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「サイズを塗る」の意味
技法のひとつかと思うのですが、「サイズを塗る」とはどんな意味でしょうか。 検索するとにじみ止めと出てきますが、いまいちよくわかりません。 特に油絵に用いる場合が知りたいのですが。
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サイジング:目止めです。 水彩紙では、紙の目を膠水(ゼラチン)等で埋めて、絵の具がしみ込み過ぎないようにしてあるのが普通です。発色を良くする効果もあります。 油彩では、生キャンバスを使用する場合、布目を膠水等(カゼインや合成樹脂も使われます。)で埋めて油がしみ込まないように絶縁し、布が油で傷まないようにするのが目的です。 ラビットスキン・グルー 1:水13~15の割合位でしょうか。 その後、地塗り(鉛白+乾性油あるいは、ジェッソ)を行ないます。 アクリル系のジェッソで地塗りする場合は、省略される場合も有るようです。 貼りキャンバスなどで地塗りをしてある場合には処理されていると思います。 また、板に描くときも、ヤニ止めとして膠を塗った後に地塗りを行なった方が良いと思います。