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メタボリックシンドロームと新陳代謝の関係
メタボリックシンドロームのメタボリック(metabolic)を辞書で引くと、「新陳代謝の」と言う意味でした。 日本で「メタボリックシンドローム」と言うと、「内臓脂肪が多い状態」を指すのだと思っていたのですが、「内臓脂肪が多い」ということと、「新陳代謝」の間には、何か関係があるのでしょうか? それとも、メタボリックシンドロームと言う言葉は和製英語で、英語のmatabolicとは関係ないのでしょうか?
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一般人なので、詳細には説明できません。私も調べてみました。 (1)goo辞書 新語 メタボリックシンドローム 〔代謝症候群の意〕と出ます メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)と言う1つの言葉として捉えてみてはどうでしょうか。 米国やWHOでも使われているので和製英語ではないでしょう。 (2)生活習慣病健診・保健指導の在り方に関する検討会 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/08/s0826-9.html 平成17年度厚生労働科学研究<津下委員提出資料> http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/08/s0826-9d.html メタボリックシンドロームは、 心血管疾患予防を第一義の目的としてハイリスクグループを絞り込むために定義された疾患概念であり、 内臓脂肪の蓄積によりインスリン抵抗性(耐糖能異常)、動脈硬化惹起性リポ蛋白異常、血圧高値を合併する 病態である。 飽食と運動不足による過栄養を原因として内臓脂肪(腹腔内脂肪)が蓄積すると、 脂肪細胞よりさまざまな生理活性物質、アディポサイトカインの分泌異常をきたし、 糖・脂質代謝異常、高血圧、さらには心血管疾患を惹起する。 単に偶然リスクファクターが集まったものではなく、これらの代謝異常の上流に内臓脂肪蓄積を共通の基盤としてもつことが重要である。 言い換えれば、メタボリックシンドロームは体重減量、とくに内臓脂肪減量により確実な予防効果が期待できる症候群であるといえる。 >「内臓脂肪が多い」ということと、「新陳代謝」の間には、何か関係があるのでしょうか? 内臓脂肪が多いことが原因で”糖代謝異常”、”脂質代謝異常”等の状態になっていて、 糖尿病・心筋梗塞・脳卒中が、いつ発症してもおかしくない症状と理解したらどうでしょう。 糖尿病・心筋梗塞・脳卒中、どれも本人が病気にならないと、実際の怖さ辛さは理解できませんよね。
お礼
詳しい説明どうもありがとうございました。