなるどころか、子供の力が強くなった分、ケガも大きくなっています。 校長と教頭が自宅まで来てくださいましたが、 「おっしゃりたいことは、よくよく分かっております。」と言われて言いたいことも言えず。 今回、大怪我でなかったことを良いことに、このままうやむやにするつもりかなと思ってしまいました。 こういう場合、どうすれば良いのでしょう? 来年も持ち上がりでクラスはそのまま。 保護者で集まって話し合いを持ったほうがいいのでしょうか? みなさまの知恵をお貸しください。
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まずは、お子様のこと、お見舞い申し上げます。 大きなけがでなくて良かったですね。 相手のお子様が広汎性発達障害だとすると、 二次障害を起こしている可能性があります。 本来、そのような障害を持ったお子様は、周りの環境に対して左右されやすく、 周りが落ちつかないような状態だと、より一層イライラします。 聴覚過敏や、強い自己否定感を持つ特性から、 まわりの子が普通に言った注意なども、 自分のことを全否定されたように受け取り、大きな声を上げたり暴れたりします。 話し合い活動などで少しいつもより周りのテンションが高いと、 そのことで不安を感じてパニックを起こすこともあります。 しかしそれは、障害の持つ特性であり、 周りはそれを考えて接する必要があるのです。 しかも、行動が突発的なので、 ぴったりと大人が一人付きっきりでいても、 お友だちを叩くのを止められないこともあります。 学力が劣っていなくても想像力を司る部分に障害がありますから、 まわりの子の立場になって考えることは、不可能です。 自分が予期してないことが急に起こると、対処することが出来ず、 パニックを起こします。 自分ではなく、まわりの子がしかられても混乱し、暴れることもあります。 そんな特性を持っていても、 保護者が普通学級を希望されたら学校は拒否できません。 かなり重度で学校が度重なる説得をしても、 受け入れない保護者もいますし、 そもそも、自分の子どもがそのような障害を持っていると言うこと自体、 親としては受け入れがたい事実であり、ショックなことです。 ですから、診断を受けることすら拒否する方もいます。 行動は改善する余地があっても、障害そのものは消えないのです。 親としてはいたたまれないですよ。おそらくは。 そしてその子は、一生その地域、社会で人々に囲まれ暮らさねばなりません。 そんな保護者が普通学級を望まれることを否定することはむずかしいでしす。 そうなると学校としては、その子どもの二次障害を少しでも抑えるように 周りの環境を整えるしかやれることはありません。 被害を受けた、周りのお子様や保護者と同じ立場で、 障害を持つお子さんの保護者に接することは、 二次障害を酷くするだけで本人にも周りにとってもよいことはありません。 担任は、おそらくそのお子さんの立場を周りに説明し、理解を求めることで、 その親子の気持ちの安定を図り、二次障害を減らし、 その子が落ち着ける環境に近づけようとしているのだと思います。 そうすることで、まわりの子が安心して過ごせるようになると言うことです。 担任は、障害の特性が分かっているからこそ、 そのお子さんを責めないのでしょう。 そういったことを責めるのは、 骨折をしている子どもに50m10秒で走れと言っているようなものですから。 補助者がついていることが学校として出来る最大の対処です。 尚、担任は矢面に立つだけに、 周りのお子さんの何十倍も傷ついていることが多いです。心身共に。 後は、周りの子どもたちと保護者がその子の状態を正しく理解し、 正しく接することでその子の状態は良くなるし、 質問者様もお子様も安心して過ごすことが出来るようになると思います。
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- zuka-chan
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補助の先生が付かれているということは、書かれているお子さんの親御さんは、入学前早い段階で 要望を出され対処されたのでしょうね。 でも実際、まわりのお子さんに怪我があるようでは、対処し切れていないように思います。 そうまでなっても、担任の先生からは、他の保護者に対してそのお子さんの状況に対する説明はないのですか? 保護者の方自身も、懇談会などでみなさんに理解を得るために、文書にするなどして説明が必要な時期なのではと思います。 説明もないのでは、受け入れる側も難しいと思います。 一年生といえども、子供同士でも、なんらかの理解が示せると思うのですが。 子供たちへの説明は難しい面もありますが、その保護者の方は先生から皆さんに説明されることを不安に思っているのでしょうか。 年度末まで補助教員つきで頑張ってみて、その結果が今の状況なので、 保護者の方も何かしら来年度は考えるのでないでしょうか。 校長先生のお言葉、質問者さまの冷静な対応に選ばれた言葉だと思います。 特別支援教育法などもありますし、苦慮されているのでしょう。
お礼
実は、補助教員は、週に2回ほど来てくれるだけなんです。 担任が他の保護者に対して説明はありませんが、個人面談などで個人的には話をしているようです。 ほんとですね・・・。 今度の保護者懇談会で話合えるように提案してみようと思います。 ありがとうございました。
