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pitapaのIC定期と区間指定割引の違いは?
pitapaのIC定期と区間指定割引は何がちがうんですか? 乗車回数が最低必要回数ギリギリの時は、区間指定の方がお得なんでしょうか。
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本回答において「区間指定割引適用の最低乗車回数」を「最低回数」と略させていただきます。また、計算の元となったのは阪急の運賃体系です。 結論から申し上げると、どちらが得かは一概にはいえません。 http://rail.hankyu.co.jp/pitapa_hanaplus/pitapa.html 確かに、↑にあるように 「1日から末日までの1ヶ月間、同じ区間を何十回か乗車する」場合は最低回数をクリアするかどうかにかかわらず、定期券の出番はなくなります。しかし、月の途中から1ヶ月間の場合はどうなるでしょうか。区間指定割引は月ごとの集計ですので最低回数をクリアできないばかりか、PiTaPaの利用回数割引も割引率が低くなってしまいます。したがって、もっとも得な買い方を探すなら、乗車回数や時間をきちんと見積もって、利用回数割引、定期券のほか、磁気式の回数券などを含めて検討する必要があります。 また、通常は定期券を買うとなったら何ヶ月も継続して通うことになるでしょう。割引率の高い3ヶ月・6ヶ月定期と、区間指定割引の最低回数クリアが連続したときの「連続利用割引」を合わせてかんがえなければなりません。 (1)最低回数クリアが確実に8ヶ月以上継続して通う場合 6ヶ月定期を買い続けるよりも、連続利用割引重複適用の区間指定割引のほうが安くなります。 (2)毎月最低回数クリアは確実だが、利用が7ヶ月以下のとき どちらが得か、利用月数によって変わってきます。 (3)利用は長期的だが最低回数をクリアしない月が発生する場合(下記(4)を除く) 最低回数をクリアしないと、連続利用割引の月数カウントは0に戻ってしまい、区間指定割引の請求額は1ヶ月定期と大差なくなります。6ヶ月定期を買い続けるくらい長期の利用なら、定期券のほうが有利になります。 (4)長期的に平均して、月ごとの乗車回数が最低回数の9割以下の場合。 この場合は、長期間継続的に乗車するとして6ヶ月定期を購入してもそのメリットはなくなります。したがって、一応区間指定割引を登録しておいて普段は利用回数割引だけの適用、たまたま利用が多い月があって、区間指定割引が適用されればラッキーという感じでしょう。 私の場合は(3)に該当しましたので6ヶ月定期にしましたが、結果的には大損でした。というのは突如転勤を言い渡され、月の途中から電車に乗らなくなってしまいました。区間指定割引ならこの場合、最終月は乗った分だけ払えばいいだけですが、定期を払い戻す際は月割り計算となってしまい、さらに払戻し手数料もかかります。 こんなこともありますので、どちらが得かを判断するのは、かなり難しい作業ですね。
お礼
非常に詳細・丁寧なご回答感謝します。自分ではここまで調べられませんでした。特に「月の途中から1ヶ月間の場合~」なんて気付きもしませんでした!やはり私もどちらが得かを判断するのは難しいですが、とても参考になりました。「連続利用割引」等も考慮して早速検討してみます。本当にありがとうございました!