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常勤の方が損?
夫39歳。妻38歳です。 夫の扶養を出て、常勤で働くと損になる、と夫に言われて疑問に思っております。どれくらい私の年収があれば(or世帯年収があれば)損にならないのか?教えていただけませんでしょうか? 現在は103万内のパートで働いています。仕事ぶりが認められ、来年度は常勤にならないか?と言われています。 比較的勤務日や勤務時間などが融通の利く職場で、とても働きやすく、主婦には願ったり叶ったりな職場です。 年収は税込みで300万ほどでけっして高いわけではないのですが、パート時よりははるかに給与がアップします。やりたいことがあって貯蓄もしているので、できればこのお話は受けたいと考えています。 ところが、夫が難色をしめしています。 夫は「パートの方が得だ」と言って譲らないのです。結婚10年間ずっと扶養にはいってきたので、今私が扶養を外れると、夫の会社で支払ってもらってる企業年金がもったいない、というのです。 人に聞くと、実際皆さん「小遣い稼ぎに丁度いいのに、なぜパートの方が得だなんて変な躊躇するの?」と不思議そうにされます。 例えば離婚した場合、専業主婦も年金の半分がもらえるようになるというようなニュースを聞いていますので、それとはケースが違いますが、10年間が無駄になるということではないような気がします。 ちなみに、夫の会社の企業年金は消して世間から比べて悪いことはないような気がしますが、いずれにしても退職が早い会社なので、夫が60過ぎまでその会社に在籍できる保証はどこにもありません。
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質問者が選んだベストアンサー
結論から言うと 年収 300万 あれば、損する分より 増える分が多いと思われます。 まず 旦那さんの税金関係ですが、 旦那さんの年収、納税額によりますが、 所得税、住民税 が扶養控除がなくなる分増えます。 旦那さん年収が高ければ高いほど、税率があがるので 一概には言えませんが、 課税所得が、330万円超~700万円以下 とすると 所得税は、38万円の20% 住民税は、33万円の10% と約10万円 旦那さんの税金が増えます。 旦那さんの 健康保険、厚生年金 は、まったく変わりません。 あと、旦那さんの会社に 家族手当などがある場合は、 それが支給されなくなる可能性があります。 その分があれば、それもマイナスとして考えてください。 続いて 質問者さんですが これまで、税金、健康保険、税金 を納めていませんでしたが 今後は、納めるようになります。 税込300万だと、おおよそ 年間で 厚生年金が、 22万程度、健康保険 13万程度 雇用保険 2万程度 と約40万払います。 このうちまるまる損するのは、健康保険です。 旦那さんの会社の扶養でいる間は、まったくかからなかったので 丸損に近いです。 厚生年金は、丸損になるわけではありません。 旦那さんの扶養にいれば、質問者さんの国民年金は 第三号保険者といって、実際には収めていなくても おさめたことになります。その分については損と言えば 損になりますが、厚生年金部分については損するわけでは ありません。納めた分は、国民年金に上乗せされる形で 受けれます。 続いて質問者さんの税金ですが 300万 - 103万 - 40万 = 約160万 この160万が課税所得です。となると 所得税 16万 住民税 8 万程度になります。 年金は将来の話なので、先ほどの40万を損とかんがえると 損する部分は、 旦那さんの税金 10万 質問者さんの税金 24万 質問者さんの年金、社会保険 40万 + 旦那さんがもらえているかも知れない 扶養手当 ですので、74万から100万 が損 質問者さんが、+になるのが200万 ですから、損することはありませんよ。 共働きと専業主婦だと、 働いた時間と納めるべき負担、年金等でもらえる金額を比べると 圧倒的に 専業主婦のほうが 専業主婦のほうが 効率的です。 働く時間が 共働きの1/2なのに、納めるべき負担も 1/2 もらえる年金は、7/10 くらいですから・・・ (当然ですが、共働きの方が夫婦でもらえる金額は多いです。) 尚、金額はかなり大雑把に計算してるので、誤差はあります。
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- sapporo30