- noarin
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アドバイスにはならないかもしれませんが。。。 特別支援学級が学校にないようなので、 地域の養護学校に相談することはできないでしょうか。 私の子どもは養護学校に通っているのですが、 地域の小中学校に通っているお子さんの相談を 受け付けています。4~5市町村の学区から その養護学校に通っているのですが、 年間100件以上の相談が(延べ数)がある そうです。担当のコーディネーターの先生が そのお子さんの学校へ行き、子どもさんだけで なく、先生方、保護者の方にアドバイスをして くれます。また必要ならばそのお子さんに養護 学校に来てもらって指導をすることもあります。 (また検査などもしています) こういう情報は校長などが持っているかどうか、 活用するかどうか(実施されていない場合もありますが) 確認が必要となってきます。 せっかく補助の先生がついていて問題行動が悪化している、 ということは、私から見るとせっかくの資源が活かされて いないように思います。補助を付けてほしい、という 希望が受け入れられない地域もあるのですから。 最終的には教育委員会へ相談する、という形になると 思います。その場合は多少人数が多いほうが問題が 切迫している、というのを行政が実感すると思うの ですが。
お礼
ありがとうございます。 行政ですね。 やはり専門家の方に意見を聞きたいし。わざわざ来てくださるとは、知りませんでした。 お子さん本人には何の責任もないので、お子さんを傷つけないような方法で、みんながうまくやっていけないかと思っています。
- nashidai
- ベストアンサー率15% (2/13)
ご心配のことですね。 我が家の小4の息子のクラスにも時々切れる児童がおり、このケースほどではないにしろ、たびたび問題行動を起こしています。 ・教材をたたきつけて壊す。 ・イスを放り投げる。 ・友達の首を絞める。(未遂)等々 担任や教頭、校長はその都度謝ったり、本人を諭していますが その様子は収まる気配を見せておりません。 最近は心配した保護者(有志)が授業に付き添っていることもあります。 つまり、学校は有効な手段は講じられないのです。 保護者が立ち上がるしかないのです。 このまま放置していても、責任逃れする学校側に何らかのメリットは あるかもしれませんが、子ども(当事者含める)や保護者には 悪い影響しかありません。 とは言っても、どう立ち上がったら良いか分からないし、保護者の 連携もそううまく行くものではないと思います。 従って、まず最低限することとして、 ・事実を正確に(日時、事象、怪我の程度など)を文書で記録する。 ・学校側や本人の親の謝罪時に、その一部始終を録音する。 ことをお勧めします。 出来れば、このようなことを起こさないような対策をいつまでに、 講じる等の念書を作成し、サインを迫る。 恐らく、相手は難色を示しますし、特に後者のサインは特にそうです。 しかしわが子を守るためです。 組織や社会にはこのような「記録」「文書」が威力があり、組織の 人間は非常に恐れます。 「「おっしゃりたいことは分かっている」というなら、サインしても 良いんじゃないですか?」 という風に相手の責任を追及しましょう。 やりたくありませんが、このケースではそういった対処も必要と 思われます。
お礼
具体的なお話で非常に参考になりました。 そうですね。そのくらいやらないとダメなんでしょうね。
- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
他の方がおっしゃるように「補助の教師がついて」いるのであれば、何らかの支援教育の対象児童なのでしょうね。 その場合、担任にその子の状況・事情などの説明を求まることは出来ると思います。また、養護学校などのコーディネーターから指導の助言をもらって来ることも担任は可能なはずです。(もちろん、その子の保護者の許可は要りますが)何らかのアプローチをするために、保護者が話し合いを持って意見交換することは、前向きな内容なら良いのではないでしょうか。 「その子をどこかにやって欲しい」と言う希望は、どんなに多数決でも絶対無理です。養護学校か地元小学校かの選択権は、昔も今も保護者にあります。もちろん源学級か養護学級かの選択も。ただ以前はかなり行政(教育委員会など)が無理矢理、押し進めていたようですが。
お礼
なるほど、 結局、担任に問題があると確信しました。 お互いを被害者、加害者にするような悲劇を起こさないのが学校側の責務だと思っています。 事件が起こってしまってからでは遅いのですから。 専門家の指導や助言をもらうように母親を説得するのは担任がすべきことだと感じていましたが、そういう態度は全くありません。 むしろ、こちらに理解を求められている状態です。 そうですね。 ありがとうございました。
- chinatsu1984
- ベストアンサー率14% (154/1099)
