ボブ・フォッシー 1925年7月23日イリノイ州シカゴ生まれ
偉大なるダンサーであり振付家、ミュージカルの演出や映画の監督も手がけたショウビズ界の帝王です。
父親がやっていたボードビルなどの巡業に幼いころからついて回り、10歳を過ぎたころからミュージカルのコーラスに参加。第2次大戦のころは海軍に所属しながら、部隊でダンスショーに出ていました。
その後は本格的にブロードウェイミュージカルの仕事を始め、出演、演出、振り付けと多彩に活動していました。
映画・舞台で特に有名なのが「キャバレー」、「オールザットジャズ」かと思います。
「オールザットジャズ」は自伝的作品といわれ、ロイ・シャイダー扮する酒とドラッグに溺れた舞台演出家が、見事にボブ・フォッシー本人とオーバーラップしてました。「It`s Showtime」の台詞は私にとって忘れられない名セリフです。
他にも「パジャマゲーム」、「レニーブルース」、「スィートチャリティ」、「シカゴ」、「ダンシン」などの作品があります。
ボブ・フォッシーの振り付けは、ラルズダルズという独特のテクニックがあり、不自然な感じの動きや、セクシーな表現がとても魅力あるものになっています。
私は見そびれてしまいましたが、昨年「フォッシー」の日本公演は話題になりましたね。
今はもう亡くなってしまいましたが、ティム・ロビンスと並び、ブロードウェイミュージカルを支えた真の立役者だと思います。
お礼
大変詳しくご説明ありがとうございます。 「FOSSE」っていう、ビデオを見つけたのですが、 それは、映画でしょうか? フォッシーの紹介ビデオなんでしょうか?