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東京23区の並び順はどうやって決まっているのですか。
23区の道路地図をみると千代田区、中央区、港区・・・・江戸川区とみんな同じ順番ですが、どうしてですか?
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No.1の回答にあるJIS規格とは,「JIS X 0401 都道府県コード」「JIS X 0402 市区町村コード」で,いずれも1970年4月1日に制定されています(その後,自治体の変更があるたび随時修正)。 また,同じ日に行政管理庁から「統計に用いる都道府県等の区域を示す標準コード」として告示されています。 これにより,都道府県は北海道01000,青森県02000,…,沖縄県47000のように番号がふられます。 また23区は千代田区13101,中央区13102,…,江戸川区13123となります。また23区全体を示すには13100が使われます。 これらのコード番号は,1968年12月1日付けで自治省が内部用として定めたものが基になっています。 しかし,コード番号が振られる前から,統計資料などで使われる23区の順序は,習慣的に今のものと同じ並びになっていました。 今の23区が成立したのは1947年で,その前は半年ほど22区の時期があり(練馬と板橋はあわせて板橋区という一つの区だった),その前は35区でした。 その35区時代の東京都の区分地図を見たことがありますが,神田区と麹町区は合わせて一つのページ,また日本橋区と京橋区もあわせて一つ…のように,結果的に今の23区に非常に近いページの割り振りになっていました。 そして,その順序も今のものとほぼ同じでした。 おそらく,東京市が拡大して,池袋や新宿などが含まれるようになって,35区制になった,1932年(昭和7年)当初にまでさかのぼるのではないでしょうか。 またその並べ方は,やはり皇居を中心にして時計回りということではないかと思います。 10年ほど前の一時期,昭文社がポケット版の地図で23区の配列に独自の順序を試みたことがありましたが,1年ほどで元に戻っています。(参考URL) 私もこの地図を使っていたことがありましたが,伝統的な配列に長年なれ親しんできたせいもあり,やはり探しにくいと思いました。 一方,同じ東京都内の区分地図でも多摩地区の配列は出版社によってまちまちで,23区と対照的です。 自治省やJISのコードでは,市制施行順に,八王子・立川・武蔵野・三鷹・青梅…と並んでいますが,この順序の地図帳は見たことがありません。 ただ,概ね東から西へというものが多く,江戸川区の次には武蔵野・三鷹が来ているものが多いですが,そこから先はまちまちです。
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- knj9999
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もともとの理由は皇居を中心にして、時計回りに隣接する区を並べていく、ということだったかと思いますが、現在の地図などはJIS規格に並べ順が決まっています。都道府県の順番もJIS準拠で、どの地図や統計でも同じです。
お礼
はやばやとご回答ありがとうございます。日本工業規格はこういうところにも及ぶのですね。
お礼
完璧です。ありがとうございます。