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贈る言葉
こんにちは。昔、金八先生でおなじみの贈る言葉についてなんですが、名曲といわれてますが、気になる所があります。「求めないで優しさなんて臆病者の言い訳だから」は何となく人にたよらず、自分で道を切り開け、みたいな事を言いたいんだと思いますが、「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」という所はどうも綺麗事を言ってるように感じるのです。現実、人は悲しみが多いほど人には、攻撃的になったり関わりたがらなくなる方が多いと思うんですけど。例えば虐待の連鎖(幼児期に親から虐待を受けた人は自分の子供にも虐待をする率が高くなる)や、いじめを受けた人などは、人とあまり接点を持ちたがらないようになると思うんですが、どう思いますか?
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贈る言葉の歌詞についてこんなエピソードがありますので、少し紹介させてください。 武田鉄矢氏が金八先生役をやる事に決まった時、脚本を読んで出来上がったのがこの「贈る言葉」と言う曲らしいです。 で、その脚本の中に「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」と言う一節があり、その言葉が印象に残り、詞の中に入れたかったと言う事です。ここで言う所の優しさの意味ですが、ドラマの中で鉄矢氏も言ってますね。「優」と言う字は「人」(にんべん)と「憂」から出来ている。「憂」=「悲しみ」と鉄矢氏は解釈し、人は憂いがあってこそ優しくなれる…と言うような事を言ってます。つまり、漢字のつくりから鉄矢氏はこう言う風に言ったのではないでしょうか? 詞の内容に関しては人それぞれ感じ方は異なって当然ですし、a-totoroさんが「綺麗ごと」と解釈されるのも理解出来ます。先の回答者の方も仰っていますが、逆に攻撃的になったりもする(逆切れ?)でしょうし、色んなタイプの人間がいますね。 ですので、詞の内容云々よりも、人それぞれの捉え方の問題のように私は思いますが、如何でしょうか?(曖昧な回答と言うかアドバイスでごめんなさい!) by yama585
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- blueyellow
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「求めないで優しさなんて・・・」の解釈が私は全く違いますが(汗)。 その直前の歌詞「信じられぬと・・・」と続けて考えると 「人に優しさを自分から求めないで、人は優しくないと言うのは 人に優しさを求める事に臆病になってる人の言い訳だ」 ・・・と、私は思っていたのですが・・・。(違うのかな???) だからこそ「思いきって人の優しさを信じ、結果裏切られても 初めから信じないよりはいい」と、いう事だと思うのです。 それから「人は悲しみが・・・」の方は、 「悲しい」の定義というか、内容が問題と思います。 「肉親の死」「自己の限界の認識」「どうにもならない理不尽さ」 など、悲しみを「痛感できた人」は、 「人の悲しみも理解できる」という感じと思います。 ただ、「虐待」など、幼児期のすり込み的な事は 専門の治療を要する場合などもあると思うので ちょっと一緒の「悲しみ」にくくっては いけない気がします。 あくまで、人生を歩むうち遭遇する、さまざまな「悲しみ」 の事を言うのだと考えています。
お礼
有難うございます。なるほどそういう解釈もありましたね。勉強になりました。私が疑問なのは、意味としては悲しみを多く乗り越えられた人ほど人に優しくできるという感じなんでしょうが、悲しみが多いほど、とすると、多くの悲しみをのりこえて前向きな人も、悲しみを乗り越えられず、あがいてどんどんへこんでいく人も一色丹にしてる感じがするからです。悲しみが多いほど人の気持ちがわかる、優しくできる、一方で悲しみが多いが故、人を傷つけたり、人をよせつけなくなる人さまざまですね。
人は悲しみが多いほど に続く言葉は色々あると思います。 人or物を傷つける 人or物を憎む 色々あるでしょう。 自分が何故泣いているのか分かった時 人に同じ目を逢わせるか、逢わせないかの違いでしょう。 でも歌の流れは 「涙抑えて笑うよりは思い切り泣け」と言う内容(文言そのままだと削除されかねないので…)から 「人は悲しみが多いほど~」と続きます 「涙は己の感情が心から溢れて涙になる」 人目はばからず泣け(そうして少しずつ大人になって)…ですから 「心を開いて感受性を豊にしてしっかりと泣けるようになって、一歩一歩大きくなっていった人ほど」 を一言で「悲しみが多いほど」と言っている感じがします。 ですから「人は悲しみが多いほど」の続きは「人には優しくできる」 で良いと思います。 >虐待の連鎖 は成長していない人の事を言っているので歌の歌詞と一致しないですよね? この歌が「綺麗事」と片づけられてしまっては少し惜しい歌ですね。 詩が無意味でテンポやアーティスト名だけがミリオンセラーになってしまうって すごく悲しいとおもいませんか?(質問と外れますけどね)
