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カルロス・クライバーの第7

ベートーベンの交響曲の中では第7が一番好きです。 私はカール・ベームのファンで、ベートーベンは第1から第9までベームのセットを持っています。 最近、音楽に詳しい人からクライバーの第7が良いとすすめられました。 銀座の山野でCDを試聴しようと思ったのですが、できませんでした。 クライバーの第7をお聴きになったことのある方、ご感想をお聞かせ下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • adagietto
  • ベストアンサー率29% (19/64)
回答No.4

メジャーレーベルによる正規版は♯1の方のおっしゃるとおり3タイプがリリースされています。(マイナーレーベルなら他にもいくつかあります) ●ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1975年録音版 DG) 第1・3・4楽章の反復が譜面どおり忠実に繰り返されています。 総じてよくまとまっており、品のある演奏です。 おちついて聴けます。 カール・ベームに慣れていらっしゃる方ならこれがもっとも聴きやすいと思いますよ。 ●バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1982年録音版 ORFEO) これは繰り返しなしです。 前回の録音から7年の間にいったい何があったのだろう?と思わせるほど変化があります。 とにかく「すごい!ものすごい!」アグレッシブな演奏で,第4楽章もさることながら,第3楽章から第4楽章にかけてがもおもしろく, また第1楽章のPoco sostenutoからVivaceに移行するところなどは狂気じみているようにさえ感じられます。 VPO版と聴き比べてみるとなかなかおもしろいですよ! ●ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1983年録音版 PHILIPS) これも繰り返しなしです。 上記2作品と異なりDVDなので指揮する姿を観ることができます。 そのため,興奮も一入です。 VPO,バイエルン,RCOどれもタイプが全然ちがうオケなので音色については「好み」ということになりましょう。 意外性という点ではRCO版がおすすめです。コンセルトヘボウがこんな音を出すんだ……というおどろきがありました。 またクライバーは第2楽章の結びを他のどの指揮者もしないやり方で聴かせます。(いずれの版もそうです) 何がちがうかはすぐに判ると思います。

sacristain
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 やはりクライバーは2楽章が面白そうですね。 これは視聴できなくても是非CDを買わなければ! ご意見を寄せて下さった皆さんへ感謝。

その他の回答 (3)

noname#204885
noname#204885
回答No.3

DGのウイーンフィル盤を愛聴してます。 全くの個人的感想で一言で言うと、まるでモーツアルトを振るごとくのよう・・・。もちろん軽やかな妖精のようなモーツアルトに対し、ベトナナは雲つく巨人なのですが、クライバーの棒さばきがあまりに決まっているので、KONISIKIが浅田舞のごとく3回転トリプルアクセルを軽やかに飛んでいるかのような倒錯的な快感を味わえます。 あとは、2楽章のアレグレットかなあ。2楽章を聞いて「確かにこれはアレグレットだ」と認識したのはクライバーの演奏がはじめてでした。ベームの演奏は決して嫌いではないですが、彼の2楽章はどう考えてもアンダンテにしか聞こえません。

sacristain
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 クライバーの「永遠のアレグレット」是非聴いてみたくなりました。 お礼が遅れてすみませんでした。

  • nabayosh
  • ベストアンサー率23% (256/1092)
回答No.2

クライバーの音楽は、アーティキュレーションに説得力があります。 そして高揚感がある音楽が繰り広げられます。 ベームが精神を鎮静する作用があるとしたら、クライバーは真逆ということになると思います。 #1のバイエルンのものは聴いて損はありませんが、おそらくベームを聴いている人には破天荒に聴こえるかもしれません。

sacristain
質問者

お礼

早速のご意見、ありがとうございます。 ベームと対極的というのはちょっと興味をそそられます。 お礼が遅れてすみませんでした。

  • 3131g
  • ベストアンサー率7% (1/13)
回答No.1

カルロスとエーリヒ。カルロスの方ですよね。 HMVのレビューは絶賛の嵐です。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1408539 カルロスのベト7は何種類か録音があります。 上記アドレスのもの。 ウィーン・フィルとのもの。レーベルはDG。CD。 コンセルトヘボウ管弦楽団とのもの。DVD。 正規盤はこの三つだったと思います。 あくまで私の感想ですが バイエルン国立管弦楽団とのものは燃焼度が高いです。フィナーレは物凄いスピードです。スリリングです。演奏後、聴衆があっけに取られている様子が感じられます。3つの中ではこれが一番凄いと思います。 ウィーン・フィル盤のフィナーレは酩酊するかのようです。バイエルン盤ほどスリリングではないので、もっと落ち着いて聴けます。第2楽章も悲しみを捨てるかのような感動があります。 コンセルトヘボウ盤は音が硬いように感じました。私の好みではありませんでした。

sacristain
質問者

お礼

具体的でわかりやすいご回答をありがとうございます。 どうやら私の好みから言ってウィーン・フィル バージョンが合いそうですね。 お礼が遅れて申し訳ありませんでした。

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