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No1 です。 2階建てといわれるのは、そのせいです。 3号保険者だった分は、実際には納めていなくても 国民年金に入っていたことになります。 なので、0になるということはありません。 103万以下なら納めなくても、払っていたことになるのが 103万を超えると、自分で国民年金 または 厚生年金に 加入しなくてはならなくなるということです。 国民年金に加入するか、会社で厚生年金に入るかは、 働き方によります。 質問者さんのような働き方だと 厚生年金に加入しなければならなくなります。 > 将来的には働いた期間の厚生年金と、 > 第3号に入っていた期間分の国民年金 ここは、少し理解が違います。 厚生年金、共済年金に入っている期間も国民年金に加入していると 数えます。 厚生年金 = 国民年金 + 厚生年金で上乗せの分 というかたちになります。 (これを2階建てと言います。) 国民年金は、20から60まで加入する義務があり すべて納めると、老齢基礎年金といわれるものが満額受け取れます。 厚生年金の上乗せ部分は、通算で納めていた金額によって もらえる金額が変わってきます。 そのうちの10年間は、3号保険者として、実際には 払っていないのですが、納めていると計算されるのです。 3号保険者といい、健康保険の扶養といい、 サラリーマンの妻は、有利な制度になっています。 それを捨てるということです。 損益分岐点としては、160万くらいでしょうか? (考え方にもよりますけどね) 103万までなら 税金負担なし 社会保険負担なし が、それを超えると、税負担 社会保険負担がでてきます。 160万くらいもらっても、ほとんど可処分所得がかわりません。 それを超えると 可処分所得は増えていきますので、 損にはならないです。
お礼
「二階建て」の意味がやっと解りました。損益分岐点という視点からみても、損にはならないことも理解できました。 第3号の特権を捨てるという意味においては夫がいうとおり、「損」とは言えますね。お金だけで見れば損にはならなくとも、他の複合的な数字にはできない部分までトータルに考えて、夫がいう部分にも理解をしめした上で、再度話し合いをしたいと思います。 こちらの質問が稚拙にも関わらず、二度にわたり、とても解りやすく、お教えいただきましてありがとうございました。
- masuling21
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年収300万円、社会保険加入、扶養家族無ですと、社会保険料3660000円、所得税33000円、住民税17000円程度で、可処分所得(年収から社会保険と税金を差し引いた額)が2584000円程度となります。 ご主人の負担増はNO.1の方のとおりとすると、決して損とは言えません。 103万円で負担なし(可処分所得100%)を選ぶのも、選択肢といえば言えるでしょう。 なお、金額は概算ですので、よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 自分だけの年収増という点では、得もしておりますが、支払う税金や保健のことで、今までよりは負担が増えるということで損という考え方もあるということですね。おそらく夫も、具体的に何が損、というよりは、103万のうち、56万までは(?でしたっけ?)課税されないことなども指して言っているのではないか?と思えてきました。
お礼
大変詳しくかつ解りやすく教えてくださいまして、誠にありがとうございます。やはり、損ではないようです。何を以って損と考えるかにもよりますが。(働かずとも受けられた恩恵を手放すということでの損ということですよね) 夫の年収ですが(最初に明示せずすみません)約1200万位です。そのうち、年老いた両親への仕送りをしていたり(扶養はしていない)、妹の病院治療代を援助したり、家のローンも払っておりますので、夫婦2人では暮らしていけるにしても、そんなにゆとりのある生活ではありません。 なお、扶養手当は数年前から廃止になっておりますので、なおさら扶養に入っているメリットが薄くなっていると感じております。 しつこいようですが、もう一度確認させていただいてもよろしいでしょうか?現在まで第3号で支払ってきた国民年金が、0になるということではないのですよね?自分の厚生年金の方に入るということで、将来的には働いた期間の厚生年金と、第3号に入っていた期間分の国民年金が支払われるということで良いのでしょうか?国民年金は最低何年支払わないと支給されない、というようなケースがありましたらご教示ください。