お礼
有難うございます。とても勉強になりました。この歌すべてが綺麗事とは思ってません。そこの部分だけ?と感じたんです。基本的には大好きな曲です。でも周りを見てやはり理想であって、現実はそうじゃないと、思うようになりました。何故、泣いてるか解った時、人やものを傷つけたり、心にバリアを張ってしまう人が周囲には悲しいですけど、多く感じられます。 私は好きなアーティスト以外は、詩重視の方です。
- stargirl
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頑張れソングは、綺麗事かかなきゃ意味ないからですよ。真剣にならないで。無条件にうけるのですから。。理想論ですよ。不倫の末に家庭を捨てた人が愛を歌うのが現実です。納得できなければ放置するのみですよ。。
お礼
不倫の末に家庭を捨てた人が愛を歌うのが現実という事は私も感じてました。恋愛ソングでは愛は絶対で道徳などは二の次ですもんね。
- UmenoMiyako
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こんにちは。 シビアな意見ですね。 >現実、人は悲しみが多いほど人には、攻撃的になったり関わりたがらなくなる方が>多いと思うんですけど。例えば虐待の連鎖(幼児期に親から虐待を受けた人は自分>の子供にも虐待をする率が高くなる)や、いじめを受けた人などは、人とあまり接>点を持ちたがらないようになると思うんですが、どう思いますか? 確かにそういう面もあると思います。 でもそれは一概には言えないと思います。 同じ経験をしても、攻撃的になる人もいますし、人に優しくできる人もいると思います。 それは、その人のもともとの性格や環境に大きく依存すると思いますが。 あまりにもひどい目にあったりすると人を信じれなくなったり、また、同じように痛い目にあいたくないために、先制攻撃的に攻撃的になる人もいるでしょうし、 自分と同じ境遇に人を引きずりこみたいという人もいるでしょう。 でも、そんなことばかりではないと思います。 何回も養父母を変わって辛い思いをしてきた人でも、まっすぐ、人にやさしい人もいますし。。。 私事で恐縮ですが、 私は、自分が痛い目にあって、初めて、ほんとうに痛みということがよくわかりました。また、人に裏切られる辛さ、自分のすべてをかけて信頼した人に裏切られる悲しさ。寂しさ。 だからといって、私は人を信じれないとは思えません。最初はやや猜疑心がありましたが、でも心のどこかで、やはり人を信じたい、という思いがあったから、 また、そう思わせてくれる友人が周りにいたから、そういう経験をしてから自分の行動にもっと責任を持つようになりましたし、及ばないながら、気遣うということがわかってきたような気がします。 そのときは辛かったですし、いまでもちょっと心がいたいこともありますが、その経験をしなければ、今の私はなかったわけだし、今の自分の方が、好きです。 だからといって、その経験をもう一度したいということは絶対ないですが。 ほんとうにいろいろ辛い経験をなさっている方にくらべれば撮るに足らない話かもしれませんが。 最後になりましたが、結論として、それを奇麗ごととはおもいませんし、また奇麗事とは思いたくないと思います。そんなことない。ってネガティブな思想を跳ね除けたい人たちも少なくないと思います。だからこそ『送る言葉』が胸に響く人がおおいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。私はこの曲は基本的には大好きです。だからこそ詩の意味を真剣に気になるのですが、もちろんそこの部分以外は奇麗事とは思いません。昔のいじめがトラウマとなり大人になっても普通の人間関係が築けない人、引きこもる人、恋愛で相手に裏切られ、その後、純粋な恋愛ができず、男の貢物=愛という風にかわってしまった友人、など世間的にみても、自分の周りを見ても、?という事が多かったのです。UmenoMiyakoさんは悲しみを乗り越え、+の方向に自分を導く事ができたんだと思います。でも、乗り越えられないでどんどん-の方にいっている人もたくさんいるように感じます。
お礼
有難うございます。そういうエピソードがあったのは知りませんでした。とても感激です。金八先生も再放送ですが、見てました。ただ、自分が中学に入って、周りを見る限り、ドラマみたいには行かないなあと、思いました。いくら先生が熱心になっても、いう事を聞かない人はいつまでもそうだし、生徒がいじめを訴えても日常茶飯事的な解釈でしたし、自分もそのころ怒られたり、叩かれたりした先生に対して感謝もなければ、恨みもない、どうしてるかなんて、考えもしないし、人に言われないと思い出さない。現実は違うという事でしょうね。だからこそ金八先生はカリスマ先生なんでしょうね。