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つらい経験をしなければ、人の気持ちは分かってあげられませんか?
20代の兼業主婦です。 「人と同じ立場に立つ」ということについて考えています。 私は中流の家庭に普通に育ち、身近な人が亡くなった経験はなく、 家族が大病にかかったこともありません。 「勉強ができない」だの「痩せたい」だの、普通一般的な悩みしか 今まで抱えてこなかったように思います。 (だから幸せ、という意味ではありません。念の為。) 最近、知り合いになった40代のライターから、 『人の気持ちが分かるには、つらい経験をしなければいけない』 と言われました。 でも、『つらい経験』は、意識的にするものではないと思います。 それでも、他人と同じ気持ちになりたい、気持ちを分かってあげられる人に なりたい、と思ったら、どのようにしたらよいと思いますか。 例えば、私の夫には父親がいません(夫が幼少の頃、突然死)。 私には父親がいるので、父親のいない人の気持ちは分かりません。 父親のいない家庭の生活スタイルがどういうものか、分かりません。 ある時夫とケンカした時、親がいないつらさを「分かる」と言ったら、 『分かるわけねぇよ!分かってたまるかよ!!』と泣きながら言われました。 その通りだと思いました。 そして、たぶん目には見えないけどつらい人生を送ってきたんだろうな、 と思いました。 この問題に限らず、例えば大病を侵した人の気持ち、 信頼していた人に裏切られた人の気持ち、 誰にも言えない欠点を抱えて日夜悩む人の気持ち、 あと・・・なかなか浮かびませんが、とにかく人の気持ちです。 前に何かで、『有能な小説家は、その経験をしなくとも その人の気持ちを理解して書くことができる』とあって、 今思うとなぜかな?と思います。 完全に異なる立場の人と、どのようにしたら上辺だけでなく 気持ちを分かってあげられる人になれると思いますか。 ご意見をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
わからなくて良いんだと思いますよ。 むしろ自分が辛い体験をしたからといって、他人の痛みがわかっていると過信するほうが危険かと。 わからなくても、わからないなりの言葉の掛け方があります。 わからないからこそ言える言葉もありますし、 わからない人からの言葉で救われる事だってあるでしょう。 「親が居ない辛さがわかるか」と言われたら、 「自分にはそれはわからないけど、貴方が辛い思いをしたのはわかる。」 「どれほど辛いのかは測りきれないけど、辛いんだって事はわかる。」 それで良いじゃないですか。 その上で、自分に出来る慰めをすれば良いんです。 「その辛さを和らげる為に、私はどうすれば良いの?」 そうして沢山話し合って、色々な話を聞けば、 相手がどのように、どれだけ辛いのかが少しだけわかって、 自分はどうすれば良いのかが見えてくるかもしれません。
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- rinring
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確かに本当の意味では何かを経験しないと、相手の気持ちを理解できないし(それであっても100%理解するのは不可能だと思います) 理解するのではなくて考える事が大切だと思います。 悩みを共感するのは同じ時間に同じ場所で同じ経験をしないと難しいかなと思います。(あるCMでそこの社員の人間が、相手の悩みを共感できると言うのがありましたが、空々しいなっていつも思います。そのCMは発毛のCMで台詞を言っていたのはアドバイザーの若い女性でした) 経験をしなくとも人の話を聞いて考えたり、本を読んだり、テレビや映画を観たりしてそこにある相手が何を考えて作ったかを想像しながら、読み観る事で、相手の気持ちを考える事も一つの方法かなと思います。
お礼
遅くなりましたが、ご回答どうもありがとうございました。 外からいろいろ情報を吸収するということですね。 本も映画もまるで興味がないので、そう共感するという気持ちに なること自体が少ないのですが(友達の話などは異常に共感しますが) いろんな立場の人を知ることで考える力を養っていけばよいのでしょうか。
- hogepuke
- ベストアンサー率33% (1/3)
自分の考えとしましては、その人の考えを完全に理解するのは無理だと思っていますが、良く話を聞き100じゃなくても80ぐらいまで理解するのは可能だと思っています。 この場合、どれだけ似たような人と話をして真摯に心を傾けた等の人生の経験が重要だと思っています。 辛い経験などあればよいものでしょうが、話し相手のことを良く聞く事で気持ちに触れることができ、それを経験として吸収していければ、理解することは可能だと思っています。
お礼
遅くなりましたが回答ありがとうございました。 相手の話を聞く、ということは、今まで夫が どれだけつらい人生を送ってきたのかを察する、もしくは 過去の話が出た場合に、真剣に話を聞くということでしょうか。 確かに私もそのことは触れずに逃げていたかもしれません。 理解できないだろう、という固定観念が頭にあり、怖かったのかも しれません。
- 122806
- ベストアンサー率22% (2/9)
そのような本や映画を見てみるのはどうでしょうか?本なら、その時の気持ちなんかも書いてあって、いいんじゃないかと思います。闘病記なんかはかなり図書館にもあります。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございました。 そうですね、エンターテイメントにはあまり興味がなかったので、今後意識して探してみることにします。
お礼
遅くなりました。ご回答ありがとうございます。 そうですね、言葉のかけ方にもっと気遣うべきでしたね。 元のケンカの理由は、夫が私より元の家族を優先するような ことが多くて、その嫉妬が原因だったのですが、 「その辛さを和らげるためにどうしたらよいか」を考えると、 夫の行動に口を挟まないことだったのかもしれませんね。 新婚だったこともあり、つい嫉妬してしまって。