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桂枝雀の落語で笑えられる人は性格がねじまがって、性根が悪い
表題のようなことを、ある人が何年か前に言っていたのですが、 どう思います?
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子雀師匠ご自身の言葉に「肉づきの面」というのが、あります。 本性は、とても暗い性格だそうです。 明るくおもしろい自分を演じてみたのだそうです。 つまり、仮面をかぶってみたのですね。 そして、本当の自分とは、違う自分を演じ続けていくうちに、面がとれなくなり、自分の顔について、はがれなくなったと、おっしゃっていました。 「肉づきの面」の出所は、蓮如上人の逸話からです。 そして、亡くなられたとき、面が離れたのだ。と、思いました。 師匠に共感でき、理解できる人は、仮面をかぶったことのある人かな。 と、思います。 自嘲的に褒め言葉として、使った可能性は、ないですか? 私は、談志師匠は、全く受け付けないのですが、好きなことがわかっている人にひどいことを言う気は、ありません。
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- Massy57
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関西在住の落語ファンです。 桂枝雀、まさに落語史上燦然と輝く大名人、少なくとも昭和では一番の天才と高く評価しています。ご質問の「枝雀の落語で笑えられる人は性格がねじまがって、性根が悪い」という評価はあながち間違いではないと考えています。性格のまっすぐな(単純な)、性根の良い(ものを深く考えない)人間なんて落語を聞きにいきませんよ。性格がねじまがって、性根が悪く、他人づきあいの悪い人間が落語を聞きに行くのです。 大名人枝雀の落語をこのむ方が単純で、ものを浅くしかとらえないはずがありません。自分は性格がねじ曲がり、性根が悪いことを誇りにおもいます。
お礼
心強いご回答を、ありがとうございます。 例の発言の主に言わせれば、 桂枝雀の落語で現在、笑える僕も 性格がねじまがって、性根が悪い ということですね。 そして、かつてあの時代、桂枝雀の落語を聞くために、 関西のホールを埋めていた、数多くのお客さんも同様に 「性格がねじまがって、性根が悪い」お仲間、というわけですね。 数多くのお仲間がいて、僕も本当に心強く、誇りに思います。 ありがとうございました。
- gutoku2
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う~ん。難しい設問ですね。 私は桂枝雀の落語が大好きです。 名人芸ではありませんが、あの独特の間合いは只者ではありません。 (あの芸を笑わない落語ファンが居るとは驚きです) (勿論、好き好きですが) 私に関しては、確かに性格はねじまがっているような気がします。 しかし、性根は悪くありません(たぶん)
お礼
ご回答ありがとうございます。 僕も桂枝雀の落語が大好きです。 笑える自分は普通ということですよね。 安心しました。 僕も、性格は普通に、人並みにねじまがっていると思います。
- Kamogawa27
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どうもです。 ある人とはどんな人でしょうかね?評論家ですか? その言葉は私には理解に苦しみますね。 枝雀さんの落語は 従来の落語からすると 顔の表情や体の動きが大げさなものですが それは話とは別な部分でも素直に笑えるというはずです だから枝雀さんの落語で笑えない人にこそ その言葉が当てはまりそうですが? 誰かの嫌味なブラックジョークなのかな?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ある人とはどんな人でしょうかね?評論家ですか? 実は僕が数年前まで勤めていた会社の上司です。 とても高圧的な態度で、僕はこの人とは最後までなじめませんでした。 その上司と2人で出張していた夜、 食事の折り、ほろ酔いぐらいで例の発言をしていました。 その数ヵ月後、社内でも言っていました。 彼は、ダウンタウンや青木さやかのファンだったのですが、 それと比較してそう言っていたようでした。 僕は最近、あるきっかけで、枝雀師匠の落語を初めて聞き始めました。 DVDではなく、CDなのですが、師匠の口ぶりから噺の世界が頭の中で生き生きとイメージとして見えると同時に、 師匠の様子を想像すると、おかしくてたまりません。 でも、枝雀師匠の落語を聞く度に、 やめた会社の例の高圧的な上司のあの発言も、トラウマのようによみがえってきます。 そして、その会社時代の嫌な思い出までがフラッシュバックしてくるわけです。 これを早く払拭して、師匠の落語を無条件に楽しめるようになるための糸口になるかも、と思い、今回の質問をした次第です。 長文で失礼しました。
- 風車の 弥七(@t87300)
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吉本の若手お笑い芸人という素人に毛が生えた奴らよりずーっと面白いです。 とにかく笑えます。 それなのに何で死を選んだのでしょう。残念です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >吉本の若手お笑い芸人という素人に毛が生えた奴らよりずーっと面白いです。 僕も同感です。 僕は落語を聞き始めたのが最近です。 生で見たかったですね。 残念です。
- cozyskt
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だとすると、談志の落語で笑える人は人間のクズってことでしょうか(笑)。 私の個人的な意見からすると、枝雀師匠の落語で笑えないような人とはお友達になりたくありませんねぇ。真っ当すぎる人ってぇのも面白みが無さ過ぎるんじゃないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 枝雀師匠の落語で笑える自分でよかったです。 >だとすると、談志の落語で笑える人は人間のクズってことでしょうか(笑)。 ということは、僕は談志師匠の落語で笑えそうですね(笑) 早速週末、近所のツタヤに行って探してきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 枝雀師匠の性格については、少し聞いたことがありました。 「肉づきの面」とご自身でおっしゃっていたのは、 初めてお伺いしました。 僕も多少は面をかぶっているので、興味深く感じます。 自分なりに少し掘り下げて調べてみようと思います。 質問文の例の発言ですが、 発言の主は、私の当時勤めていた会社の上司です。 その上司は、ダウンタウンや青木さやかを初めとする、 いわゆる若手芸人のファンです。 彼らのお笑いについていろいろと知っているようでした。 ANo.3様へのお礼の中で申し上げているのですが、 最初の飲み屋さんでの話はよく覚えていないのですが、 その次の、会社での発言の時は、確か、休憩時間中の同僚との雑談での中でした。 当時、社内で大規模な販売店向けのイベントの企画を練っていたのですが その上司は、自分がファンの若手芸人を呼ぶのがいいという意見でした。 しかし、誰かが、販売店の店主の年齢層が比較的高いので、 落語家の方がいいのでは、と軽く言い、枝雀師匠を呼べたら 販売店は喜ぶだろうなと言っていました。 そして、くだんの発言を上司はしたのです。 かなり冷ややかな雰囲気だったと記憶しています。 その後、誰かが、枝雀は自殺して亡くなっているぞ、と言ったところまで、 覚えています。 今から考えると、その上司はもともと、比喩や冗談を言わないし、 ツッコミというよりも揚げ足を取って厳しく攻撃してくる人だったので、 本心で表題のようなことを言ったのではないかもしれません。 そう思わないと、僕がくだんの発言を忘れてしまえないと、 お礼を書きながら思いました。 長文で失礼しました。