芸能人の暴露本、なぜ書かれた側は訴えない?
芸能人の暴露本を本屋やコンビニで売っているのを見かけます。
以前の暴露記事というのは、週刊誌の芸能人短信コーナーで
トレンディ俳優のI.J.が・・・ とか
宝塚出身の女優K.R.は・・・・ とか
最近結婚したお笑いタレントのSが・・・
というようにイニシャルにして伏せ、名前を出さないようにして、芸能通以外の読者にはわからないようにするのが普通でした。
ところが最近の芸能人暴露本を見ると、裁判沙汰になった人は名前を堂々と載せていますし(最近では、お塩とかのりPとか)、裁判沙汰にならない人でも、非常によく似た似顔絵を載せたり、「○○という番組の司会者」というように、少しでもTVを見ていれば、誰でも推測できるような直接的な描写になっています。
それらの中には、とてもまともな社会人とは思えないような非常識な行動をとる芸能人たちの行状が暴露されており、普通の常識で考えると
「これ、”暴露”じゃなくて”でっち上げ”だろ。いくら言論の自由があるといっても、ここまでいい加減な内容はあきれるな・・・」
というようなものがあります。
どうして、書かれた本人や所属事務所は出版社や著者を訴えないのでしょうか?