懲らしめて「あげなさい」?(水戸黄門)
水戸黄門という時代劇で「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」と黄門様が言う定番の台詞がありますよね?
ところが先日夕方の水戸黄門再放送(第13部、昭和57年10月18日~昭和58年4月11日放送、東野英治郎黄門)の中で東野黄門様が「助さん、格さん、懲らしめてあげなさい」と言っていました。
「懲らしめてやる」ことはあっても、「懲らしめてあげる」ことはあり得るのでしょうか?
私の持っている国語能力では「懲らしめてあげる」だと、何か後の反省材料となるように敢えて懲らしめるようなニュアンスを感じてしまいます。しかし物語の最後では、悪代官(?)とその一味は「重き沙汰下されると覚悟いたせ」と言われてたはずです。だったら最初から「懲らしめてやりなさい」でよいように思うのは私だけでしょうか?
懲らしめて「やる」と「あげる」の使い分け方があるのでしょうか?
なおその台詞は第14話堺以降のいずれかで言っていました。
お礼
顔写真はないのでしょうか。