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タンデマーの体重
以前、会社の人とタンデムしました。 身長180cm、体重110キロという巨漢の人でしたが、バイクに詳しい人だったので曲がるときなどうまく体重移動してくれて不安感なく運転できました。 今度は別の55キロの元教官の女性の人とタンデムすることになりました。 そこで思ったのですが、体重の重い人と軽い人とではどちらが安定するのでしょうか? ちなみにバイクはZRX1200です。 重ければ安定しそうですけど重心が高くなりそうで・・・。 まっすぐ走る分にはどちらが走りやすいのでしょうか?
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- eporo500
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ただひたすらまっすぐ走るのみの際には、タンデマーが重いほどリヤサスが沈むことでフロントフォークの角度が(バイクを横から見ると)寝ます。 これは直進安定性が高くなる効果を生みますので、これだけで言えば、より重い人の方が安定する、と言えそうですが、バイクは走行の際に左右に曲がりますし、発進、停止を繰り返します。ブレーキを掛けるだけで一気にフロントフォークは縮み、とたんに安定感を失います。 更に、サスペンションの許容範囲を超え、完全にフルボトムしてしまうと、酷く安定感を失いかねませんので要注意です。 重い人がタンデマーの場合、総合的に見れば安定感が増す訳ではなく、単にバイクの挙動が鈍くなる(つまり、発進・加速が鈍い、左右の切り返しが鈍い、ブレーキの効きが鈍いといった感じで、運動性が悪くなる)のですが、それによって安定感が増したかのような錯覚を生みます。 バイクの安定感が高くなる、というイメージで一番分かりやすいのは、より高い速度でも不安な挙動が出にくくなる、という事です。 高い速度の走行ではバランスのとれたフレームの強度が求められます。 タンデマーが体重のある人であるほどフレーム的には厳しく、 タンデマーがなるべく体重の軽い人である方が、バイクの安定感は保たれます。 もちろん、タンデマーがいない状態が最も安定感が高い事は言うまでもありません。 110キロの巨漢の方が後ろでうまく体重移動してくれて不安感無く運転できた、という事ですが、これは単に運転者のあなたが運転を主導せず、ライディングを後ろから操られていたに過ぎません。 とっさの判断の際に運転者のあなたとタンデマーの判断が逆だった場合、仮にあなたが右に行きたいと思ったとして、それにも関わらずバイクは左に行こうとしてしまってコントロール不能になってしまい、危険極まりません。 タンデマーの方には完全に荷物状態になってもらい、左右方向への体重移動は控えてもらうのが本当はベストなのです。 ちなみに、大排気量のバイクの方が安定感があるのは、重量があるためなどと当然のように語られる事が時々ありますが、豊かなエンジンパワー・トルクを持っていることと、エンジンのジャイロ効果が大きいことなどが原因であって、決して重量がありさえすれば安定感が出るものではありません。
- web_cats
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>そこで思ったのですが、体重の重い人と軽い人とではどちらが安定するのでしょうか? 極端に重いと運転に支障がでます。 でも0.1t程度なら怖がらず乗れれば大丈夫でしょう。 リアサスのイニシャルの調整は積極的に実行してください。 伸び側縮み側共にですよ。 昔ライダースクラブ誌の元編集長の根本氏が膝すり体験のためタンデムでサーキット走行をやって見せました。 このVTRが販売されていましたよ。 もう売っていないと思いますが雑誌社かネットオークションを探してみてはいかがですか。 タンデムランには参考になるはずです。 おまけ 根本氏は元GPライダーで海外でも参戦していました。
- jun502
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自分の経験からすると、体重の軽い人の方が運転しやすいです。もちろん極端に怖がったりしないことが前提ですけどね。 体重の重い人が後ろに乗ると重心が高くなるのもありますが、リア側に荷重がかかりすぎて、その分フロントの荷重が減ってしまい、前輪が普段よりも安定しなくなってしまいます。 もともとフロントの接地感が強いバイクなんかに乗っていますと、フロントが浮いたようにフワフワとし、その違いはかなりはっきりと感じます。