> その子には補助の教師がついています それは何らかの発達障害とか注意欠陥他動性障害とかでしょう。 昔なら養護学校とか施設に入れられた児童ですが、最近はほかの子と同じに!という共産主義的思想が日本全体を覆っているため、結局、ほかの子供が迷惑を受けることになっています。 > 保護者で集まって話し合いを持ったほうがいいのでしょうか 残念ながら意味ないですね。 結局、その児童を排除する権利はないんですよ。そういう風潮の世の中になってますから。時間の無駄です。 > 「おっしゃりたいことは、よくよく分かっております。」と言われて言いたいことも言えず それはまずいですね。 校長と教頭の仕事は、頭を使うことではなく、頭を下げることで自分らの保身をしたいだけです。 私なら早急にわが子を転校させますね。 頭を殴られたけど軟らかかったから大事に至らなかった、というお話ですが、目でも突付かれて失明したらどうします? 相手が母子家庭では、賠償も取れないですよ。 困難に立ち向かってこそ、とか、皆で話し合って決める、とかキレイ事を言ってる場合ではありません。 おそらく中学校に入っても続きますよ。いやエスカレートするでしょう。後悔しないためには引越&転校です。
お礼
大胆な発言、ありがとうございます。 でもほんと、おっしゃるとおりなんですよ・・・ 実は今年に入ってから、クラス崩壊で担任教師が入院したり、教師が犯罪を起こして辞職したりで不祥事続き。 校長と教頭も、面倒はもうこりごりだと思っているようです。 しかも、その子を勝手に病気と決め付けたり、クラスから排除なんてとんでもない! 非人道的だと非難されるのはこっちです。 結局、大怪我だったら泣き寝入りさせられるところだったし、軽症で済んで本当に助かったと思いました。 実は引っ越しも本気で考えています。どうせ賃貸ですし。 ありがとうございました。
補助教諭がついていることから、そのお子さんには何らかの発達障碍等が あるのかも?ですね。 いまの学校には、育成学級(養護学級?)という学級はありませんか? 育成学級があるならば、そちらの担任の先生とも相談などして 話し合いを持っていただけるように校長に相談してみてください。 あまりにも問題行動が多数の生徒さんに迷惑をかけているのであれば 育成学級へ編入措置も考えてほしいと、クラス委員さんの保護者などと 相談して、校長へ直談判も考えた方がいいと思います。 育成学級も最近では、一緒にできる授業や行事などは実学年と一緒に うけられたり、問題のある授業は、育成学級で個別にとか柔軟に 対応しているようです。 (昔のように育成学級だけ隔離された~という状態は少ないみたいです。)
お礼
育成学級は残念ながらありません・・・ 私の通った小学校にはありましたが・・・ 養護学校となると抵抗があるでしょうから、転校はまずありえないと思います。 情報、ありがとうございました。
- 0913
- ベストアンサー率24% (738/3034)
当然、暴力はいけません。 どんな事情があろうとも、集団生活の中で許してはなりません。 また、そのお子さんのご家庭が母子家庭であろうとも、暴力はダメだし、母子家庭であることがカワイそうなことでもありません。 ご相談を読んで、今の教育問題の根本原因と重なるものを感じます。 その問題行動がある子は、なぜそのような行動をとるのか、担任を含め、その子の保護者もじっくり考える必要があると思います。 当事者抜きで(多くの場合、問題行動をもつ家庭の保護者は学校に来ないことが多いので)クラスの保護者で集まって話しても、批判や排除の相談にしかならず、対象の親子や先生をも追い詰めるだけだと思います。 特に子どもが周りを手や道具でたたく場合、言葉で気持ちを伝えることが下手で、つい手が出る場合が多く、その影には障害や病気が隠れている場合もあります。もし、そのような場合でも、「病気だから、障害があるから」と周りが我慢するのではなく、その子の保護者にはっきりと(感情的にならずに)事実を伝えましょう。 このような事例は母子家庭にだけ頻発するわけでなく、両親そろった家庭にも同じ確立で発生することをよく肝に銘じてください。 今後は、担任や校長を「追及」するのではなく、相手の保護者に対して、どのような対処や手当てをなされたか確認することが必要でしょう。 大切なことは、自分の子も周りの子も「幸せになるために生まれてきた」と言うことです。 粘り強くがんばってください。
お礼
ありがとうございます。 そのお子さんとお母さんが孤立しているということは全くありません。 逆に、お母さんにはお友達も多く、うちの息子も含め、クラスメートは彼を受け入れ仲良くしています。 それが担任には、心温まる美談に思えるらしく、 「彼のおかげで子供達の心に思いやりの気持や、相手を理解する気持が生まれているんですよ、お母さん、」 と逆に説得されています。 私はおっしゃるとおり、多動症などの疾患があると感じています。 だからこそ、専門のカウンセラーに相談するよう勧めるとか、養護学級(最近はそういう呼び方はしないのでしょうか。。。) のある小学校に遠くても通わせるとか、お互いの幸せのためにこそ、悲惨な事件が起こるのを避けたいと思うのですが、・・・やっぱり言えません。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございます。 担任の先生はもうすぐ定年というベテランで、弱い者の立場に立って物事を考える方なので、きっとおっしゃる通りだと思います。 幸い、誰もその子や母親を責める人はいませんし、子供達も仲が良いので。 理想的な解決法ではないかと思いました。